共依存は当たり前だが依存させているほうにも責任がある。だから受動型ASや甘やかされた依存型ジャイアンが働きもせず、引きこもったりして、親に金を出させている場合、責任の半分は親にある。
一番悲惨な図は大人になっても依存が成り立たなくなると暴力を振るったり、自傷や自殺企図をしたりするパターンだ。
こういうケースの多くは親の側にも「責任を取りきれない」事情があることが多い。
例えば親が受動型ASの場合には、もろに文字通り「振り回され」て極端に行動する羽目になる。また親が依存型ジャイアンやジャイアンACの場合にも、「パートナーに任せてあったのに」と逃げ口上を言ったり、要求されるままに金を渡すだけになることが多い。「自傷などが心配だから」と言い訳をして、結局は自分自身の親としての責任をあいまいにして、正対してきちんと子供と関わることから逃げているのだ。
もちろん本気の自殺企図かどうかについては専門家の見立てが必要であるが、親として事態を打開する努力を先延ばしにせず行うべきである。
そのために私が勧めている方法は、「振り回されている親のほうがカウンセリングに通う」という方法だ。少なくとも、子供の問題の責任を自覚して、親自身が変わらなければならないという現実を直視する姿勢を取るべきだろう。
「子供だけの問題だから入院でもさせて(親は何も努力しなくとも洗濯機のように)きれいに治してくれ」と病院に求めるだけの親が多いのは残念だ。
親の関わり方と本人の行動が一組の悪循環を形成していて、そのパターン全体を変えないと本人の行動は変わらないというアセスメントを専門家がして、そのアセスメントを元に親に細かい関わりを助言する形が一番現実的だろう。
受動型ASの場合は脳からして依存的なのでちょっと別の考え方になるのだが。
一度、依存型ジャイアンである母をカウンセリングに通わせてくれと父に迫ったことがあります・・・
父はカンカンになりましたが、私の態度が威嚇的なので、しぶしぶ近くの相談室に行く事になりました。・・・ところが、母は初回で痙攣を起こして倒れ、
「大事なお母さんを、あんなキツイカウンセラーに通わせたお前が悪い」と、かえって家での立場が悪くなりました。
(ちなみに、T大出の「ちあきしんいち」が年取って頑固になったような父自身を、誰がカウンセリングにかけられるのやら、と言ったカンジです。AS彼は、「君の家族全員をミーティングに通わせる」と豪語しましたが、これも不発に終わりました。)
・・・一度セラピーに父について来てもらったことがありますが、居眠りしていて、後でセラピストと喧嘩して散々でした。
私は、ジャイアン母を依存させていたのですが…責任感じます。
結局、依存させる事で、子供時代に突き落とされた母より”上”だと感じる優越感を味わっていただけなんだと思います。 エントリーとは 親子逆転してますが、根本的な問題をぶつける勇気がありませんでした。要求を受け入れていれば、母も穏やかだし 自分も悩んで何か選択したり 責任とらなくてラク…みたいな狡さがありました。
今は、1人で 不安や迷いは しょっちゅうですが、失敗は自分の責任だし 成果も自分のお手柄だし、毎日 ちょびりと進んでる感じが 心地よいです。
母も ジャイアンだから、誰かの世話になっているより 自立した方が楽しめる と思うけど…連絡とらないから、わかりません。
私はまだ親になっていないので、実感を伴う本当の意味の親の心境がまだ分かりません。
近い人、遠い人、いろんな話や、文献を総合するに、親という者は我が子に愛情を感じても、不幸にして愛情を感じられなくても、他の人間には持てない執着や繋がりを否応なしに本能で感じているものらしいですね・・・。こんな解釈で合ってるのかな?
だから、私は恐いです。夜泣きやおむつ交換など背負いきれない物理的な責任と、叶えきれない理想の子育て手順や進行順番や外野のアドバイスの再燃が頭の中で暴走して、限界の体も、止められない頭も、どちらも一歩も引かなくなったらどうしようと思います。
子どもは一人では持てませんから、私は相手に望むでしょう。子どもに負担が掛かる前に、どうか私をコントロールして欲しいと。
でも、今までここなどで学んできたことは、発達障害や変わり者がいる家族の円満の秘訣は、要するに望まないこと。
障害が似ている当事者同士なら一読してパッと分かる助けが欲しくても、ある当事者には話が通じても、私の親には通じない。私の人を見る目で選んだ相手になんて、きっと通じない。
私の親を始め、親になるなんてやれば出来る、という類の誘惑の言葉はたくさん聞かされます。
しかし、猿ではない人の子どもは身体能力的に依存丸出しで生まれてきます。きっと私は振り回される。
親になるときは、きっと誰しも悪気はない(我ながらひどい言い方です)と思います。
しかし気楽に産んでも、夢いっぱいで産んでも、目標を立てて産んでもそれにことごとく逆らうのも子どもで、親に恥をかかせ、自身を責めさせ、ときには孤立させるのも子どもだと思わされました。
私自身が人生でいろんな人から、助けや理解や依存を望まれてきました。親の立場のかたから望まれ、親代わりに望まれ、私より上の人からも対等な人からも、力にならなければならない人からも望まれながら、そして期待を裏切りながら学んだことの一つが、“でも根本的に悪気はない”ということでした。
それらを、うまくできないことで、人からまるで悪気があるように扱われるのが“親”という立場だと思います。
私は、そんな辛い立場には、なれません。
“子ども(娘)”の立場もまだまだ消化しきれていないのに。
「わたしの母とは、誰の事か。わたしの兄弟とは、誰の事か。天にまします神のみこころを行なう者は、全てわたしの母、また兄弟姉妹なのである」(マタイ福音書12章)
最近(というかかなり前から)これを念仏のように唱えています。・・・クリスチャンの母に対する、自爆的反撃とも言えるけど・・・
PS;どらえもんドクターは、これを言ったら流石に真っ青になって、「他力本願」とか何とかぶつぶつ言ってました。
発達障害の有無は分かりませんが、十数年前、兄が自己資金も無いのに、知り合いの事業失敗を引き受け、母に頼み込んで実家を売り払い、足りない分は銀行から借金をしてまでして手に入れました。
結婚後間もない私には相談も無く、あれよ、あれよと言う間に話が進み、母も息子の要求に渋々応じてしまって、私は「帰る実家」を失ったのです。
数年間は上手く行っていた事業も、近隣に同業者が増え、徐々に衰退し廃業。残ったのは【億】の付く「高額の借金」だけ。人間、上手く行ってる時は性格も良く、明るく優しい兄だったのですが、借金を抱えてからは、母と共に安アパートを求めて転々とし、年齢的にも正社員という定職につけずアルバイトかパート、良くて契約社員。何処も長続きせず、
兄の心は荒れて行き、母も電話の向こうで私に愚痴をこぼす様になり・・・兄の提案で・・悩んだ挙句・・二人揃って自○(未遂に終わりましたが・・)
2県超えた警察の連絡で、夫とまだ幼い子供二人を連れて、母と兄の入院先へ。
退院時、医者から「紹介状」を渡され、精神科の受診を進められたのですが、プライドの高い兄は拒否。兄に「破産」の助言をすると何十倍もの理屈が返って来て、結局は、又苦しい生活の繰り返し。
続き。
現在、何とか生活していますが、母は50歳を過ぎた兄に対して、子離れが出来ず、我が家で一緒に暮らす事は拒否し続け、兄は人間関係を上手く築けず、何度と無く職を変えるので、給料も上がらない。その苛立ちを母に向け、生活費が足りなくなると母の僅かな年金を要求し、家では無言・暴言などのモラハラ状態。
やんばる先生の
「親の関わり方と本人の行動が一組の悪循環を形成していて、そのパターン全体を変えないと本人の行動は変わらないというアセスメントを専門家がして、そのアセスメントを元に親に細かい関わりを助言する形が一番現実的だろう。」
専門家・心療内科などは費用が高いですから、普通の医者も自粛している母の場合、何度も通わなければならない医者は、とても無理です。
兄も、通う事を許さないでしょうし、兄自身、今でも「自殺出来る」気持ちは持ち続けているようですが、私の子供も大きくなったので、それが歯止めになっています。
私に出来るのは、週1回、食料を送る事位ですが、結婚も出来ない兄は、母を抱えて、ワーキングプアです。
私はASの息子と、AS傾向の夫を持ち、何かと悩んでいますが、「感情共有の理解」が掛けている夫は、不登校歴がある息子に関しても、私の母・兄に関しても、全くの無視。
淡々と自分の生活を実行に移すのみで、自分の領域から出ず、人の悩み、苦しみ等を分かち合おうという態度は見られません。ASだから仕方ない・・と言える程、私も出来た人間ではなく、医者に行きたがらない息子、夫に、私の助言は邪魔でしかないので、悪循環から抜け出せません。
>専門家・心療内科などは費用が高いですから、普通の医者も自粛している母の場合、何度も通わなければならない医者は、とても無理です。
ゆうさん、自立支援法ってご存知ないですか??これを受けると1月上限が2500円(かなりそれでも厳しいですが・・・ちなみに生活保護なら0円)になります。
お兄様の場合、プライドが許さないかも知れませんが、精神障害者手帖を交付してもらえれば、障害年金ももらえる筈です。
(・・・わたしも詳しい事はよく分かっていないので、近所の保健所ででも聞いて見て下さい。)
ゆうさん、私の悪い癖でねぎらいが後になりました・・・ご大変そうですが無理しないで下さい。
さて、ようやく気づいたのですが、家の場合の悪循環は、「AS父、私を叱咤激励する」→「私、身の程知らずに頑張る」→「AS父、すぐ喜んで私の活動の規模を一気に拡大する」→「私挫折」→「ジャイアン母、甘やかす」→「AS父途方に暮れる」→「しばらくして私復活」→以後繰り返し、であった気がします・・・
(弟には、「お姉ちゃんにもっと植木等系の側面があるといい」と言われた。)
実際、今も作業所見学だけで父は舞い上がった状態で、「もっと元気な人がいるとこにすぐ移れ」とゆう。(無理だって。)
多数派ヘルパーさんの方が、私の実情をよく分かってると思った。・・・父は、顔立ちが似ているという単純至極な理由で自分と私を同一視してたみたいだけど。
・・・とにかく焦らないことにします。
むーんさん、アドバイスありがとう御座います。
兄は、本当にプライドが高く、国の支援や保護を進めようものなら、大喧嘩になります。
精神障害者手帖に至っては・・・自殺未遂後、病院を退院する帰り道、兄に医者の紹介状を見せて「どこか、診てくれる所を探して」と言うと、「俺を気ちがい扱いするのか!!!」と激怒し、とても話し合える状態ではなかったので、無理なんです。今も同じです。
自分の考え、自分の意見が一番正しいと思っている兄は、せっかく入った職場でも、その傲慢さを発揮し、チャラ付いた若い同僚にイラつき、ケンカをして辞めてしまったり、相手の悪い点を箇条書きにして上司に報告し、辞めさせようとしたり、条件の良い会社に移ろうと「ここの退職金はいくらですか?」と見当違いな質問をして、自分の立場を危うくしたり・・・。
また、ある時は、大型高級マンションのフロント係りに「合格した!」と喜んだのもつかの間、現地を視察して、その高級感に圧倒され「人前で字を書くと、手が震える」という理由で、辞退してしまう事も。
人格障害になったのだと思いますが、もともと潔癖症であり、人より上の立場で仕事をしたいと願望だけが強く、でもリーダーシップも取れない、コミュニケーションも出来ない。「世の中、バカばっかりで、くだらない」という思考で、テレビはNHKのニュースか、車のレースしか見ない。他局のバラエティやドラマなどは、論外。
兄と話し合いが出来る「第三者」が・・・家庭を訪問してくれる支援者が・・・いるのでしょうか?多分、兄は、相手を罵倒して終わるのです。
母は電話の向こうで「涼しくなったら、一人で旅行にでも行こうかな」と言います。私は(もしかして・・・)と胸騒ぎがして「一緒に行こうか。久しぶりに二人で・・」と言うのが精一杯でした。
ゆうさん
とても大変なご様子で、話を聞いているだけでも心が痛みます。特にお兄様、話を読んだ印象だけですが、自分が思うような人生を実現できなかったASのように思えてなりません。お兄様の現状にもかなり心が痛みます。
一方で(詳細が分からないので違うかも知れませんが)、依存とかお母様との関係による悪循環とかではない気もします。あくまでお兄様個人の問題だと感じます。
お兄様にASの書籍なりこのサイトなり紹介してみては如何でしょうか?その際、お兄様に受け入れてもらうために次のような表現を試みて下さい。「あなた(お兄様)は正しい。ASは正しい。正しい故にズルい他人や世の中に勝てない。そもそも世の中の仕組みがおかしい。ただ、その世の中を渡って行くには、ある程度世間に合わせてやる必要がある。」など。
少々持ち上げ過ぎです(ADHD諸氏などビックリしてるかも知れません)が、ASは自己評価が高くないと世の中での自分の位置が見つけられません(と私は感じます)。自己評価が高いほど、他者を受け入れる余裕が持てます(事業失敗以前のお兄様がそうだったのではないでしょうか?)。自己評価を高くした上で、世の中との違いを(世の中の仕組みを、多数派の感覚を)知る事が、お兄様に必要ではないかと思います。
僕の場合も家族は非協力的です。
その家族との摩擦も辛労になるわけですから
自閉傾向にある僕ですが”して欲しい対処があったらこちらから言います”と言って関わってこないようにしています。
これまで何も言っていません。何を言って良いかわかりませんし。
自立できれば今の家族は要りません。
・・・家の場合、あおがえるさん家と違って、親がやっぱり一種の過干渉&過保護だったのと違うかな。今もすぐ摩擦起こしますしね。
さてゆうさん、「障害者手帳」は私の間違いでした!!交付してもらわなくとも年金はもらえます・・・が、医師の診察が必要なので、やはりこの場合お兄様が『自分で治す』しかないみたいですね・・・
PS;ただ、自立支援は、精神的に疲労しているのであれば、病名はつかなくとも構わないそうですから、お母様が通う事はあるいは可能かも知れません・・・
いつもお節介ですみません。< (_ _)>
(訂正)
自立支援の場合、やはり「病名」は何もないという訳にはいきません・・・が、少なくとも大袈裟な病名に(統合失調症とか鬱とか)に限る訳ではないそうです。
PS;この辺、YANBARU先生に問い合わせた方が早いかと存じます。あと、「障害者手帳」と言っても、空色のシンプルなものですよ。TAXY代が割引になったり携帯の基本料金が半額になったりとかします。
>少々持ち上げ過ぎです(ADHD諸氏などビックリしてるかも知れません)が、ASは自己評価が高くないと世の中での自分の位置が見つけられません(と私は感じます)。自己評価が高いほど、他者を受け入れる余裕が持てます
これを読み、『その通りだ』と思いながらHNを見たら、marioさんでした。
marioさんは、私のASの人への理解を裏切らないコメントをくださるので、
ありがたく、読ませていただいています。
私は、旦那に対して、こんな感じで持ち上げながら、関わってきました。
私が、これを出来ている間は本当に良かったんですが、
子どもが成長すると共に、旦那にこのように丁寧に関っている余裕はなくなり、
子どもと共に、変化せざるを得ない母親と違い、父親はいつまでも(ASの人に失礼な言い方ですが)オレ様のままでしたので、
結局、決別する結果となりました。
自分に余裕がある状態で、ASの人を理解しながら関わっていこうと思っている方は、
marioさんの言われることは、きっと上手くいくように思います。
(職場のASさんもやっぱり、持ち上げておいての話し合いには快く応じてくれ、『教えたい』モード全開で、相手をしてくれます)
※横から、コメントをしていまい、すみません。
>「あなた(お兄様)は正しい。ASは正しい。正しい故にズルい他人や世の中に勝てない。そもそも世の中の仕組みがおかしい。ただ、その世の中を渡って行くには、ある程度世間に合わせてやる必要がある。」
うまいですね。marioさん、うまいですよ。
ただの理論整然ではなくて、説得力を持たせるためにはどこから強調したらいいかを捉える才能はうらやましいです。
私も仕事で“説得”という作業をしぶしぶすることがありますが、多数派や変わり者やAC相手が多く、いいタイミングにも乗り遅れがちで、あまりうまくいったことはありません。才能が無いものはしょうがないから、頭の引き出しをもっと増やせばいいのでしょうが、情報の吸収も遅いですね。
余計なちょっかいに当たったらごめんなさいね。
marioさんは男性(AS)相手なら独特のコミュニケーションの才能があるのではないでしょうか。
息子さんをきちんと引き取って、最近は子育ての悩みを書いていらっしゃらない様子を見るとそれなりに成立させているのでは? 少なくともご自分の問題やこのブログの問題を主にコメントしていらしたようなので、悩みの優先順位からはそれなりに落ちているようですね。これは、親としての成果だと思いますよ。
引き替え、初夏から今までの女性コメンターとのコミュニケーションでは、・・・ね。
ね?
濁した言い方、嫌でしょう。
私もASですから、想像つきます。嫌でしょう。
『女性というものはね』と、大きく括ったらもっと嫌でしょう。
でも、この話題についてmarioさんに本当はもう何か書いてはいけなかったですね。ごめんなさいね。
続けます。
続きます。
失礼なのでmarioさんと一緒にして語ってはいけないのでしょうが、私、男性とのコミュニケーションは下手です。親睦以前の報告連絡相談の次元でもう下手です。家族以外の社会での男性との会話は、社交辞令と業務連絡限定が現状です。
それなりに効率的です。
でも、共依存を拒否し、ここまでに会話量を絞るには、年月の中で人並みの“夢”をがっぽり失わないとできませんでした。
私が、男性という生き物を理解していないのです。それが、現実でした。
ASにとって、異性って苦痛です! 違うところがありすぎるのに、無視しきれない。私はそう思ってます。この文も推敲に時間かかりました。でもコストがかかるのも、私の配慮能力不足の問題なのです。心じゃない、能力で現実が限定されています。生きるって苦しい!
先生へ。『依存させる側の責任』、親子例の他に職場編、同級生編など、お気が向いたら続編を書いて頂けたらうれしいです。
marioさん、ありがとう御座います。
むーんさんも、ありがとう御座います。
タイトルと話が逸れていますが・・聞いてください。
高1の我が息子が、2年前に「ASと診て間違いないでしょう」と診断され、その事を兄に話した時は、「そんなはずは無い。頭はいいし、普通だ!」と言いました。その後、暫く経ってからASの話題をした時は、「その話は、もう、これっきりにしてくれ。聞きたくない。しつけが悪いだけだ。」と言われて、以後、話題に出来なくなりました。
ましてや、50歳を過ぎた大の大人に、世渡りの仕方なんて口にしようものなら・・・。
話を聞くとすれば、肩書きのある有名な偉い人だけです。仕事や人間関係で、母が一言アドバイスすると、ものすごく不機嫌になって、「知識が無いのに、そんな事言えるのか!働いてるのは俺なんだ。飯の支度だけしてればいい!」と激高し、言葉で責めまくるそうです。
70歳半ばの母は、「もう、話も出来ない。育て方が悪かったんだ」と、毎日、毎日、黙って耐えているだけ。
世の中に合わせる、職場の苦手な人と(適当に)上手くやる・・・そういう事が大嫌いです。上手くやっていけない自分を棚に上げて、「周りはバカばっかり」という思考です。
こんな事を母から聞いた事があります。
兄いわく「自衛隊に入る奴は、行く所がないから入るんだ。(テレビで)顔を見ると、ろくな顔してない」(関係者のみなさん、ごめんなさい。命を掛けた仕事なのに・・。)
思考だけは「全知全能の神」のよう。働いているものの、言動は、母の僅かな年金をかじり、私からも借金。私や母の、バカな奴の話は聞く耳持たない。誰か、太刀打ちできる人に強制的に介入してほしいくらいです。
ひまわりさん
>自分に余裕がある状態で、ASの人を理解しながら関わっていこうと思っている方は、
何だか納得しました。俺様モードのASの相手をするのはエネルギーが要るんですね。
でもAS自身がASの性質を理解すれば周りも幾らか楽になれそうな気がします。ただ、その為には本人が肯定的にASを受け入れなければなりませんから。
(本題からそれます。雑談です。ごめんなさい。)
ぴよよさん
>ASにとって、異性って苦痛です!
私は…むしろ男性が苦手かも知れません。男性の友人は…学生時代の友人を別にすると、仕事で繋がっているか、趣味で繋がっているか…。でも、そもそも男性同士のつながりって、世の中でもそんなものらしいです。逆に、屈託なく世間話の出来る異性の友人が私には何人かおります(ADHDが多いかな?)。今は何も制限がなくなりました(?)ので、彼女らと気軽に食事にも行けます。
ここでのコメントのやり取りは…逆に気を使わずに思う事をビシバシ書いてますからね。バトル的になっても、まぁ当然かも知れません。
ゆうさん
・・・ASですね・・・(お兄様。)
家の父と、言動がよく似てるのでなんか分かります。(父の場合、受動型AS祖父の苦労を目の辺りにしているのと、ジャイアン祖母がかなり厳しく躾けたので、裏(行動)はその限りではないんですが。)
でも、「権威ある肩書きのある人物」の言うことしか聞かない、という辺りは同じです・・・
介入できる第3者と言うと、市役所の支援課の女性スタッフくらいしか今のところ思いつきませんが、言う事聞かないでしょうね・・・
PS;家も、今その父を唯一あやつれる「ウラ一刀流」母が出てっちゃってかなり困ってます。現実的なフォローになってなくてごめんなさい。
私もかつては甘やかされて親に金を出させてたくちですが。
何が幸いするものか分かりませんねー。
経済的に自立するようになったきっかけその①(独身のとき)・・
占いの本に「経済的に自立しないと結婚できない」と書いてあった。
(結婚願望はなかったはずなんですが。無意識にはあったのかな。)
きっかけその②(子供できて夫と別れてから)・・
コメントでも出てた「毒になる親」を読んで、毒親と対決するには親からの経済的援助を打ち切られても大丈夫な準備をしてからにしましょう!というのを読んで。
(まったく関係ないですが、むーんさんのおっしゃってた「母に心を引き裂かれて」も名著だと思います。AC、共依存、ボーダー関係の本でベストスリーに入る。日本には今までなかった種類の本ですね。これからははやるのかな。)
インストールがここまできくとはやっぱりジャイアンだなー。
そして、「過集中」で一気に行動する。(ボンボンの彼氏とも別れ、家賃安いところに引越しもし、将来のため修行ができる職場に変わり、ボーイフレンドも作らず仕事と勉強にいそしむ毎日だった→独身のとき)
ところで、親の方がカウンセリング行った方がいいというのは大賛成です。(そもそも素直にカウンセリング行くタマじゃないからここまでこじれたんだろ、というのはありますが。)
>親の側にも「責任を取りきれない」事情があることが多い
うちの父親を見てて思うのは、「不安に対する耐性が低い」「他人との衝突を避ける」「精神的な葛藤を自分の中で処理しきれない」、つまり、弱いなーということです。
つまり父親自身も、甘やかされて育ったんだろうと思います。そして祖母自身もそんなタイプで、(と永遠につづく・・)
元夫もそういうタイプなんですよね。
まあそんな人を選んだからこそ自立できたということは感謝してもいいんでしょうか。またそういう人を選んだというのは私にも要因があったんでしょうねー(依存型ジャイアン??)
ともかく、こういうのはこの代で終わりにしたいですねー。
コメントの速度について行けなくて、周回遅れになっているようですが、お許しを。
ゆうさんへ
お兄さんがASの話をそこまで拒絶すると言うことは何か思い当たるふしがあったんですかね。自分もそうじゃないかという。
ところで、お母様がカウンセリングや病院にお金が使えないなら、ゆうさんがカウンセリングや病院に行くのはどうですか。ゆうさんも経済的援助やお母様の援助と言う意味で「依存させてる側」という範疇に入るよう見えますが。
あと、「保健所」は意外と頼りになります。息子さんの相談の際にでも「実は兄も・・」という形で相談するのはどうでしょうか。
私も相談したことがありますが、「他の人(=夫)のことでいろいろ思い悩むより、自分が幸せになる方法だけを考えて実行に移してはどうか」とアドバイスされてとても助かりました。共依存をやめるようなアドバイスをいただけたと思ってます。
なんにしろ、八方ふさがりになっているのなら、どこか相談できるところがないか一度探してみるといいと思います。
marioさんとひまわりさんの「ASのあしらい方」についてのやりとりについて、私もその通りだと思います。ASのパートナーを持ったことのある人はそう思っているのでは。ASに限らず、「男は持ちあげとけ」というのはセオリーですよね。別にびっくりしないです。
私も最後は精神的に余裕がなくてできませんでした。あと、ほんとに夫のことを尊敬してて心から言えるならいいですが、思ってないことを言うのは反動がかなり大きいですね。(ADHDの悲しい性。思うんですが、AS男性のあしらいはADHDより多数派の方がうまいと思います。多数派でもおっとりしてて浮世離れした人ならAS男性のパートナーにぴったりじゃないかと。)
「一個人の偏った意見」を「日本中の常識」「日本中で唯一正しい意見」のように信じ込んで、公言して(愛着の対象にだけ)、人(愛着の対象)に押し付けて、話し合いや歩み寄りは断固拒否!というのが、一緒に子育てをしたり、家庭運営をしていく上での最大の障壁でしたね。黒いものを見ても白と言え!というのはできない性質ですから。
あと、いがみ合いは私もなくしたいですが、こんな状況でどうやっていがみ合わないようにできるのか。向こうはきっと、「いがみ合ってるんじゃない!いがんでる(?)のは相手だけで自分は冷静に正しい意見を言っているだけだ!」みたいに思ってます。今の私にできることは、ほうっておいて関わらないことだけかと。
パパイヤさん
おっしゃるとおりです。
こんなに話が通じることは、この場しかありませんね。
気持がスッキリします。
(愚痴です。独り言です。聞き流してください)
依存相手が忽然と消えて、多数派ヘルパーさんと1Fの日当たり悪い部屋で、1日ぼーっとしているのも何かあほらしく、「仕事を!」と焦るんだけど、
実際には、多数派ヘルパーさんとの共同家事だけで頭が痛くなり、やはり図書館喫茶店が楽であったりする・・・(労働しなくていいというより、人との「距離」があるので。)
でも、「自分が強くなってくると友達が少しずつ出来てくる」というのは本当で。
つい最近、やはり病を押して援助職と見事結婚して子供が出来た友人が、追い詰められたまさにAC様のメールを緊急に送ってきたので、
なんと返していいか途方に暮れたけど、とりあえず「羨ましいな」と思っていた人も、自分同様大変なんだなと感じました・・・
PS;kei_さんが、「物事に白黒でなくグラデーションがついてくると楽」と仰っていたけれど、最近の私は人間を見る目が、「白い馬黒い馬」ではなく「シマウマ」辺りに近づいています。
(これが「グレー」になるともっと楽なんでしょうね。)
むーんさん、パパイヤさん、ありがとう御座います。
「自分を変える必要が無い・俺様」状態の兄は、私のAS息子に関して「何十冊本を読んでも、何百時間ネットで検索しても、何回医者に通っても、いい結果に繋がってないじゃないか!そんなにAS、ASって言うなら、3年待ち、4年待ちでも、遠距離でも、有名な医者に診て貰えばいいじゃないか!・・ハッキリ言って、育て方が悪いんだよ。」
兄は、会話の中に「ハッキリ言って・・」と言う言葉を頻繁に使います。自分の意見が、考えが、一番正しいという証拠で、相手に対して会話の意欲を失わせる言い方をします。
医者や相談機関へ通う事は今のところ私だけで、何度も通ってきましたが、やはり、本人が「自分を変えよう」という意識が無い限り、パートナーや、家族だけが通ったところで、医者のアドバイス通りに事は運ばず、家族間、夫婦間、親子間の関係がこじれるばかりですね。
医者の言うとおり、彼らに、社会性やコミュニケーションを解いたところで、息子には「そんなの、お母さんの意見だろ。一般常識じゃない」と言われ、夫には「別に(俺流で)いいじゃん」と逃げられ、兄には・・怖くて言えない。
今(私だけ)通っている医者は、3箇所目ですが、沈黙の多い先生で、大したアドバイスも無くて・・でも、他に無くて・・一応、息子の学校のカウンセラーの先生から教えて頂いた所なんですけどね。「こどもの心クリニック」
お医者さん方は、「自覚があって、或いは告知して、改善する意欲がある人」を対象に診察する傾向にありますが、正反対にいて、周りが困っている場合は「しょうがない」って事でしょうか。
ADHDです。
ASの夫とPDDの息子がいますが、話し合わないですね。
今、PDDの息子は学校も辞めて家にいますが、それに関して夫は「頑張れ」とか「しっかりしろ」とか言います。
息子はそれに対して「頑張ってないわけじゃない」とか「考えてる」とかを私に言ってきます。
抽象的な単語で終始し、具体的な関わりはしないAS、本人に反論出来ず私に言う事で自己主張したと思ってるPDD。
私は今までは関わり方を間違ってたように思います。
糸電話じゃあるまいに、お互いが言ってくる事を、いちいち相手にわかるように変換して伝えていました。
知らん、本人に言え、という方針に変えようかと考えています。
・・・あれですね、究極の事を言ってしまうと、子供を引きこもらせている親と言うのは、自分自身が「さみしい」んじゃないでしょうかね。
(誰か誰もしていない人が家にいないと。)
多数派ヘルパーさんは、私が横でごろごろしていると明らかに邪魔そうですので、(本人自身の生きがいもちゃんとあるし・・・)
「週3日以内にとどめておきなさい、手伝いはあまりに疲れていたらやらなくてよろしい」と最低限のねぎらい(でも必要)しかかけません・・・
それどころか、気が早くて「その内、栄養士の資格取ったら一緒に小料理屋しない?」とかゆう方向に話が進む。(そりはちょっと無理だとは思うけど。)
・・・親御さん自身が、子供の世話から自立するのが第一歩なのではないかとつくづく思った。