このタイプのADHDは自分では「自分が当たり前」「自分のほうが正しい」と思っていることが多く、「少数派」という認識自体が困難で、また自分に不利なことは認めないため、自己診断を必要とすることは少ないのだが、ADHDについての分類を説明するのにどうしても必要なので説明を加えておく、
「人に執着しない」ことなど他の特徴はADHDそのものなのだが、小さいときから自分が中心で人より優位に立つことを求め、逆に自分が不利なことを認めることが難しいADHDの一群があり、自己評価が下がらない特徴のみアスペルガー症候群に似ている。表面的な学歴や極端なブルーカラーへの偏見などを相手が従うまで延々と言い続けたりする。
人のことでは合理的な考え方が出来るが、自分のことは客観的に考えることが難しく、自分を正当化しようと無理やりの言い訳ばかりするのが特徴だ。
ドラえもんの「ジャイアン」や「モラハラ」の加害者としてよく現れるのがこのタイプだ。
さてこの自己正当化型ADHDがさらに押さえつけられて二次障害で「自己正当化型ADHDのAC」となることがある。
依存的で被害的、人から痛めつけられているからと人を悪く言って自分に注目してもらおうとする特徴がある。思い込みが激しく、人の誠意を試そうとしたりするが、基本的には自分を評価するかどうかだけに関心があり、相手は誰でも良い。
自己正当化型ADHDのACも自己診断を必要とすることが少ないが、ADHDの5つのタイプには入るので、先に特徴を説明した。同じADHDとして残念だが、周囲の人が困るタイプだ。詳しくは下記。http://www.geocities.jp/yanbaru5555/mrhrADHD.htm
こんばんは。やんばるさん。僕は、石川県の者で、20年程前から、分裂感情障害と診断されている精神病者です。
今朝のNHKのニュースで見て、なんというか感動しました。
この自己正当化型ADHDに関しての先生の書いたものを見て、ほとんどが自分にあてはまるではないかと驚いてしまいました。どうも自分はADHDではないのかと思えてきました。
また、先生のHPやブログを、いろいろ拝見させていただきたいと思います。どうか、頑張るではなくヤンバッテ下さい。
コメントありがとうございます。
テンソル様
「分裂感情障害」「非定型精神病」という病気の人にはADHDに似た人が多いのは私も感じます。これらの特徴は躁うつ病に似て、能力のレベルダウンが無いことと、病気の症状の激しい時と全く症状の無いときが繰り返すことです。
遺伝的な近さなのか、または合併することが多いのか、または「ADHDの一時的な混乱」が間違えられるのか、いくつかの可能性が考えられます。
激しい症状が一回のみ、または繰り返しても必ず同じような心因が直前に見られる場合には、「ADHDだけ」のこともありえます。その場合は一時薬を切ることも可能と私は考えます。担当の先生とよく相談してみて下さい。
はじめまして。やんばるさん。
先日はNHKで拝見させていただきました。お疲れ様でした。さて、主人が自己正当型ADHDではないかと感じているのですが、やはり「被害者は逃れるしかない」のでしょうか?
とても納得するのですが、ぜひともその理由を教えていただけませんか?私は主人から離れたくて仕方が無いのですが
子供のために、なんとか修復しなくては・・・と思いつつ
主人の身勝手な行動・言動に困惑しています。
子供達もそんな主人が理解できないようです。
私の「逃げたい」を正当化したい気持ちもあるのですが
是非、「逃げなくてはならない理由」をお忙しいと存じますが、教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます。
みいこ様
私の外来カウンセリングの方で自己正当化型ADHDですが自分を理解する努力を続け、合理的なADHDに近づいているかたも居られます。重要なことは本人が自分のことを知り、自分が変わる必要があることを自覚できるかどうかです。
自覚して本人がカウンセリングやコーチングに通うところまで行けば離れる必要はありません。
ただ私は自己正当化型ADHDの人が上のことを理解することの困難さも分かります。
まず合理的に説得してみる可能性は無いことはないですが、それがうまく行かなかった場合に、最終的には「周囲の人が離れていってしまう」ことで本人が気付くしかないのかなとも考えています。
私自身、自己正当化型ADHDの親を持つADHDとして二次障害の中で生きてきました。お子さんの二次障害の可能性についても考えてみて下さい。
http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/
やんばるさん
早速のコメント、ありがとうございました。
やんばるさんのおっしゃるとおり、主人は他者の意見を聞く事が困難なようです。
なので、アスペルガーの息子に対しても持論を持ち出し医者や学校のカウンセラーの話を聞いても、納得いかない部分に関しては、てこでも考え方を変えることができないようです。
とゆうか、アスペルガーの弱い部分に直視できないのか理解できないのか・・・謎です。
長女は何かと理不尽な主人に愛想を尽かしていますが、次女は感受性が強くて(おそらくADHD?)余程の用件が無い限り、主人を避けているようです。
やんばるさんも二次障害で辛い思いをされたようですが、具体的に周りの人間は、どのような二次障害を被るのでしょうか。(すでに、私は無気力状態ですが・・・)教えていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
みいこ様
同じADHDとして非常に情けなく思いますが、自己正当化型ADHDの問題点は、他人の話を聞いて自分の価値観を全く修正できず、「繰り返し言葉で理解の難しい自分独自の価値観を押し付け続ける」ということろです。
ADHDは言葉の形の否定でダメージを受け、またASは態度の中で否定されるのを感じて二次障害となります。どちらも、「話を聞いてもらう」ということが非常に大事で、特にASのほうは(万が一相手が愛着の対象であった場合)理解してもらえないこと自体が生きていられないくらいの苦しみになります。
少なくともあなたは本人たちの話を聞いてあげてください。そして、可能ならばご主人の発達障害的な特徴について私にメールするなりして頂き、二次障害が悪化する前に、子供たちに親本人の発達障害の説明までしてしまいましょう。そうすれば少しはダメージを軽減できると思います。
もちろんあなたは一方の親としてご主人に情報を入れるなどの試みは続けてください。
コメントありがとうございました。
やんばるさん
お返事ありがとうございました。
アスペルガーの長男の療育ばかりに目を向けていたところ、次女のADHD的な部分が進行してしまい、一難去って又一難とゆうところですが、これからは、次女の話をゆっくり聞いて、なるべく側に寄り添ってあげようと思います。
さて、主人の特徴を挙げさせていただきます。
1.「ちくしょー」と何回も言ったり、「ちっ、ちっ」と、何度も舌打ちする。頭をブルッと振るわせる。
2.話を最後まで聞けない。割り込む。
3.自分の考えが全て。
4.権力のある人には弱い。権力の無い人にはその逆。
5.同じ失敗を繰り返す。
6.共感性がない。あるとしても、表面上。ほとんどがあまのじゃく的発言になる。
7.自分の時間が大切。
8.キレる。キレる原因は自分でなく周りの責任だと言う。
9.とっさの、右、左がわからない。
10.とても上手な字とはいえないが、子供達には厳しい。
11.物を紛失する。「ここに置いていたんだ!」と、逆切れすることも。
12.人の欠点が好き。
13.興味のあることを子供に押し付けるためなら何でもする。おもちゃを買い与えたり、レジャーランドに連れて行ったり、普段は話さないのにやたらとコミュニケーションをとる。長男は主人の愛に飢えているので、これでころっとだまされる。しかし、形だけのコミュニケーションなので持続しない。
よくもまあ、ここまで欠点を挙げられると感心していただけたと思いますが、事実なんです。
こんな主人を長女(中2)は、「興味が狭くて、人間味が無く、理不尽な人」と分析しています。私は、今まで散々主人から責められ、馬鹿にされ、怒鳴られ、主人の外の顔と家の顔のギャップに混乱して、体が常に緊張していました。今でも直接主人の目も見れない状況です。攻められ続けると不思議な事に、私が悪いんだ・・・と思っていましたが、そんな自分が今は情けないです。
子供達には二次障害がこれ以上悪化しない為に、主人の発達障害については少しずつ説明していこうと思います。子供にどのように主人のことを説明すればよいか、お時間が空いたときでもアドバイス、よろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
みいこ様
息子さんはASであれば、「愛着」であると思うので、合理的に説明しても理解は難しいと思います。なるべく自己評価が下がらないように、別の愛着のある人のところへ連れて行くなど考えてあげましょう。娘さんがADHDであれば、言語的に説明するのが一番です。私のHPをそのまま見せて、客観的に理解できるようにしてあげるのが一番であると思います。
コメントありがとうございました。
お返事ありがとうございました。
主人がいることで「愛着」を要求する息子が攻撃的になり、娘たちと私は憤りを感じ、とても辛い日々の連続です。
「偽善者」的な主人は地域や社会に対してとてもすばらしい人なのですが、これも私達が最も混乱する原因になっています。
実際もう離れるしかない・・・と感じているのですが、
周りの人に私達の困難を理解してもらうことは厳しそうですし、逆に私達がわがままではないか・・・と思われかねないのです。それだけ主人の社会貢献度は満点なのです。
ですが、そんなことを考えていては前に進めないのでなるべく先のことを考えるようにしています。
しかしながら、今までの困難の原因に気づく事が出来、そしてそれはもうどうしようもないことなんだと理解できたことが、大きな一歩だと感じています。
ありがとうございました。
コメントありがとうございました。
みいこ様
自己正当化型ADHDでも、自己愛性人格障害でも、アル中でも、結局治そうと考える場合には、「自業自得の状況を作る」ということになります。
私は本人のためにも、「その結果一人ぼっちになった」という結果にしてあげることがベストであると考えます。子供のためにも泣き寝入りはよくないと思います。
母親として毅然とした態度を子供たちに見せてあげてください。
コメントありがとうございました。
自己正当化型ADHDについて、最近考えていることがあります。
私自身、このタイプの母親の元で育ち、今は同居はしていませんが、たまに話をしようとすると、『これほど話にならない人はいない』と嘆きたくなるくらいです。
先週も、息子と私の母(息子から見たら祖母)と約束していたことについて確認しようと電話したら、結局話にならず。口論にもなりましたが、一応母から、『私が、かわいい孫との約束を破るわけがないでしょう?あなたも親を信じて、子どもにきちんとそう話しなさい』と言われたので、かなりむっとしたのですが確認できたので良し、としました。
(かわいい孫、というものの、遠いから、という理由で一度も会いにきたことはない)
万時が『私はいつも正しい』『悪いのはいつも他人(不都合があると、”あの人を信じた私がばかだった”などと人のせいにする)』なので、妹との同居も破綻してしまいました。
そんな母をなんとかしたい気持ちはあれど、話をしてもいつもそれる、こちらの言い分に対しては、自分がいかに正しいかの理論に終始して全く耳を貸さないので、結局諦めてしまいます。
現在一人暮しですが、さすがに寂しい様子ではあります。
結婚して11年、主人に別居を申し出されました。
口数の少ない人だっただけに、ショックでした。
別居の話が出てからというもの、今までに見たこともない主人の態度におろおろするばかり・・・・。
・物静かな割にはわがまま。
・自分の世界は物凄く大切にする。(夢想世界を現実にちかずけようと多大な努力をする)
・失敗しても反省せず、新たな道を探す。
・人にあまり世話されるのは“イヤ”らしい。
・反面、支配願望があるが結局は人の言う事を聞いてしまう。
・現実からは不可能な夢を持ち続け、その日その日の約束などはあまり気にならない。もしくは忘れる。
・人恋しくなる時があるらしい。
彼の生い立ちに原因があるのでは?と幾度となく考えましたが、本人を傷つけると思うとどう対処してよいかわかりませんでした。(かなり入り組んでます)
夫婦カウンセリングにも誘いましたが彼からの答えはうやむやのまま。結婚生活中何度も???と一般的な常識からは考えられないことがありましたが、別居中、彼が抱き続ける“支配力”が性癖のほうへ傾いているのが非常に怖いです。
どちらが彼の本性なのか、わからなくなってきました。
彼の事を理解したいのですが、まずはアスペルガーかどうかの判断ですよね。
どうでしょうか?うちの主人の場合は。
宜しくお願いします。
コーチングを受けてきて感じているのは、「自己正当型ADHD」と「AS」が、紙一重で極似していることです。
正直、ショッキングなことです。
どっちにしても、「支配的な態度」や「自己中心的な考え方」は対象に対して、悪影響を及ぼすこともわかりました。自分を客観視できないからこそ、私がたどり着いたところは「お互いの自由」です。
子供は親の所有物でもなければ、操り人形でもない。
いくら可愛いと言えども、守るべきだと思えども、度が過ぎれば有害になる。
ここに参加して、たくさんの方の意見を聞き、大変参考になりました。
いずれ、私ももっと変わる努力をしてみます。
本質的に変われるかどうかは、ちょっと自信はないですが、
「支配していないか?」「相手にとって、本当の自由はあるか?」「お母さんは大丈夫!」を、常に頭に入れ、対話していくことから始めようと思います。
母がこれだと思います。自分がどれだけがんばっても父に馬鹿にされるので、実家で父のことをろくでもない奴と言っていました。母といえば・・・母で自分以上のものを手に入れたいと考える人で、子供に対して、興味のある成績がトップクラスでないことで、イライラして・・・わからないのか・・というメッセージを送ってきては思うように動かそうとしていました。結局、父と同じで、自分の思うようにお互い家族を支配しようとしていました。
こんにちは。久々にコメントいたします。ADHDでストラテラ半年間服用しており、結局、不注意や先伸ばしはあまり直りませんが、キレたり激落ち込むことが減り、「低め安定」「ちょっとマシ」を意識して平和に過ごしています。
2つの疑問があります。1つ目は、成人が飲み始めたストラテラはいつまで飲むべきか?ということ。
飲み続けているうちに効かなくなっていくような気がします。胃もたれ以外の副作用が全くなくなり有り難い反面、「ノルアドレナリン再取込阻害」に対抗して受容体が増えるとか?だとすると、効いているうちにセロトニン神経を鍛えるのと、ADHD的認知の歪みなどを意識して矯正しつつ、服薬期間と同じ位の期間をかけてやめなきゃ…と、ぼんやり考えはじめています。
もうひとつの疑問は、ASとADHDの違いと併存について。
親がAS×ADHDなら遺伝的に併存ありのような…酸とアルカリみたいに中和するものではないだろうし。同じ「空気読まない」でも、そのプロセスが違うのではないか?「自己認識」や「変化への対応」は真逆ではないか??
最近、「脳の中の天使」を読んで、ミラーニューロン系の機能不全がAS、ドーパミン、ノルアドレナリンなど神経伝達物質の機能不全で表情や声色など微細な変化に注意が持続しないのがADHDで、結局どっちも空気は読めないのか?すると併存もありか?
こんにちは。久々にコメントいたします。ADHDでストラテラ半年間服用しており、結局、不注意や先伸ばしはあまり直りませんが、キレたり激落ち込むことが減り、「低め安定」「ちょっとマシ」を意識して平和に過ごしています。
2つの疑問があります。1つ目は、成人が飲み始めたストラテラはいつまで飲むべきか?ということ。
飲み続けているうちに効かなくなっていくような気がします。胃もたれ以外の副作用が全くなくなり有り難い反面、「ノルアドレナリン再取込阻害」に対抗して受容体が増えるとか?だとすると、効いているうちにセロトニン神経を鍛えるのと、ADHD的認知の歪みなどを意識して矯正しつつ、服薬期間と同じ位の期間をかけてやめなきゃ…と、ぼんやり考えはじめています。
もうひとつの疑問は、ASとADHDの違いと併存について。
親がAS×ADHDなら遺伝的に併存ありのような…酸とアルカリみたいに中和するものではないだろうし。同じ「空気読まない」でも、そのプロセスが違うのではないか?「自己認識」や「変化への対応」は真逆ではないか??
最近、「脳の中の天使」を読んで、ミラーニューロン系の機能不全がAS、ドーパミン、ノルアドレナリンなど神経伝達物質の機能不全で表情や声色など微細な変化に注意が持続しないのがADHDで、結局どっちも空気は読めないのか?すると併存もありかも、とも思いますが、思っている時点でやっぱりADHDなのでしょうね~。とりとめがなくて、スミマセン。
はじめまして
大学生の娘がADHDと診断されて色々とADHDの事を調べてみたら、このタイプではないかなと思い、投稿しました。
急に機嫌が悪くなって、人に当り散らす
自分の都合が悪くなれば、お世話になっている人でも平気で罵倒する
常に自分が正しいと主張するなど、気分の浮き沈みが激しくて、正直ついて行けない時が多く、どう接したら良いのかわかりません。自分の行動が他人に及ぼす影響を理解させるにはどうしたらよいでしょうか?