ジャイアン(自己正当化型ADHD)は万事大げさであるが、特に痛みには弱いように思う。
小さいころから、ちょっとした火傷や切り傷などでも、手当てをしてくれとしつこい。年をとっても血圧にこだわったりする。
ただ予防接種の注射だけは、おそらく(目の前で他の子が泣かなかったら褒められるのを見るからであると私は思うが)我慢するジャイアンは多い。
ジャイアンはもともと不安が強く、また表面的な現象だけが認知され、その「意味」までは考えが及ばない。
だから「痛みはあるがなぜ痛いか分からない状態」ということになり、不安が強くなるのだろう。
また、「親を独り占めしたいということで手当ての形でかまってもらう口実になるから」というのもあるだろう。
思春期のケースでリストカットなどの自傷行為や刺青にこだわるケースは、一種の「解離」下にしているケースもある。基本的には「痛いことが嫌い」なのがジャイアンである。
他の不安が強く、また医療サービスに文句をつけることも多いので、歯科に行けない人や先延ばしで痛くても放置するケースも別の意味では多いのだが。
痛みをまったく感じないかのように見えることの多いASとの大きな違いのひとつである。
しいていうなら、アスペは痛いときほど
じっと堪えるんでしょうね・・ふんばるみたいな。。
あまり痛いときにはリアクションも考えてられないです。
ADHDは行動的なのでギャアアアっとリアクションがでかいせいかも?!
痛みでも何でも、原因や先が読めていれば大丈夫です。この痛みはしばらくすれば治まるとか、薬を飲めば大丈夫とか。
私自身、子供の頃から注射でも歯医者でも泣かない子でした(注射で泣いたり騒いだりする意味が分からない^^;)が、今3歳の息子が注射を我慢できます。
ADHDは大騒ぎですよね~。程度によっては可愛らしく見えたり、支えなきゃって思ったりするんだけど(^^;
メールで、お返事を頂いた者です。
相談させて頂く前に、先生のブログ等を一通り読みましたが、自分をADHDに当てはめた事は一度もありませんでした。
お返事後改めて、ADHDのACの記事を読んでみましたが、まさに自分の事が書いてあり驚きました(典型的なタイプのようで、なんだか恥ずかしいです)。
この度の先生のご返答で、私は、夫&子供との関係を含めて自分の生きていく上での福音とバイブルを得た思いです。
本当に救われます。ありがとうございました。
仕事柄痛がる子供とそうでない子供がいるのをどこからその差が生じるのかよく考えることがあります。
痛みは情動であるといわれているので、つまり痛みの感覚と感情の組み合わせなので、感情豊か?と思われるADHDのほうが痛みを表現しているだけではないでしょうか?
痛みの感覚自体は同様に感じるはずなので、その表現形式が違うだけなのだと思います。
それで、強いとか弱いとかではないでしょう。
だから、表題は「ジャイアンは痛みを強く表現」するの方がいいと思うし、その方がADHDの人も書き込むのでは?「ジャイアンは痛みに弱い」ではたぶんなんか非難されているように感じるかもしれません。
この辺、自己突っ込みなんでしょうか?
あと、怪我や症状を早めに訴えるほうは早めに治療で来て体のためにはいいと思います。から、そういう意味では痛みを訴えるのは現実的な意味がありますね。
昨日、私は歯医者に行きました。それで、以前のことを思い出しました。
ASの息子が高校生か大学生の時に、その歯医者で親知らずの歯を何本か抜いてもらったのですが(虫歯ではないが傾いて生えてきているので、他の歯に悪影響があると言われて)、麻酔をやっているのに、最初から最後まで、わあわあ騒ぎながら、痛がっていたそうです。
私は一緒には行かなかったので、見ていませんが、処置が終わった後に、わざわざ歯医者さんから電話があり、「息子さんはひどく痛がっていて、ずっと大声を出していましたが、何か恐怖症とかがありますか?」と聞かれました。
私や娘が親知らずを抜いた時は何でもなかったので、息子は医者の処置などにはすごく神経質なんだなと改めて思いました。
嘔吐や下痢がひどくて、内科でブドウ糖の点滴をしてもらった時も、1時間くらい腕に針がささっていることが恐怖らしく、
体をカキーンと硬直させていて、終わった後は体じゅうが筋肉痛になってしまったようでした。なかなか大変な人です。