私自身の経験とコーチングの経過で出てきた具体的な知恵を少しずつ紹介します。
ADHDでもつけられる家計簿の方法
1.家計の全収入と全支出を一つの通帳にまとめ、そこからの出し入れとする。自動引き落としに出来るものは可能な限り自動にする。
2.高額のものを買うときはいちいちほぼ同額を、日用品の場合は決めた額を千円単位で細かく下ろす。
3.月末に通帳記入(全出納が日時場所付で記録されていることになる)をして、当月分をコピーして、別のノートに貼り付け、一番下に収入と支出の各合計を計算する。
これで立派な家計簿となる。日時と下ろした場所も大体分かり、金額と考え合わせれば大体何を買ったか思い出せる。高額なものはちょっと項目を書き加えておけばいい。
レシートを保存して全部記入して計算するというやり方はADHDには難しすぎる。無理なことにトライするよりも、ADHDに向いたやり方を開発すればいい。これがコーチングだ。
http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/
はじめまして。少し前からblog読んでいます。
発達障害向けのコーチングがとても気になっておりました。具体的な内容を知ることができてうれしいです。
(溜めたレシートを捨てる勇気もわきました)
これからも楽しみにしています。
こんばんは、やんばる先生。
この方法は分かりやすくて助かります。
この記事拝読してから、時間をかけてですが
徐々に銀行をひとつにまとめつつあります。
母があちこちに口座を作っていて記帳に回るだけでも大変だったので
ひとつにまとめる案は有効だと思いました。
家計簿つけろと母には言われましたが、
長続きしない以前に、どう書けばいいのか
どこまで細かく書けば良いのか、
小銭入れから出たお金と
紙幣入れから出たお金を同じページに書いて良いものかどうか
全く分からず、途中で投げ出してしまうんです。
計算や算数にLDがあるんじゃないかと思うんですが
お金という物質と金額という数字がどうしても結びつかなくて
両親他界後町内の会計を押し付けられた時は
ホントに困りました。
1組から集まったお金と2組から集まったお金を
ひとつにまとめていいものやら分けとくのか
さっぱり分からなくて、集金の人が持ってくるお金を
その度ごとに封筒に入れて封筒の表に金額を記入していましたが
あるときポストに「これこれのお金を出して下さい」
って入っていて、それが封筒ひとつ分以上の
お金だったので、ひとつの封筒が空っぽになって
パニックになってしまいました。
足らないお金をどの封筒から出せばいいのか
さっぱり分からなかったからです。
前の会計の人のノートは何が書いてあるのか
さっぱり分からないし、会長さんは
「難しく考えないでオタクのやり方でやってください」
としか言ってくれず、難しく考えるとは
どういうことで、難しく考えないとは
どういうことなのか、具体的に言ってくれれば良かったんですが。
結局、町内のことは町から脱退することで解決しました。
算数が出来ないと言っても分かってもらえなかったので。