AC、人格障害関連

ジャイアンと親の「愛情」

 ジャイアン親の「愛情」について重要なことは、「実際にそういった感情が存在するか」ではなく、「子供の側から見て「愛情」と呼べるのものであるかどうか」にあると私は思う。

 例えばジャイアン母がAS夫の愛着を争って子供に妬みの感情を抱くような場合、仮に同時に娘への「愛情」が存在したとして、それを娘はどう受け取ったら良いのか?ということを考えると分かりやすい。

 「あなたのことは娘としては愛していますよ」「お父さんと仲良くしているときのあなたは憎い」というメッセージが両方あったとして、言語的と非言語的と分かれたり、また断続的に入れ替わったりしている状況で、娘は「愛されている」と感じることが出来るだろうか?

 ここで娘がジャイアンであるかどうかによって意味合いが異なってくるのであるが、ジャイアンの娘は一方で自分に向けられる親ジャイアンのエゴを見た場合には、それとは別に「愛情」を認識することは出来ないだろう。

 子ジャイアンの側はこの矛盾を無理やりに説明するために「自分が悪い」という子供なりの説明を考え出して学童期に至る前から重症のACや解離性同一性障害、摂食障害など病的な状態になる場合もあると思うし、「親にはカネだけ出してもらえば」と割り切るケースもあるだろう。

 だから結果的に振り返れば、「親の愛情など無かった」と考えるほうが子ジャイアンには実践的にプラスだと私は思う。「親ジャイアンが不安にならない限り」の条件付きの「愛情」など、子ジャイアンから見ればとても「愛情」と呼べるものではないからだ。

 このことを見渡した上で親の立場に戻った場合、相手が子供だろうが激しい妬み感情を抱いてしまう脳の醜さを持った段階で、「愛情」などという高尚な言葉を口にすることは出来ないと謙虚に考えるべきであるという結論が出てくる。

 子供に金銭的、生活の保障、成長に協力するという現実的な形で「喜んで利用される」のが一番害が少ないのだ。 


関連記事

  1. ブログ上コーチング④ASのケース
  2. ADHDという解決
  3. カネと感情問題の混同
  4. 自己正当化型モラハラADHD
  5. ブログ上コーチング③「陰口」
  6. 問答無用の自業自得
  7. パッケージのイメージ
  8. ブログ上コーチングの構想

コメント

    • むーん
    • 2008年 11月 09日

    >子ジャイアンの側はこの矛盾を無理やりに説明するために「自分が悪い」という子供なりの説明を考え出して学童期に至る前から重症のACや解離性同一性障害、摂食障害など病的な状態になる場合もあると思うし、「親にはカネだけ出してもらえば」と割り切るケースもあるだろう。
    ・・・全くです。少し、ほっとしました。
    しかし。ジャイアン母は実は「利用」されるのが大嫌いみたいで。(人を「利用」するのは好きなのだが。)
    この点、AS父(受動型か、積極奇異型か、「愛着」私に移行したのかも定かでないが)の方が、こっちの「利用(主にカネですが)」を喜んで受け入れていたようです。・・・楽でした。今も、精神的に接触しなければ、比較的楽です。
    「これでいいのかぁ~これでいいのだぁ~♪」みたいな感じもありますが。

    • mario (AS)
    • 2008年 11月 10日

    子がASの場合にはどうなりますか?
    (私と別居、母親と同居中から)息子の愛着が母親ではなく父親(私)に向いたように見えるのが実は良く分からなかったりもするのですが、親ジャイアンからの何らかのメッセージがあったりしたのかなぁと想像したりもしています。
    私は私のAS性に自分で注意するとして、親ジャイアンからの限定的な愛情表現がASの息子にどう映るのかを心配しています。(私には限定的に見えます。また別居している以上、どうしても限定的になります。)

    • 2008年 11月 10日

    母の持論です。
    父親が子供を怒っているときは、母親も一緒に怒らなければいけない・・・と。夫婦は一対で父母揃って、同じ意見を持たなきゃいけない(いかにも、依存的or受動的)そうです。
    等といいながら、いつも母は父の悪口を私に言ってました。
    こんな両親のもとで、よく育ったなぁと、自分で自分を褒めてあげたいです。
    >親ジャイアンからの限定的な愛情表現がASの息子にどう映るのかを心配しています。<
    marioさんのコメントを読んでると、そっくり私が息子に対して心配している事のような気がします。
    (夫が、息子に対して条件的な支配をしている事に対しての私の息子に対する支配的心配)ですが・・・
    きっと息子にとっては私のこの思い、重いだろうなーと改めて感じました。
    きっとウチのジャイアン息子にとっては、「そんな事どうでもいいから、お母さんは自分の好きな事でもして、僕に対してはお金だけ出しておいて」って気持ちなのかな・・・と、思います。

    • エイト
    • 2008年 11月 10日

    母は私に「親として責任を果たせていない・迷惑をかけた」と「利用価値があればどんどん利用させてもらう」の両方のメッセージを向けました。
    母にも私への”普通の親のように?優しい感情”は確かにありました。
    でも、
    >ジャイアンの娘は一方で自分に向けられる親ジャイアンのエゴを見た場合には、それとは別に「愛情」を認識することは出来ないだろう
    先生の仰るとおりです。
    母の「愛情」みたいなものを信じてボロボロにならずに済んだことがかえって幸いだったかもしれない。

    • 匿名
    • 2008年 11月 10日

    mario様
     私はASでないのでむしろお聞きしたいですが、例えば母親から言語的には「あなたを息子として可愛い」と言われながら、父親と友好的にしているときに露骨にいやな顔をされ続けるという体験をずっと続けた場合ASはどうなりますか?
     私の想像ではASは二刀流なので「母は本音としては自分が憎いけれども表面上嘘を言っているのだ」と受け取るか、あるいは(多数派なら)「お母さんの中にもいろいろな感情があるのだから仕方が無い」となるか?
     どうしても矛盾を説明しようとすると「自分が悪い」と持ち出すしかないと思います。「お父さんが悪い」というのもありうるかもしれないですが。

    • mario (AS)
    • 2008年 11月 10日

    YANBARU先生
    私にはその経験がないので(恵まれた環境で育ちましたので)分かりません。想像では「表面上嘘を言っているのだ」と取ることはないと思います(私はASですが人の発言を嘘と受け取る事も、裏の意図を読み取る事も出来ません)。母親の愛情を疑わない状態で、欲しいだけの愛情を受けられない事に苦しむかも知れないと心配したり、愛着が私に向いているようなので大丈夫ではないかと思ったりもしています。
    実は息子の今の感情自体が読み切れません。しつこく聞けば分かるのかも知れませんが、聞き出す事自体が傷を深くするかも知れませんので、息子自ら語りだす時を待っています。幸いな事に、表面上は明るく元気に育ってます。
    今は息子が「自分が悪い」と感じないように注意を払ってます。成長したら母親を、その行動から恨むかも知れません。折をみて「お母さんの中にもいろいろな感情があるのだから仕方が無い」事を話してみようと思っています。彼は(将来は)冷静に知識としてそれを持つ事が可能だと思いますから。

    • 2008年 11月 10日

    ウチの母にとってはたぶん愛情という感覚は、あったのだと思います。でも、先生の
    >子供の側から見て「愛情」と呼べるのものであるかどうか・・・<     私にとっては、「愛情」ではなく母の気持ちの「押し付け」だった、と後になって再確認した感じです。 >仮に同時に娘への「愛情」が存在したとして、それを娘はどう受け取ったらよいのか・・・< 全くそのとおりです。 私も幼い頃から感じていました。 母から怒られた時に『あなたが憎くて怒ってるんじゃないのよ。』と言って私を抱きしめるのですが、それが苦痛でたまりませんでした。 ホントは、憎くて怒ってるんじゃないの?等と子供ながらに思っていたのだと思いました。 私は母から >「自分が悪い」「お父さんが悪い」<と思い込まされ、
    また
    >「お母さんの中にもいろいろな感情があるのだから仕方が無い」< と洗脳されていた気がしますが。

    • 2008年 11月 10日

    marioさん
    私自身発達障害で又発達障害の息子を育てている身ですので教えていただきたいのですが・・・
    >「お母さんの中にもいろいろな感情があるのだから仕方が無い」<って事が、marioさんの本心から来ている言葉だったら
    息子さんの事をそんなに心配する事はないと思いますが。
    要するにそれは息子さんと元奥様のことで、marioさんがどう心配しようが、なるようにしかならないと思うのですが・・・(これは、前にもどなたかが言ってらしたと思いますが)
    その上で
    >息子が「自分が悪い」と感じないように注意を払ってます<って
    たとえばどのような点に注意を払ってらっしゃるのか具体的に教えていただきたいのですが。

    • エイト
    • 2008年 11月 10日

    母の場合、感情の起伏が激しいことも、わがままなことも、時間の感覚がおかしいことも、その他もろもろのマイナスも・・
    私を「利用」さえしなかったら、帳消しにできたと思います。
    親からの「利用」がいちばんきつい。
    >「喜んで利用される」のが一番外が少ないのだ
    ジャイアン親子の究極だと思います。
    母との関係では実現しなかったけれど、私と子供との関係はこれを目指します。

    • エイト
    • 2008年 11月 10日

    >「喜んで利用される」のが一番 *害* が少ないのだ
    漢字まちがえました・・

    • Sakura
    • 2008年 11月 10日

    おそらくジャイアン母・私、AS父・弟の家族です。
    弟は、私が結婚して家を出るまでは「親に怒られるようなことをしなきゃ良いのに・・・」と言っていました。
    (私は激しく両親に逆らい、勝手にやって来たのを見ていたので)
    ところが、私が家を出たとたん父の愛着が私に向き「愚かな娘」から「あいつは良くやっている」に変更、逆に弟は父から瞬時に「お前は馬鹿だ。人間の屑だ」扱いに転落したことで、「産まれて来なければ良かった」としきりに言っています。
    母からは「ひどいことを言うお父さんが悪いのよ。私も被害者よ。でも、あなたの父親なんだしお金を出して貰っているのだから、大人しく言うことを聞かなきゃダメよ。」と言われています。
    弟は、父を強く恨む一方で母も苦労をしているのだなと思っているようです。(表面的には、お母さんは好きなことしていれば良いよ。とかお母さんは恨んでないよと言います。本心かどうかわかりませんが)
    また、姉の無謀な行動力にはかなわないと諦め、自分が自分のペースで落ち着ける場所を必死にさがしているように見えます。
     私も、つねに家の中で優位な立場をとりたいがために、かなり弟をいじめてきました。
     現在彼はニートであるものの、よくキレずにいられるな・・・と思います。
     
     弟(や父)にとって、母は手足のような存在、外界とのコミュニケーションをとるための翻訳機として利用しているので、母を手放せないと思うけれど、
     母から「あなたが一人前にならないと私は自由になれない、離婚も出来ない」と圧力をかけられているので、「愛情」らしきものを感じているとは思えません。
    私もまた、母の不安感を煽らないように生きて来て、また父からは「俺の金を無駄遣い(学費・生活費)する愚かな娘」と言われてきた過去があるので、当然ですが、「親はいかなる時も子どもを愛している」などという幻想は、幼い時に捨てました。 

    • ぴよよ
    • 2008年 11月 11日

    これは、このブログに参加している人以外に向けて言いたい苦情ですが・・・親の何気ない言葉って、もっと気を付けなければならないものなんですよね・・・。
    職場の子ども達を見ていて思うのですが、子どもは親の模倣を得意とする子が少なくないです。
    何気ない独り言、何気ない愚痴、何気ない文句、何気ないボケ突っ込み、親にとっては家族として何気なく素直にご自分の心情をストレートに出しているつもりでしょう。家族にしか言えないことを言っているつもりで、人の心を閉じているとは思わず、自分から心を開いているつもりでしょう。
    しかし、まんま模倣されてる上、その言葉遣いは親の意図とは違う場面で、パワーゲームの武器として使われることがあります。
    子どもはとりあえず自分の優位を確保したいし、安全も確保したい生き物だからです。恐いですよ・・・。
    子ども同志でこじれたとき、普段から“まやかし”を使う子がからんでいたらそこをマークしますが、“まやかし”同志ばかりが集まってもめていたら(どこから手を付ければいいんだぁ!)と、顔には出さず心の中で泣きます。
    昔の教師や親が言っていた教訓で「注意してくれるうちが花だよ。心から見捨てたら黙って何も言ってくれなくなるよ。だから見捨てられないように頑張らないと!」というプレッシャーがあります。
    もう若くない今でもプレッシャーですが、本当はADHDにもASにもこれは通用しない教訓だと思います。
    言われ過ぎても分かりません。
    言われなくても分かりません。
    ちょうど良く言われないと絶対分かりません。
    発達障害なら大人も子どももこれは同じです。
    発達障害児(者)は、このコストを嫌がられながら周りにかける生き物なんです。
    発達障害者が親として本物の愛情を注ぐとき、このコストを自分の分は元より我が子の分も学童期までは背負ってやろうとするものなのでしょうか。そういうものなのでしょうか。
    私にはできない。自分で精一杯です。
    意気地なしです。

    • サエコADHD
    • 2008年 11月 11日

    夫がAS、子供の一人が高機能です。
    お医者さんからは私の父親がADHDだったのではないか、と
    言われました。父親は足に入れ墨がありましたが、12才で
    入れたとの事。未成年のうちに院の収監の経験があるとか。
    その理由は聞いても誰も知らないと教えてもらえず。
    反社会性障害や行為障害の定義に当てはまった人でした。
    42才でアルコール依存からの肝硬変で亡くなりました。
    その父親との生活の影響か、母親との生活がきっかけか
    わかりませんが、実際に私は解離をしています。
    全く記憶が飛んでしまう事はありませんが、
    曖昧になる事はあります。
    ASの夫の両親も私の両親もですが、状況を見ると、
    ジャイアン型のようにも受け取れます。
    しかし、単に閉鎖的な人間関係で、因習深い地域で暮らし、
    下層あるいはブルーカラーと言われて拝金主義的になると
    発達障害に似た思考の偏りが起きるのかも、と考える事もあります。
    夫と私の母親の共通するところが(年代的に無理ないのかも知れませんが)かなり、共依存的な関係を
    パートナーと作っていました。
    子供は「2人の生活の途上で派生した生命体」としての位置にあるようで、それ以上でも以下でもないという印象も受けます。
    端的に言えば、親子の情というものが感じられないのです。
    それは、単に私や夫が発達障害だからかも知れませんが。
    いろいろな要素があると、考えるのも難しいですね。

    • 2008年 11月 11日

    marioさんのように(AS)と横に入れて下さると、
    発達障害なのだけど自分はADHD、AS、ジャイアンかわからない私のような人にとっては、非常に参考になります。
    marioさん、昨日の私の質問には、答えて下さらなくって、結構ですよ。
    たぶん私の書き方が悪くて、悩ませてしまったかも知れませんね。すみませんでした。
    何となくですが、私自身、やっぱりジャイアンなのかな・・・とわかってきたところです。

    • mario (AS)
    • 2008年 11月 11日

    nさん
    気を使って下さってありがとうございます。書きたい事は書きますし、書きたくない事はスルーしますのでご心配なく。
    >要するにそれは息子さんと元奥様のことで、marioさんがどう心配しようが、なるようにしかならないと思うのですが・・・
    ですね。でも、まだサポートが必要な年頃だと思うのですよ。例え事実であれ、本人が受け取れる様にやんわりと伝える、でも事実は捻じ曲げない、辺りを目指してます。
    >息子が「自分が悪い」と感じないように注意を払ってます
    具体的にはどうしてるんだろう?息子の“母親を恋しい気持ち”を一切否定しないとか、出来る限り調整して母親と過ごさせるとか、毎日笑って過ごせるような楽しい生活を心掛けるとか。たまたま父と母が別々に暮らしてるけど、どちらに居ても楽しいって思えれば少しはマシなんじゃないかと思ってます。幸せであれば、誰も悪いと思わないで済むんじゃないかと。まぁ、母親の元でどう言われて過ごしているのか、分からないんですけどね(分かったとしても、どうしようもないし)。
     :
    おまけ:「私はASですが人の発言を嘘と受け取る事も、裏の意図を読み取る事も出来ません。」と書きましたが、嘘や裏の意図というものを長らく想定していませんでした。違和感は読めるようで、世の中には意味の分からない人が居ると感じていました。嘘や裏の意図を想定して人を眺めれていれば、それなりに読めるようです。そして、相手の受け取り方を意識していれば、(相手にとって)ダブルバインドになってしまう自分の表現も幾らか抑えられます。その技術を、いつ息子に教えるかが悩みどころです。

    • kei_
    • 2008年 11月 11日

    私も、自分が何者か解らないままここに参加しました
    ・・・というか今でもよく解かっていないかも、、ですが。
    過去記事のコメント欄で、「思ったこと、感じたことを一行でもいいから書いて見て・・」という言葉に、自分もやれるかも、という気持ちで書き始めました。(スイマセン、お名前不明)
    スタートはASチックで、最近もややそれらしきムード(笑)、
    押しなべて「怒りのツボ」以外はADHD的脳のように自分では感じていますが。(アヤシイ!)
    ここのおかげで、ACが少しは取れてきていかも・・という気がしますが、まだまだ手強い!!
    自分の気持ちも考えもいざ文章にすると出来なくて、相手の言葉の真意も
    >ちょうど良く言われないと
    解からないんなんだなぁ、、と。
    ここに参加する前は、「納得」したい気持ちが強く(AS的)、最近は「自己決定権」にこだわっていることが見えてきています。
    これは、親(母親)に預けていた反動なのか、ADHD的脳からなのか、まだはっきりしていませんが。
    時々、それを追及できる機会に遭遇すると、簡単にその思考回路が繋がる感じですね。
    例えば、「創作」~今はお休み中ですが、とことん納得するまでいじくれるし、「買い物」なんかも、実際つい、通販で返品も出来るし、セールだしって買いまくりをしても、この回路が成立している気がしました(笑)。
    解かったらスッキリするだろうな、と思いますが、解からなくてもそれなりに、亀の歩みでもOKなんじゃないかと思います。
    記事と全然関係ないコメントになってしまって、お許しを!!

    • 2008年 11月 11日

    私がまだここに参加していなかった頃、皆さんの書き込みを見ていて、自分はまさしく発達障害だけど自分がADHD,AS,ジャイアンのどれだろうとずっと思っていました。
    ASは、ジャイアンの怒りに触れる発言をする・・・とどなたかが言ってらっしゃったのですが、ASのコメントのどの部分が怒りを買うのだろうと・・・と正直思ってました。
    その頃の私は、ACのせいで、頭の中がぐちゃぐちゃ状態で、ASの意見はまるで母の言葉のように聞こえ
    ASの方がおっしゃる、まさに正当化している言葉やらASが語るやんばる先生のおっしゃるところの、< 高尚な言葉>は、何となく違和感を感じてはいたものの、「あぁ、そんな意見もあるなあ。」くらいにしか思えませんでした。
    ACからようやく抜け出せそうな今、やっと本来の自分自身の事を理解しつつあります。怒りに触れる発言の意味もようやくわかってきました。
    AS,ADHDわかり合えたらいいと思いますが無理のような気もします。人の話を聞かない男と地図の読めない女って感じで、(私は読んだ事ないのですが、今ふっと思い出しました)
    ずーっと平行線のような気がしました。

    • kco
    • 2008年 11月 11日

    サエコADHDさん、同意します。

    • 2008年 11月 12日

    昨日生意気にも・・・ACからようやく抜け出せそうな今・・・等と書いてしまいましたが、未だに母に怯えている自分に気がつきました。
    もし母が私の書き込みを見ていたら、どうしよう・・・
    きっと母は、又半狂乱になり、「こんな事どこの家庭でも誰にだってある事、あなたは、こんな誰が見ているかわからないところに発表して・・・お母さんを悪者にして・・・そんなことしてたら絶対にこの先よくないよ」
    等と言ってくるに違いない。
    又は、自分ではどうする事も出来ず、父やら伯母に相談して
    何らかの形で連絡してくるのだろうか・・・
    私の思い過ごしならいいのですが。でも、最近母から全然電話もメールもないので、もしや私の書き込みを知ってしまったのでは・・・取り越し苦労でしょうか。もしも母からここでの書き込みでの事を言われたときは、もちろん、しらばっくれるつもりですが・・・
    やんばる先生から、<脳の障害>だと教えていただき、前からすると、ずいぶんラクになりましたが、母の呪縛とでも言うのでしょうか。

    • kei_
    • 2008年 11月 12日

    余計なお節介、してしまいましたね。
    ・他者に介入しすぎ
    ・なおかつ優等生ぶっている
    ・何かの役に立てば、程度のつもりが大きなお世話
    ・世界観の押し付け
    ~以前、mmmさんが書かれていた「なるほど」と思う項目が、全く身に付いていなかったみたいで、恥ずかしいです。(mmmさんは現実を直視されていくタイプの方でしたよね)
    共依存を断ち切って自立を目指すも、ACの根の深さ、修正方法、程度もペースも人それぞれ、、、
    自身が「依存型ジャイアン」か「対人がAS的」なのかはわかりませんが、
    >まさにそれこそが依存の名残り・・と書かれていたことも思い出しました。
    自分が他者にどう接しているのかを冷静に観れば、今まで親を含めて他人からどう接しられてきたのかが、観えてくるのかもしれません。
    昨日も書きましたが、こういう回路にスイッチがONするきっかけというか、状況が少し解ってきたかも・・。
    1つは「枠」を広げたくなった時。
    そして、2つ目は調子に乗っておしゃべりになってきはじめた時(笑)。
    これって、「過集中」??
    やんばる先生がTV出演の時に「おだって」と表現されていましたが、自分のそれとの違いや共通点もこれからの探求の1つの課題になりそうです。
    投影自己同一視もおきてる気がしますね。
    自分もそんな気持ちの時があった、、、と。それが上から目線になる原因かな。
    結局、相手はそこに見えず、「今の自分」が「その気持ちだった自分」に発言しているだけ・・・。
    なんだか、芋ずる式に「課題」が見えてきて、どんどん掘り起こしていくうちに、収拾つかなくなるんじゃ。。(笑)
    *私から私へ*
    ぽちぽち、亀の歩みでもゆっくり行こう。。
    度々、失礼しました。

    • 2008年 11月 12日

    kei_さん
    >余計なお節介、してしまいましたね。
    もしかして、これは、私におっしゃって下さってるのでしょうか?もしそうだとしたら、すみません、私って本当に空気が全然読めてないと言うか、状況が読めないので、鈍くてすみません。
    >親(母親)に預けていた反動なのか、ADHD的脳からなのか、まだはっきりしていませんが・・・
    今回のkei_さんのこの言葉は、私も全く同じです。
    が、昨日のAS云々・・・と言う私の発言は、その前のkei_さんに対してではありません。
    P.S:今改めてkei_さんのを読み返すとやっぱり、私から発したものから来てたんだと、ようやく気がつきました。
    余計な気を遣わせてしまい、すみませんでした。

    • タッタ
    • 2008年 11月 12日

    この表題と関係ないのですが・・・。
    自分がADHDだと納得して、
    ACのジャイアンだと理解して、
    HP読ませていただきながら、
    これは私だと思い、
    だから自分は「ACのジャイアン」だと認識してたはずなのに・・・。
    どこかで
    私はそれを逃げに使っているだけで、
    実は多数派なのではないか?
    やればできるのに、
    やらない自己中、怠惰なだけの人間ではないか?
    と感じていました。
    本気になれば多数派に戻れると思っていました。
    後者の方がもっともらしいのですが、
    実はそれが「ACのジャイアン」からの逃げだった、
    否認だったと、
    今頃気付きました。
    他人に「現実をそのまま見る」ことを勧められ、
    それをして、ひどく動揺したら、
    それが分かりました。
    手の込んだ否認でした。
    遠回りしましたが、
    これから真剣に読ませていただいて、
    できる努力をしていくことにします。
    ここはヒントが満載です。
    宝の山だと、
    今頃気付きました。
    どうもありがとうございます。
    関係ない内容ですみません。

    • kei_
    • 2008年 11月 13日

    nさんへ
    こんな風に個人名を立てて書き始めなかった私はきっと、まだ人との距離が上手く取れない戸惑いや、自信の無さの表れなんじゃないかと思います。スイマセン!
    昨日の自己コメントを読んで見て、「枠」を広げたい気持ちになるのはどういうきっかけかな?・・・と考えてみました。
    「郭公の雛」とか「井戸の中の蛙」とかいろいろな喩えがここでは出てきますが、「孤独」が発端で外に手を伸ばした時には、「かまってチャン」=AS的??になるのかなぁ~と。
    じゃ、調子に乗っておだっていて「枠」を広げてしまった時は??
    なんだか、一見すると区別が付きにくいのですが、、、。
    昨日も書きましたが、自分の「自己決定権」を親(母親)に預けていたところや、母親の世界観(価値観)をそっくり取り込んで生きていたところを、自己同一視していたんだと思います。
    もちろん、nさんの経験やこれまでの過程は自分のそれとは違うものなのに、、ですが・・。
    共依存の中にいると、とても狭くて息苦しくて、でも「自立」の道はそう易々と進めるものでもなくて。。
    新しいエントリがアップされていて、言語IQと動作IQのことが書いてありましたが、自分は子供のころからスポーツが好きで、身体を壊して出来なくなるまではバランスが取れていたように思うので、こうして文字や言葉の出力(量)と動作のバランスを考えてみるのもいいのかな、と・・・。
    いろいろな取っ掛かりを使っては、試行錯誤している最中の身です。
    ご迷惑をおかけすること度々ですが、お許し下さい!!

    • 2008年 11月 14日

    kei_さん
    こちらこそ・・・すみませんでした。

    • いびつ
    • 2012年 9月 05日

    ADHDにも母性本能あるのでしょうか。
     

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP