現在私が直面している最大の謎は自己正当化型ADHDだ。注意欠陥や多動は普通の多動型やボーっとしたADHDとあまり変わらず、「自分の非を認めない」ことと「異常に表面的で浅薄な現実認識」を特徴とする。「モラハラ」「パワハラ」や「DV」の加害者になることが多い。
何でも極端にワンパターンで「学歴」だけで差別したり、外で働く昔の「ブルーカラー」に対する職業差別も根強い。非常にしつこく同じことを周囲の人に強制的に訴え続けるが、後では「あなたが自分でしたこと」と責任を負わない。
幼児期から弟をいじめたり、「自分が一番」の待遇を勝ち取ろうとする。他のADHDと一番違うところは合理的でないところだ。自分の非について、浅薄な現実認識については絶対的に確信しており、訂正は非常に難しい。安易な宗教への没入もよく見られる。
自分の非を認められないので、心療内科・精神科には「パニック障害」や「身体表現性障害」、「社会不安障害」等の身体症状で受診する。訴えの中身も特徴的で、常に周囲の人から自分がストレスを受け続けていると被害を強調する。
テレビ等のマスコミの報道に異常に反応して立腹したり、自分の思い通りにならない時の激しい「怒り」が特徴だ。
さてこの自己正当化型ADHDの位置づけが難しい。注意欠陥(バラバラの認知)などの認知の特徴は他のADHDと同じなので、今のところ私はADHDの中に入れている。
問題は「愛着」である。「支配的」といえば支配的で、子供などには自分の価値観をごり押ししてしつこく強制し、思い通りにしようとする。逆に言うとおりにしない時には悪し様に非難するのも特徴の一つだ。
ただASと違うのは、ASは「特定の相手に対して」であるのが、自己正当化型ADHDは相手自身に対する関心は無く、「自分の思い通りになることだけに関心がある」というようなところだ。その一番の表れが、「相手への自分の責任を負わない」という行動だ。
そういう意味で私は「人への愛着は基本的に無い」と考えてADHDに分類する。一番近いのは「過集中状態のADHD」だろう。年中過集中状態で、反する言葉に激昂し、人にも強制し、合理的な反論に耳を貸せない。
愛情が支配になり、いつの間にか私も「自己正当型ADHD」になってしまったのだろうか?
正直、全てが自分の思い通りになったら、どんなに幸せだろうかと想像します。
でも、現実は違います。
厳しい現実から逃げることもできません。
これが現実なんだと思います。
ここに参加しても、私には逃げられない現実があります。
僅かな希望でも、見えた時は嬉しくなります。
喜んだり、悲しんだり、その幅が問題を抱えない人よりも大きいだけだと思います。
私の母親が『自己正当化型ADHD』だ、と思います。ここに書かれている特徴はそのまま当てはまり、あまり認めたくないけど、私のADHDは恐らく母親からの遺伝ではないかと思っています。
母は鍋をよく焦がす人でした。
そそっかしいというか、基本の行動パターンはまさにADHDの注意欠陥そのものなので、鍋をかけたまま他の用事をしに行って、そのまま忘れてしまうからです。
見かねた私が『鍋をかけてるときは、火を消すまで台所から絶対離れないようにしたら?』と言ったところ、逆上されたので、もう何も言わなくなりました(^_^;)
友人関係を見ても、まず『自分の話に頷いてくれる』という基準で付き合う人を決めていたようです。また自分の意見に反対する人とは、どんどん付き合いをやめていました。
私は『愛着』のイメージがまだはっきりできないのですが、時々『こだわり』とか『自分ルール』に置きかえて考えるときもあります。母だけ見てると、たとえば『自分ルール』のような一貫性はなく、非常に場当たり的な物事の考え方や行動パターンはまさにADHD的。とても浅はかな考えであるにもかかわらず、どうしてこんなに強く押しつけるのだろう?という印象を受けます。
ADHDの一般的な3分類の多動型、不注意型、混合型の中の、混合型の中の一群かな、という気もします。自分を強く正当化するその内面は、非常に不安定で揺らぎやすいのではないか、とは最近母を見て考えることです。
yurinさんのコメントを読んで、ビックリするほど私の母と同じようです。
母の一大事特徴は”鍋を焦す”どんなに新しい鍋を買ってきても全部底は真っ黒です。
三回もボヤを出しています。
>「学歴」だけで差別したり・・・・・
私の母は内容的にはこの反対で、金持ち、エリート系、大企業の社員に関してボロクソです。
ものすごい反体制のところがあり、極端に白黒、善悪のレッテルを付けたがります。
(金持ちになると悪?これが非常に私に影響しトラウマになっています。)
そのわりに、自分ののやっている事には甘く、お嬢様的です。
これには育った環境が大きく影響しているような気もします。
母の父がそれとは反対のエリート思考だったので、それに反抗し続けているように見えます。
母の中で永遠に自分の父親を許せないような、そして老いた今もその思考が癖になって定着してしまっているようです。
>自分の非を認められない
これを認めてしまうと、今まで自分を支えて来たものが全て崩れてしまうようなのではと思われます。
これには生まれ育った環境もあるようですが。
(続きを連続投稿させていただきます)
正統派ADHDというのは、育った環境に影響されたADHDの二次的障害ということもあるのでしょうか?
何か育った環境からコンプレックスを植え付けられ、自分に自信が持てないからこそ、表面的に自分の価値のレッテルを貼りそれにしがみついているようにも見えます。
良く、占いとかにはまっている人がいますが、母の場合自分で思い込んだ価値にはまり、まるでそれを信仰しているようです。
>テレビ等のマスコミの報道に異常に反応して立腹
これも全く同じです。あまりに安易に受け止めて立腹するので、この現象をそばで見ていると、内容とは関係なく間接的に何か幼児期から抱えている問題に立腹し、そのエネルギーをそこへぶつけ仕返しをしているようにも見えます。
これが、もう一つの現象として水を良く使いたがります、洗濯の仕方や汚いものを洗っている時など、何か過去のものを洗い流したいような感じで、ヒステリックにやっています。
また、自分より弱いものに加担する傾向があります。時には相手を病気にまで仕立て上げてしまうくらいです。
それによって自分が有利に立てる、自分が必要とされている価値を見出したいような感じです。
(今これを書いている自分が正しくACのマザーコンプレックスだと感じます。非常に罪悪感に駆られながら書きました)
私も「自己正当型ADHD]は、何らかの二次障害ではないか?と思います。
もともと私は「学歴偏重」や「ブルーカラーへの職業差別」もありませんでしたが、夫の親がこの記事に大方当てはまります。(マスコミへの怒りは無いですが)
子供が自分の思い通りにならないと「無視」のような態度で、結局私の娘が高校を退学した時点で、その娘が無視されるようになりました。それまでは、「良い子になれ」とか「立派になれ」とか、内孫がいないので外孫の我が子の教育に首を突っ込んできて、私はとても不快な思いをしてました。
そして「財産」だの「遺言状」だのちらつかせながら、子供たち(夫の兄弟)は身動きできなくなっています。
その一人が、情けないことに我夫で、ずっと引っかかっています。
夫は残念なことに、自分の親が間違っているとは思っていないようです。それが常識とすり込まれてきたからだと思います。
私は夫が本当の意味で「自分の人生を生きているか?」とても疑問です。「親の希望を叶えるため」まだ努力をし続けているように見えます。このことで、今まで何度も話し合いをしてきました。
そういう姿を見ると、私は一体誰と結婚したのか分からなくなる心境です。いつのまにか私も夫の親の希望を叶える一員になっているのではないか?と、自分に違和感を感じています。
夫も順調に育った子供は可愛いのですが、中退した子供には関わりたくないという言動や態度が私を辛くさせます。
夫はもともと大人しく、「兄弟をいじめたり」ということは無かったようですが、「合理的な反論に耳を貸さない」ところがあります。
子供のことで相談しても、「夫には気分の悪い話」にしかすぎず、結局、私一人で抱えている状況です。
ここには書くことをためらいましたが、yurinさんとMimiさんの告白に、私も告白したくなりました。
後で罪悪感に苦しむかもしれませんが、書かずにはいられませんでした。
他スレッドに『自己正当化型ADHDはやな奴』というコメントありましたけど、私はそうは思いません。何故なら受動型ASの夫だって、私から見たら『人のせいにばかりして自己責任を取らない、やな奴』なんですから。
また自己正当化型ADHDはモラハラになりやすいですが、AS夫だってモラハラ的要素があると私は見ています。自己正当化型だけが特別悪とか、やな奴ではないと私はおもいます。
ただ、自己正当化型ADHDの場合、ASのように『愛着』とか『こだわり』といった一定の視点からの医療的手段の方法がなく、ただ強く『自分が間違ってない』と、誰の意見に耳を貸さないので、アプローチする手段がなかなか見つけられないのが問題になっているだけです。(と、思います)
私が、自己正当化型ADHDは『3分類の混合型』と考えるのは、実際母を見て思うことでもあるんですが、仮に『不注意のぼーっとした特徴と、多動的・衝動的な、いわゆる正反対の特徴が同時に存在した場合、脳の働きとしては非常に不安定な状況になるのではないか?そう考えたからです。
もちろんこれは私の仮説ですが、自己正当化の特徴のある母親は、子どものころから運動が得意、他の子にいたずらしたことも良くあったそうです。しかし、その反面、注意欠陥で失敗することも多い。(鍋を焦がすなど)
注意欠陥部分を突っ込まれたりするのを誤魔化したり、また補ったりするとき、混合型の人は『自分を強く正当化する』という行動に出ることが多いのではないだろうか?それがたとえこじつけでも浅はかであっても、その場で人をまるめこめればそれでおっけー、というところではまさにADHD的に、行動パターンとして『自己正当化』を身につけていく。
そういう意味では『二次障害として、混合型が自己正当化型になる』ということも考えることができると私は思います。
ただ、全て混合型がこのパターンになるかどうかは、断言できません。
アプローチとしては、まず『人の話を聞かない』ので、カウンセリングよりは、うつや他の精神疾患のように、他の手段を考えるのがいいかなと、考えてみたりもします。
少し補足です。
ADHDの治療方法として、1つに薬物療法がありますが、自己正当化型においては、意外とこの方法が早道かなと思えてきます。
何故なら、先も書いたように『人の話を聞かない』のでカウンセリングはかなり困難ではないかと想像します。
薬物療法のさい、まず考えられるのがリタリンですが、効き目には個人差があるので全てのケースに有効とはかぎりません。しかし一番安全で、副作用も少ないと聞きました。薬物療法により、衝動性や注意欠陥が押さえられるされることで、一部のケースは落ち着き、カウンセリングに移行できるのではないか・・・と考えてみました。
これにはまず本人がADHDであることを認めさせる必要がありますが、これも『本当のことを言い続ける』。つまり何度も『あなたはADHDですから』と伝えてみることしか思い浮かびませんが。
今回の先生の記事を読んで、私の妻は自己正当化型ではなく、過集中の状態にあるだけかも知れないと思いました(過集中で近い状態になると思いませんでした)。妻にあるのは「自分の非を認めない」と言う点と、ある程度の「表面的な現実認識」です。差別、イジメ、反マスコミ、支配などは全くと言っていいほどありません。
自立への過集中なので、自立を認めれば今の不安定状態から脱するかも知れません。どちらにせよ、しばらく様子をみよう…
私の母はいったいなんだろう、と思ったときに
「自己正当化型ADHD」が一番ぴったりあいました。
いつも元気で外面がよく、交友関係も広いです。
でも家では始終父を攻撃しています。
父はマイペースというか気がきかなく、無口な人で
そんなところがすごくいらいらするようです。
父が車を運転していると
「ほら!歩道橋で止まってる人がいるじゃない!!」
「なんでわたらせてあげないわけ??」
「しんじらんない!見えなかったの??!!」
と、母の意に反する行動を取ったときの父をものすごい攻撃します。
以前は「よっぽど父の事が嫌いなんだなぁ」と思っていたのですが
これは
”自分の思い通りにならない時の激しい「怒り」”
なのかなと思うようになりました。
スーパーのレジの人が遅かったりすると
「代わりにやりましょうかー?」なんて嫌味を言ったり。
私の夫(AS)がブルーワーカーだったのでその差別もすごかったです。
鍵をすぐなくしたり、リビングはがんばって綺麗なのに2階は散らかし放題だったり
ADHD的な要素も強いのですが、どうも私と違うとなぞでした。
そういう自己正当化型ADHDに育てられ、ACになった部分もありますが、
子育てをしている今、私がまさに母になるような部分があり?
(子供がいう事を聞かないといらいらする)、すごく恐いです。
現在18歳の息子は3歳児健診で多動ぶりを発揮し 後日発達相談に来る様に指摘され、4歳の頃にも肺炎による入院中に小児科医から多動の指摘を受け、県の発達センターへの紹介状を頂き発達相談。
大学病院で10年程前にADHDと診断されて薬物療法開始するも効果が見られず、諸事情などあり中断。
翌年 発達障害専門医によるカウンセリング開始。学校側でも専門医による勉強会が行われ、養護教諭を中心に、理解ある先生方や大学の教育学部(特殊教育)の教授や学生等に支援して頂いた経緯がある。
現在 息子は【自己正当化型ADHD】ぶりを発揮し、交際相手に対するモラハラ・DV行為も発覚。
そこで生育歴・家庭環境・学校や家庭での対応を振り返っているが…
早期診断・早期対応ではあったが、親である私を含め、学校でも適切な対応がなされていなかったのか?
一例としてあげれば息子にとって良かれと思い、担任や学校が教育委員会に申請して新設してもらい、通級させた【ことばの教室】や【情緒クラス】は本人にとって負担でしかなかった。(本人の意思を尊重し中断した)
その他諸々…中学校においても書き出せばきりがない。様々な要因で極端に自己評価が低くなり劣等感を抱き、その要因をつくった他者に怒りを覚え、もがき苦しんだのは事実であろう。
しかし、息子と同じ様な経緯を辿ったADHDの全てが【自己正当化型ADHD】になるとは考えにくい。【AC】として成長する場合もあるのだから。
二次障害か?という思いも強かったが、最近は本人の持って生まれた気質・因子ではないかとも考えている。
息子は中学の途中からカウンセリング受診を拒否しているので、私が代理受診を継続している状態であるが、現在の主治医も発達障害専門医である為、私自身も身体症状改善の為にコーチングを受けている身でもあり、最も頼れる医師である。
過去に病院側に提出したレポートは手元に無いが、一部 残っているレポートを発見したので、記憶を辿るだけでは曖昧で抜け落ちていたヵ所もあったであろう息子の過去の発見でもある。(まだ数枚しか目を通してないので 私の記憶と同じ内容かもしれないが)
出産から現在までの経過で、18歳という活きの良い【自己正当化型ADHD】が出来上がるまでの解明に繋がれば幸いだ。
wishさん
>大学病院で10年程前にADHDと診断されて薬物療法開始するも効果が見られず、諸事情などあり中断。
恐らくこの時使われたのはリタリンだと思われます。リタリンは多動を鎮めるというよりは『中枢神経を刺激して、注意力や集中力を高める働き』をします。ADHDの薬物療法の目的はまず『薬で注意、集中力を高めながら、同時に適切な行動パターンを記憶させ、定着させる』ことにあります。
薬の適量も個々によって異なり、体重とは無関係なので、『効き目を確認しながら適量を決める』ことが必要になります。一回の処方で適量が決まる場合もありますが、そうでないこともあるので、その場合は効き目を確認しながら、医師が量を調整して適量を決めていきます。
また、リタリンはADHDの7~8割の人に効果があると言われていますが、当然効果のない場合もあります。また副作用は軽いと言われていますが、中には副作用が強くて続けられない場合も当然あります。その場合は他の薬に変更しますがこの場合、リタリンのほかに、抗うつ剤などを使うことが多いようです。
こうして、本人にあった薬と適量が決まるまでには、効き目や副作用の出方をチェックする必要があり、それなりに時間がかかるのが通常だそうです。
この時もしも、一度の投薬で効き目がないからといってやめてしまったのであれば、少し判断が早かったと言えるかもしれません。ただ、このときの対応が『自己正当化型』を作る要因になったかどうかまでは、わかりません。
・・・・
薬に関する情報は、私の手持ちのADHD関連本から引用しました。あくまで『セカンドオピニオン』として、参考までに。
wishさんへのコメントを書いたあと、どうしても『薬物療法が効果がなく・・・』というのが引っ掛かってしまいました。『何度も効き目をチェックしながら量を調整しても、上手く行かなかった』のであれば、仕方ないと判断できますが・・・。
『もしも、このとき薬物療法が上手く行っていれば』と、つい発想してしまったことはあります。しかしやはり、こればかりはなんとも言えません。
ただ、薬はあくまで(自転車で言えば)補助輪的な役割にしかすぎません。それをベースにしながら、適切な行動パターンの指導(=コーチング等)があってはじめて、効果を発揮するものであると私は思います。
初めて書き込みします。いつも先生と皆様のコメントを参考に、自分の見つめなおしをしているくろ猫(自己診断はADHDのAC)と申します。
去年末からこちらに通い続け、レスを見ているうちにmarioさんのコメントに気になる部分が出てきたので、突然のことで失礼なのを承知で書き込みいたします。先に申し上げておきますが悪意は一切ございません。marioさんと奥様の進展のお役に立てれば良いなと、お節介気質が抑えきれず書いています。少しでも目を通していただけたら幸いです。
先生にはお手数おかけして申し訳ないのですが、発言に何か問題があれば削除をお願いいたします。
他の方のレスとかぶる部分がでるのですが…marioさんのコメントに、何度も支配的な雰囲気を感じていました。
私の彼氏もカワイイ小鳥ちゃん扱いをしてくるので、私には彼と似たようなmarioさんの雰囲気が気になっていました。
レスの【妻にあるのは「自分の非を認めない」と言う点。】を見てふと疑問が沸いたのですが、
「現在」は奥様に対してどのように接していらっしゃるのでしょうか?
今までのレスの内容全てを記憶できているわけではないので、どうしても内容が重複してしまうのはお許しください。
↑の続きですが、なんだかまだ支配的で、浮気をしたことへの怒で浮気の非を「認めさせること」に必死になっている様に見えてしまっているのですが・・・。
浮気をするに至った【原因】について、marioさん自身が「どう受け止めているのか」を奥様に伝えたのでしょうか?
奥様が非を認めないというのは、正当化や過集中というよりも
『原因となっていることをまだmarioさんご自身が認識しきれていない(ように奥様から見える)から、反発している』
と私は感じています。
私がもしも浮気をした立場にいたら、自分が反省して許してもらえても、
支配的なままでいられたら、浮気をする理由を認識してもらえたとは感じ取れないし、『対等』に扱われているようにも感じれないです。
私の彼氏は小鳥扱いをしてきますが
「俺の全てが正しいわけじゃない、だから間違っていると思うことがあったら、君はアクションを起こしてくれ。
俺の全てを信じてはダメだ。」と言ってきます。
自分にも非があることを「認める覚悟」というか姿勢が私にはハッキリ見えたから、小鳥扱いされてもまだ安心して好きでいれます。
私には、今のmarioさんはまだ、自分の方が正しいのだと、彼女を変える側にいるように見えています。
今奥様に安心してもらうためには、marioさん側にある、奥様が苦しむ理由を理解し、ご自身の非を受け止め、
自分を変えていく努力をするという【真摯な姿勢】が必要なのではないでしょうか。
奥様自身が非を認めることができるのはそれ(姿勢)がハッキリ見えてからではないかな、と…。
ほんとに余計なお世話になっちゃってるかもですが、気付いて欲しいことがあったのでまとまりがない文ですが詰め込んで書いてしまいました、不快にさせるだけだったらごめんなさい…。
息子が大学病院の小児精神科で処方していただいた薬はリタリン(塩酸メチルフェニデート)であり、例外なく微量から始めて量の調整を行い、1年弱 服用した後中断。
当時、医師からの説明と、数冊の本で成分・作用等の確認も致しました。(納得いくまで調べつくすタイプなので)
また、薬物療法という対応が自己正当化型ADHDに結び付く要因とは考えていません。
ちなみに、2006年3月14日付け地元紙に掲載された記事より→【ADHD新薬申請・副作用の検証が重要だ】というタイトルで『…米国でリタリン服用により、心臓血管障害の危険性を高める可能性事がある事が指摘され、警告表示を付けるよう勧告されている。薬との因果関係は明らかになっていないが、米国で突然死や心臓発作の事例報告もあり、1999~2003年にリタリンや同成分の薬の服用者16人が死亡したという資料もある。現段階では、効能に目を奪われるだけではなく、副作用を検証し、新薬を見極める事が先決ではないか。』『…発達障害支援法が施行され、国・自治体の取り組みが始まっている。今後の新薬使用を視野に、関係者が共通認識を持ち、医師や教師、家族を中心に子供たちの支援体制づくりを慎重に進めていく必要がある』
リタリンに限らず、薬には(漢方薬も含めて)副作用は付き物という認識はありましたが、衝撃的な記事でした。
くろ猫さん、ありがとうございます。
子育ての件で私だけでなく関係する周りの人に激しく反発した事で自己正当化などを考えてました。浮気については正直もう何も考えていません。
ただ、私が未だに支配的であるらしい事は、ここの皆さまのご指摘で知ってます。残念ですが、その意味はまだ理解できていないと思います。
妻とは、子の件以来殆ど没交渉状態で、数日に一度、必要な連絡をメールで交わす程度です。心配する事自体も支配と映るようで「心配しないで」と言う態度が極端に強いです。悲しいですが、妻にとってはそれだけ私の干渉への抵抗感があるのでしょう。
自己正当化型ではなく過集中状態なのであれば、子が辛い思いをする可能性が少ない。その期待だけで、少し救われています(こう言う発想も支配的なのかも知れません)。
wishさん
リタリン(メチルフェニデート)の副作用に関する記事、正直私もショックを受けました。・・・確かインフルエンザ治療薬であるタミフルの副作用の報告もそうでしたが、たとえ『安全』と言われていても(恐らく実験段階では高い安全性を確認した上での使用であるにもかかわらず)実際、臨床の場で使用されないとわからない部分は、どうしてもあると思います。
重篤な副作用の報告があると(確か、タミフルでも死亡例が報告されていると聞きました)、慎重になったり、恐れたりしがちですが、どんなに安全といわれる薬であっても、たとえ何十年と使用されていて副作用の報告がないと言われていながらも、今になって何十年前の死亡例が報告されることも、実際にはあります。
私は、薬の副作用を恐れるのではなくて、効果は効果として認め、副作用については、医師と患者さんとで情報交換をして、双方がよく納得したうえで使用されることが望まれるのだと思います。また、ただ『症状を治す、改善する』だけでなく、患者さんがどのような生きかたを望み、それに合わせて治療方法を共に考え、探ることが重要ではないかと思います。これは発達障害のみならず、他の疾病でも同様だと思います。
また、薬による重篤な副作用については、ただちに報告して警告できるような体制があったほうがいいと思います。リタリンに限らず、薬は疾病治療の要であることが多いのですから、より安全な新薬が作られる体制があることこそ、大事ではないでしょうか。
wishさん
・・・話が横道にそれて済みません。元に戻します。
自己正当化型ADHDに結びつく要因としては主として『もともとのADHDのタイプ』によるのではないか、というのが私の今の考えです。『一般的な3分類』だと、私は『ぼーっとした不注意優位タイプよりは、衝動性や多動性が優位タイプのほうが、自己正当化になりやすいのではないか』と考えます。衝動性や多動性は、行動面だけでなく『強く自分を主張する』という形でそれらが表面化しているケースもあるのではないかと、想定するからです。
二次的に自己正当化型になる、というのは考え方で、そうとも言えるかもしれないし、違うかもしれない。どちらにでにも捉えることができると思います。障害以前に性格もあるでしょうし、また育つ環境によっても、(性格などのもともとの素質が)『自己正当化型』の行動パターンとして定着する、ということも考えられなくはないと思います。
また自己正当化型に関してのみ『自己評価は下がらない』、という点も注目すべき点です。(一般的にADHDは自己評価が下がることが多い為)『自分はダメと思うようになる代わりの行動が、自分の非を絶対認めないという行動パターンに出る』のか、はたまた逆で『自分の非を絶対認めないから、自己評価が下がらない』のか。
・・・また『過集中の予感』がします。
自己正当化型ADHDはなんだか『手の施し様がない末期癌』であるかのように受け止められているように感じてしまうのは、・・・私だけ?(たとえが極端かもしれませんが)
癌ができるメカニズムが解明されて、治療の選択肢も増え、治癒率はかなり上がっても、癌と宣告されるのは厳しいものがあります。そんなに自己正当化型が『癌』のような存在なら、そのメカニズム、その『心』を解明していくのも、1つの『救いの手』と私は考えます。
>marioさん
『自己正当化型ではなく過集中状態なのであれば、子が辛い思いをする可能性が少ない。』・・・って、一体どういう意味ですか?
あなたは、自分にとっての不安材料は、(全て自分の都合のいいように解釈して?)排除したいだけにしか、私には見えません。
しかしながら、自己正当化型は非常に『扱いにくい』のは事実でしょう。ならばその『心』を、私は先生の記事を通して、先生と一緒に、解明していくことを考えていきたいと思います。
息子が自閉症と診断を受けてすぐに、ネット関係の知人・・今は付き合いはないですが・・・から、たいへん貴重な本を(コピーですが)譲っていただいてたことを思い出しました。
それは子育て協会から発行された、佐々木正美先生のある講演を本にしたものです。貴重であるうえ、内容もいいので一部参考までに紹介したいと思います。
タイトルは『気になる連続性の子ども達』といって、アスペルガー症候群やADHDなどについて書かれたものです。
実はこの本の中に、ADHDと行為障害(CD)についての記述が『自己正当化型ADHD』と近い関連性を見つけました。以下、本の内容を一部引用しながら書いていこうと思います。
・・・・・
神戸で起きた児童連続殺傷事件の加害者であった『酒鬼薔薇少年』。事件を起こす前彼は児童相談所で『ADD』という診断を受け、事件後の精神鑑定では『行為障害』と診断。
おそらく彼は、多動のないADDというよりは ADHDで、それも多動・衝動性の強いタイプだっただろう。それが思春期になって多動の部分は収まり、かわりに反社会的・非社会的な行動に出るようになった。
・・・・・
モラハラやDVは、反社会的・非社会的行動が内側(家庭など)に向いた行為障害、外へ向かった場合は、酒鬼薔薇少年のように、他の人を傷つけるという形に出る。
>>次へ
・・・・
自己正当化型ADHDの話に戻すと、かれらの問題点は、場合によっては行為障害に近いケースも見られることや、他人の話に耳を貸さない、といった点も含めて本質的に反社会的・非社会的である、ということです。
また、多動・衝動性優位のADHDの子どもが成人すると、反社会的・非社会的な行動に出るケースが多いということを指摘する専門家もいます。学童期から親や教師、学校に対して反抗的また挑戦的になり、思春期になって行為障害になるというパターンを辿るのは、そう珍しいことではないようです。
では、多動・衝動性が強いADHDが皆、反社会的・非社会的になるかというと、決してそうではありません。重要なのは、このような経過を辿ったのは、親や学校から否定されたり、周囲に受け入れてもらえないと強く感じて成長した場合、であることです。
つまり多動のないADHDが自信を無くし、ひきこもりや不登校になるかわり、多動のあるADHDは反抗的になる。それが反社会的な行動につながっていく。
ならば、どうすればいいか。
佐々木正美先生はこのように書かれています。
『まず母性的な愛情を受けること、そして、子どもに合った適切な対応をしてあげること』であると。
母性的な愛情とは『母なるもの』で、それは『まるまるあなたという人間を受け入れ、そして認めて、愛してあげる』ということではないかと私は思います。対して『父なるもの』は、規律とか規則といった社会ルールに当たると思うのですが、『母なるものを十分に受けないと、父なるものは身につけられない』、とも書かれています。
wishさん
リタリンの記事、私も知っていたので
検索して貼り付けようかなぁ...と思っていました。
デメリットも載せないと不公平な気がしたのでね。
息子さんにリタリンを1年間服用させて止めた時
反動でなにか起こりませんでしたか?
依存が強いと聞いているのでどうなのだろうと思いました。
薬は私も息子も服用しているので悪いとはいいません。
(服用しているのはリタではありません)
薬物療法をするのなら
信頼のおける医師のもとで経過や副作用を相談しながら~がベストですね。
(wishさんのとこのように合わないと思ったらきっぱり止めないといけないし)
完全に父親がこれですね。
よくある会話だと、
父「ドーナツ買ってきたぞ」
私「ありがとう、あとで食べる」
父「今食べないならおまえにはやらん!」
父「おまえ、髪が長い、髪を切れ」
私「ロングがいいっていってるでしょ、しつこい」
父「なんだその口の利き方は!もうおまえには一切お金を残さん!」
明らかに注意欠陥と多動があるけれど、やることなすことはこんな感じです。
母は穏やかだけど、AS風です。