AC、人格障害関連

カネと親の責任

(このところ非常にシビアーな話ばかりで読んで楽しくないとは思いますが、どれも残念ながら 「事実」なので書いていきます)。
 最近のコメントの中に印象深い発言があったが、発達障害の親で子供の養育に支出したお金について恩を着せるケースがしばしばある。

 本来子供の養育は憲法上も親の義務で、親がお金を出すのは(子供が何歳までかという議論は別として)一般的には当たり前だろう。

 ジャイアンの親の一部に、ことある毎に「カネを出してやった」と恩を着せる言い方をするケースがある。私の考えではこれは「その場で子供に対して優位を保ちたい」という表面的な意味だと思う。

 ただ子供も正直なADHDやASであると、「返さなければならない」と真に受けたり、また「恩を着せられる自体ムカつくから意地でも返しておく」というケースもあるだろう。

 いくつかのコメントにもあったが、親自身が幼少期に経済的に苦しくて、親自身の親から出してもらってない場合など、「子供に対して妬む」という醜い心理もジャイアンにはある。

 しかしジャイアンは「もともと出さないのが当たり前」と思っている訳ではない。

 これに対して、親がASで子供に愛着が無い場合、本当に「(子供のためでも)一銭もカネを出したくない」という心理が存在する。

 もともとASには、「自分のお金」に対して非常に強い執着がある。結婚したパートナーにも一定の生活費だけを渡し収入明細を決して見せなかったり(これはジャイアンにもあるが)することは珍しくない。

 またASには「愛情をカネで量る」ような心理もよく見られ、愛着の親からカネを出させることに強硬にこだわったりする。

 子供に愛着があった場合は、甘やかすほど無制限にお金を費やすが、逆に愛着の無い子供には、第三者の目がある場合などを除き一切お金を出そうとしないので、そういう場合に後から、(愛着の兄弟と比べればほんの少しの出費でも)、「こんなに出してやったのに」という心からの発言が出てくることになる。

 この発言は思い切り非言語的な(愛着の無い子供への嫌悪感からの)圧力も伴うので、子供がジャイアンやこの親に愛着があるASの場合は悲惨な状況になる。

 ついでにパートナーが依存型ジャイアンでASに依存していたりすると、この不条理なASの態度をそのままパートナーからも肯定して、(子供に対して)「あなたが悪いのよ」と言うことになる。

 子供がある程度の年齢に達するまで経済的にサポートすることは親の義務で、これに恩を着せるような発言を聞いても、子供の立場からは「間違っている」と断定して良いと私は思う。
 ついでに「お金を出して育てたのだから老後の介護もしろ」というのも「大間違いだ」と考えて良いと私は思う.


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コメント

    • くらら
    • 2008年 11月 03日

    「自分の稼いだお金に愛着のある」AS父とそんな父に依存したジャイアン母に育てられました
    家を建ててやった
    ピアノ買ってやった
    電気代払ってやった
    、、、
    と大人になってからことあるごとに父に言われるようになりました
    我が家のFAX付き電話機は私が買った物なので、そういわれて頭に来ると
    「電話機は私が買ってやった」
    といって撤去したことも何回かあります
    もともとAS父は
    私が産まれても麻雀にはまり負け、怒った母に対して
    「俺が稼いだ金を何につかおうが俺の勝手」
    と独身貴族のようなセリフ、つまり妻子持ちという自覚と責任感のないことを平然と言った人なので、麻雀はしなくなっだけで
    俺の金を家族の為に使うのは当たり前
    とは思っていないんだろうなぁと思う。
    私にしてみれば
    引っ越したくない時に引っ越ししなければならず、気がついてみれば不便なだけな場所に家をたてられ、
    物凄くありがたい
    わけではない
    そこそこ感謝はしても
    そんな威張るほどの家ではないと思う
    威張れば威張るほど
    そんなの親なら当たり前
    とどん引きしてしまいます
    世にはピアニストの妻子の為に自宅にホールを作った人もいますし。
    更に私がしっているや○ざの人は
    親に
    あんた育てるのに○百万円かかった
    と言われ
    返してやる!
    と思いその道に入ったそうな
    親が子どもにそういう恩着せがましいことをいうのは禁句だと思う。
    私もピアノがなければ確実にぐれてたとおもう

    • むーん
    • 2008年 11月 03日

    >(このところ非常にシビアーな話ばかりで読んで楽しくないとは思いますが、どれも残念ながら 「事実」なので書いていきます)。
    イエ、こういう具体的な話が勉強になります。(私の場合。)
    >もともとASには、「自分のお金」に対して非常に強い執着がある。結婚したパートナーにも一定の生活費だけを渡し収入明細を決して見せなかったり(これはジャイアンにもあるが)することは珍しくない。
    今の父です!私の障害年金積み立て手帳まで、自分で全部管理してる。・・・私には、税金のぜの字も教えません。(
    これが、大きく一つ自立のネックになっている。知っているべき年齢なのだが、20年もブランクがあると忘れてしまった・・・)
    それに大体高齢だから、一桁間違われると、困るのはこっちもあっちもなんだよ。
    >「こんなに出してやったのに」という心からの発言が出てくることになる。
    それどこじゃないです!引きこもり時は、腹を立てると「お前のせいでいくら金かかってると思ってるんだ!!」でした・・・(そんなこと言ったって、1日40錠の投薬状態で、どうやって働くよ、今思えば。)
    >ついでに「お金を出して育てたのだから老後の介護もしろ」というのも「大間違いだ」と考えて良いと私は思う.
    こればかりは、言い出していませんが。

    • パパイヤ
    • 2008年 11月 03日

    元AS夫が父親からの愛着がない&母親が依存型の子供の例そのものでしたね。そうとうにひねくれるので注意した方がいいです。
    ちょっと本題から外れますが、元AS夫は子供に愛着がないようでした。子供が数十人いるところで、「うちの子供が一番かわいかった?」と聞いたら、「一番かわいくない方だ。」と言ってました。自分の子じゃない(私が浮気してるんじゃないかみたいなこと言ってたので)と思ってるのかな、と思ってましたが、自分の子だとわかってても愛着がないと、まるで自分とは関係ない他人、みたいな態度が取れるんですね。私にはまるで信じられない話ですが。
    ある日、「かわいいとかかわいくないってひょっとして、ルックスのこと言ってるの?」と聞いてみたらルックス以外にかわいいってどういう意味?と聞かれました。わたしなりに説明してみましたが、通じてないようでした。愛情という概念が彼自身の中にはないようです。
    まったく、モー娘のオーディションじゃないんだから、、、、。
    ASの人って、ルックス重視というか、愛着がルックス(表面的なもの)に極端に左右されることってあるんでしょうか。ASの愛着の基準てなんなんでしょうか。(自分になついてること?)

    • 2008年 11月 03日

    夫は私に対して、前には(パワーゲームで夫優位だった頃)、「誰のおかげで食っていけると思ってるんだ。」とはよく言ってました。
    ・・・が、最近夫の女装癖が私に見つかり立場が逆転して以来、私には、そのような事は言わなくなってきました。
    ・・・で最近私には、何でもかんでも、非常によく
    してくれるようになってきました。
    ・・・が、夫は、息子に対して、
    「お前の教育にいくらかかってると思ってるんだ」とよく言ってます。
    夫は、私と息子が1セットだと思っているようで、その言葉は息子に対して言っているようで、その言葉を実は私にも言っている様ですが・・・
    最近では私自身も、又言ってるよ、位にしか感じませんが、
    息子にとっては、非常に重たい言葉だな・・・と感じておりました。
    でも、ジャイアンの息子は私には、「将来お父さんとお母さんの面倒は見ないからね。ちゃんと
    老後のお金くらい自分たちで貯めておいてよ」等と言うので、
    息子に依存してはいけないと思っている私は、「はいはい、お母さんたちは、じいちゃんばあちゃん達が死ねば、たくさん遺産が入ってくるので大丈夫だよ。」等と、
    とても現実的な事を言ってしまっているのですが、大丈夫でしょうか?

    • あまがえる
    • 2008年 11月 03日

    賛成です。
    恩着せがましいのは苦痛です。
    そんな親は要らないです。

    • ぴよよ
    • 2008年 11月 03日

    ~「親の責任」の、私の件の続きです。ずれていっていてすみません。
    そういえばカネの問題を忘れていました。
    私の親は自分の貯蓄から葬式代は残すだけの義務感、というかマナーはあります。
    だから子ども達に残された課題は業務分担だと思っています。
    親の介護だの何だの、寝た子を起こすような問題に触れたくないからそれまでは黙っていました。いくら私に発達障害があって家族問題では使えない人員であるとしても、キャパシティーも限られるのにタイミングも考えないまま発言するのは、やはり思慮に欠ける行いだと自分を押さえていました。
    そうしたら、“男脳”達がまとまって暗黙の空気読みとりを私に丸投げしたわけです。
    ASへの虐待に等しい。
    わざわざ火の点きやすいタイミングに不意打ちです。お陰で、刷り込まれたヴィジョンが今でも消えなくて大迷惑です。自分の努力で消せないからわざわざ障害者だとカミングアウトしてるのです。
    このままだと将来、親の老後問題に関わるのが「(親)あなたのためなのに」と子から親へと押しつける、二刀流の仕返しのようになっていきそうで、危険です。まだ先ですが。
    いけないことなのですが、聞き足りなくてたまらないのです。家族に接近するたびに『私って何?』と、きっと寝言のように無意識に聞きそうで。
    私の存在が何なのかが分からないと、業務分担の根拠が見えてこない、目安が決まらないと親の枕元で無意味な姉弟喧嘩開始の道しかなくなります。
    仕事を沢山するわけではありません。私をどう扱うつもりなのかが知りたいだけ。冠婚葬祭には私に一人ジョブコーチ役を付けろと。勝手な目的です。
    先に手を打つ、元気なうちに打つ発想は無いのでしょうか。
    ある人生の先輩は「それが年寄りだから。」と言っていましたが。
    だから将来は“年寄り”対“AS寄り多数派”対“ADDとAS”の限界のぶつかり合いのバトルになるのでしょうか。
    母親が言いました。「親の言うことも普通に聞いて。弟の言うこともはいはいと聞けばいい。」
    スケープゴート=罰=発達障害が悪いことであり裏切り、という発想を私はしているので、そういう立ち位置を望まれるなら私は暗黙の中には沈めません。大迷惑でもバトルは表面化させる主義です。
    だからこそ親が体力と頭脳があるうちに集まって話し合いしてって言っているのに。

    • ひまわり
    • 2008年 11月 03日

    >またASには「愛情をカネで量る」ような心理もよく見られ、愛着の親からカネを出させることに強硬にこだわったりする。
    そういうことなんですね。
    以前どこかで、『ASはお金がかかる』といったようなことを読んだことがあります。
    旦那や娘の、意味不明さに悩んでいた時、ASの特徴の中に当てはまるところが多々あったんですが、
    その、『お金がかかる』の部分が妙に気になった覚えがあります。
    私は、(AS疑いの)娘との関係に、お金は必要不可欠な思いを強く感じていましたから・・・
    親だから、子どもなんかにビビッてなくてもいいのに、なんだか脅されているような感覚があり、
    かなりの無駄金をつぎ込まされた気分です。
    まー私は、お金で済むことなら・・・という考えで、結果オーライであれば、よい投資だったと思えますが・・・(と言いましても、子どもは旦那の子どもでもあるので、必要最低限以外は私は一切出しません(『出せません』が正しい)が・・・)
    AS旦那は、
    >子供に愛着があった場合は、甘やかすほど無制限にお金を費やすが、逆に愛着の無い子供には、第三者の目がある場合などを除き一切お金を出そうとしない
    ・・・というのが、顕著に現れるタイプです。
    しかし、AS故(?)依存してくる子どもには、「愛情をカネで量る」ような心理からか、『あなたを愛してますよ』と言わんばかりに、お金を出しているようです。

    • 2008年 11月 03日

    >ついでにパートナーが依存型ジャイアンでASに依存していたりすると、この不条理なASの態度をそのままパートナーからも肯定して、(子供に対して)「あなたが悪いのよ」と言うことになる。<
    私が育った家庭が常にそうでした。
    今でも結局、今までの母の発言はホントの所
    父の意思だったのか母の意志だったのかはっきりわからない所が残ってます。
    それを私自身が母から受け継いで、息子にしてないだろうか(言葉では言わないように混乱させないようにと、気を使ってるつもりではいますが)、自問自答しています。

    • mican
    • 2008年 11月 04日

    ジャイアン母はお金のことで教育費を出したいのに出せない→イライラして八つ当たり→迷惑がっているように見えた・・のでしょうか。
    確かに母は単純で横暴だったので文句を言い易かったです。
    母に「あんたが勝手に生まれた。好きで生んだんじゃない」と日々、言われて育ちまして
    その反撃に私は「勝手に生んだくせにっ!死ぬのは痛くて辛いんだ!よくも生んだな!」という喧嘩を何度繰り返したことか・・
    お互い酷いことを言い合いました。責任は生まれたほうなのか、生んだ(生きている)ほうなのか、責任をなすりつけあっていたのですよね。
    さすがにこんな事を親に言われるとそれはショックで、親への攻撃とは裏腹に「生まれてごめんなさい」という思いでいっぱいでした。
    なので、どこかで育ててもらったことに対して借りがあるように思ってしまう感情を痛いほど解ります。
    ただ、中学3年の終わりに、このまま母と同じ土俵にいても「自分が損」だと思いまして、
    自分の道は自分で切り開く、もう二度と母に私の人生の邪魔をさせないと誓った記憶があります。
    自分が死にたいのか、生きたいのか自答して「生きる」と決めた瞬間でもありまして
    生きると決めたからには「自分」が「損」しないように「精一杯生きる」と自分に誓ったときです。
    子供の頃は母に自分を育てろと(金を出せ)と迫った手前もありますし・・
    始めは自分を認めさせたいという「依存させたい願望」も正直あったと思います。
    それでも、親が子供を育てるのが当たり前だと思うので、母の老後は私に義務があると思っています。
    母はそんなにお金を持っているほうではないので、65歳で私が仕事を辞めるよう薦めた(体が心配で)こともあり、以来ずっと毎月定額を渡しています。
    これは借りを返していることになるのかもしれません。
    母が経済的に裕福であれば渡さないとも思いますが・・・
    年老いて、親が生きる為に金銭的にも体力的にもサポートを必要とするならば
    子供はやはりサポートするべきだと私は思うのですが・・・
    報道などを見る限りでは多数派も含め多くの人が出来る限り係わりたくない(実際に介護とかを避ける)ようですが、どうなんでしょう。

    • mican
    • 2008年 11月 04日

    すみません。書き間違えてしまいました。
    責任は生まれた(生きている)ほうなのか、生んだほうなのか、責任をなすりつけあっていたのですよね。
    ・・・でした。

    • 2008年 11月 04日

    「あんたが勝手に生まれた。好きで生んだんじゃない」
    私もよくその言葉を母から言われてました。
    ですから私も生まれてきてごめんなさいという気持ち・・・今でもあると思います。そして
    その事を今になって母に言った時、
    「あなたが、お母さんに向かってよっぽど反抗的な態度をとったからでしょう」と言い返されて唖然としてしまった、というのを思い出しました。
    私は息子には、母から言われてきていやだったそんな言葉など一度も、絶対に言ってはないと思うのですが、
    息子は何でもないときにその「生まれきてごめんなさい」と口にする事があります。
    私としては、そんなこと息子に思わせてもいけない言葉です。
    結局私が息子に裏メッセージを出しているのだと、思います。
    私自身、潜在意識をきれいにしたい・・・

    • 2008年 11月 04日

    何度もしつこく、すみません。
    ここでの書き込みをもし母が知ったら、何て言ってくるのでしょう。
    今までに何度となく母に「今まで私は辛かった、今でもお母さんにに言われてきた事は覚えているし、その影響は私の子育てにも影響している」などと訴えてきました。
    初めは、驚いてましたが、その後は逆切れしたり、
    又、泣きそうな声で「こんなにもあなたの事を思って今までこんなにがんばって、あなたを育ててきたのに、それなのにあなたは、こんな風に感じてたの?」
    そして、「お母さんの気持ちも理解してちょうだい」
    でした。
    母の何をどこを理解しろというのでしょうか。

    • ひまわり
    • 2008年 11月 04日

    >息子には、母から言われてきていやだったそんな言葉など一度も、絶対に言ってはないと思うのです
    ・・・と自分自身は思い
    >こんなにもあなたの事を思って今までこんなにがんばって、あなたを育ててきたのに
    ・・・と母親は言う
    >息子は何でもないときにその「生まれきてごめんなさい」と口にする事があります。
    ・・・そして、子どもはこんなことを言う。
    連鎖を断ち切れるといいのに・・・
    親も生身の人間であり、子どももそれぞれに違う。
    その上、どちらかか又は両方に発達障害の疑いがあるとしたら、
    子育ては、一筋縄ではいかない。
    ここにたどり着き、自分達の特徴を知れたのならば、
    無自覚な親を許せたら(忘れられたら)いいなと思います。
    それは、大変な作業でしょうが・・・

    • エム
    • 2008年 11月 05日

    日経文化面に水無田気流という詩人のエッセイ「親の記憶、子の記憶」が載っていました。
    その中で、印象に残った部分ですが、
    人は自分がもっとも親を恋しがり、親に手をかけられ、親から愛されたときの自分を覚えてはいない。・・・・
    ・・・一方、子どもがもっとも親を懐かしみ、恋しく思うのは、親の死後かもしれない。その姿を、当の親は見ることがない。
    だから、親子は宿命的に、その「愛情の記憶」において、断絶を抱えているのだろう。・・・
    私も親に対しては「生まれて、ごめんなさい」だったし、子どもに対しては「私が産んで、ごめん」と思ってしまう。
    これは、子どもが受動型ASのせいかもしれないけれど、因果応報とも思えてしまう。

    • むーん
    • 2008年 11月 05日

    >しかしジャイアンは「もともと出さないのが当たり前」と思っている訳ではない。
    本当でしょうか?
    思い出しましたが。
    高2の時、塾代を無断で私が使い込みました!(これは私が悪いです。)そしたら、「こういう事だけはしない子だと思っていたのに」とジャイアン母に言われ、高3の時の塾代がストップになった。
    仕方ないので、お年玉を律儀に貯めていた13万円で、「全部出席したら返してもらう」約束で、自分で出した。・・・そしたら、受験直前の1日だけ休んだら、「全部行かなかったから返さない」と。
    PS;他にも。ここで騒いだが、祖母の「私に遺す」言う年金、ジャイアン母全額使い込みやがって。しかも、「ボケたお祖母ちゃんが、ヘルパーさんが盗んだと勘違いしている」と誤魔化すやり口が実に汚いです。

    • 2008年 11月 05日

    ひまわりさん、いつもありがとうございます。
    >連鎖を断ち切れるといいのに・・・< 結局今の私のテーマはこれなんだな、と思います。 これは、私と息子との事のみではなく、代々伝わってきているであろう私の結婚観・・・私vs夫の事もあるな・・・と昨日ちょうど思っていたところでした。 そのためには、 >無自覚な親を許せたら(忘れられたら)いいなと思います<>それは、大変な作業でしょうが・・・< 私にとっては、本当にそのとおりです。 でも、私の代で断ち切らないといけないですよね。

    • 2008年 11月 05日

    ひまわりさんありがとうございます。
    >連鎖を断ち切れるといいのに・・・< 今の私の課題だと、再認識できました。 >それは、大変な作業でしょうが・・・< 私にとって本当にその通りです。 でもこの連鎖を私の代で早く断ち切ってしまわなきゃとも思います。 無自覚な親を許す(忘れる)って、私にとっては、とっても難しい事なのですがどうすればよいのでしょう。

    • 2008年 11月 05日

    すみません。せっかちなもので・・・
    同じ内容のものを二度も送ってしまいました。

    • 匿名
    • 2008年 11月 05日

    n 様
    「母のどこを理解しろと?」
     その答えは「脳の障害であった」ということです。
    私も母からの徹底した無視が原因で情緒障害になりましたが、結局私自身も同じ脳の障害を持つことが分かり、母をとがめる気持ちは今はありません。(もっとも普通に親子として関わる気もありませんが)。
     
     合理的に脳の障害であったと理解する以外に無いと私は考えています。

    • 2008年 11月 05日

    YANBARU先生
    ありがとうございます。
    母は脳の障害だと理解すればよいのですね。
    母は又その事自体何にもわかってない、ある意味かわいそうな人なのですね。
    同じ障害でも私はまだ、少しはわかってきた分マシだと思えてきました。
    少し光が見えてきた気がします。
    ありがとうございました。

    • 匿名
    • 2008年 11月 05日

    ヤンバル先生 おそらく 人格障害のレッテルを貼られている人たち もしかすると100%が スペクトラムの二次障害のような???

    • kei_
    • 2008年 11月 06日

    >人は自分がもっとも親を恋しがり、親に手をかけられ、親から愛されたときの自分を覚えてはいない。
    ・・・ほんとにそうですね・・・。
    自分に一番手をかけてくれていた頃の記憶は、子には全くなくて・・。
    親は日毎、自分をどんどん必要としなくなっていく(成長していく)子と、毎日対峙しているわけで。
    時々(いや、かなり頻繁に??)恩着せがましく、時には懐かしく??手をかけたことを言いたくなるのも、分からなくもないけれど・・・。
    以前書いた親戚の娘の父親=私からすると叔父さん(かなりのオレ様)は、
    なにかに付けて、「首も座らない赤ん坊(私)をだれが風呂に入れてやったと思ってるんだ!俺だ!!」と、
    ほんと、事ある毎に言ってますが。(笑)
    >・・・一方、子どもがもっとも親を懐かしみ、恋しく思うのは、親の死後かもしれない
    ・・・「死」、これはもうこの世の最大・最高・最上級の「浄化」のような気がしますね。
    過去記事でやんばる先生が物の整理(管理)について書かれていたときに、透明の引き出しの付いた事務用品などの利用を薦めていましたが、
    「視界にないものは無いも同然」と(爆)。
    自分もそういえば無意識にクリアファイルやスチールラックに物を置いたりしていて。
    1つ前のひまわりさんのコメントにもありましたが、過去のことが、「忘却の彼方」っぽい脳とコンビを組んだら、
    「浄化」もより一層「倍増し」しそうな・・・(汗)。
    子育ての経験がないけれど、「親」と「子」の愛情の記憶の断絶、、、
    埋められない、超えられないものって感じですね。

    • kei_
    • 2008年 11月 06日

    自己コメントの補足を・・・。
    最近また、主語が抜けた、もしくは解りづらい文章のコメントが多くて、スイマセン。
    先程のコメントの、特に後半部分も
    >過去のことが、「忘却の彼方」っぽい脳とコンビを組んだら、
    「浄化」もより一層「倍増し」しそうな・・・(汗)。
    の主語は「私」です。
    どなたかのコメントを引用した後に、不明瞭な文章が続くと、引用先の方にご迷惑をお掛けしてしまいますよね。。
    度々、申し訳ありません。

    • 匿名
    • 2008年 11月 06日

    「場末の精神科医」様
     私も同じように考えます。発達障害の見方を適用すると、ほとんどの人格障害が別のアセスメントが可能となり、しかも認知や行動の意味が「説明出来てしまう」ということが重要です。
     「人格障害」はただのレッテルですが、「受動型ASのAC」は素因と成立機序の説明になっているので、治療上はこちらのほうが明らかに有用です。
     よろしければ下記もご参考にしてください。
    http://www.geocities.jp/yanbaru5555/selfDiag1.htm

    • ちこ
    • 2008年 11月 06日

    はじめまして。こちらのブログは一年以上ずっと読ませていただいています。
    家族ではないのですが、家族のような立場で、知人のケアをしています。知人の母は人格障害と言われていますが、まさにこのケースに当てはまり、「お前なんか生みたくて生んだんじゃない」と言って育児を祖母に丸投げし、そのくせPTAの役員等は好んでして、よき母親を周囲にアピールしていたそうです。
    また、「お前にはいくらのお金を掛けて育ててやった」「孫にやったお年玉や小遣いはいくらいくらだ」「それは息子のお前の、私に対しての借金のようなものだ」・・・等々の発言をし、弁護士を立てて返済を迫ってきました。
    知人自身は非常に尊大な自意識と、一人では何も出来ないほどの依存癖があり、時に責任を全て放棄して人に押し付ける丸投げをやります。彼もまた周囲からは人格障害といわれています。離婚していますが、DVの加害者でもありました。
    現在ひどい鬱状態に陥っていますが、薬は効きませんし、睡眠も安定しません。躁状態もあったので、双極性障害と考えればいいのかもしれませんが、どうしても単純な双極性障害だけでは理解できません。私は知人も発達障害であると確信を深めてきました。
    無意識に依存し、無意識に利用する。そして依存すれば自分で自分の首を絞めたようになり、鬱になる・・・それでも生き延びる手段として依存と利用、そして丸投げがないとやっていけない。悪循環にはまってるように見えます。
    他人から見れば、知人と私は、人格障害者と、それに巻き込まれて全面的な擁護者に回っているお助けマンのように見えるようです。しかし、発達障害について知れば知る程、本来の彼に戻れば二次障害の鬱は治るはずと思え、そこまでとことん同行者で居ようという気持ちになります。
    反面、私が居るから彼の依存が治らず、彼が余計に苦しむことになっているようにも思います。でもきっと、私が居なくなれば、新たな依存者を見つけることでしょう。
    具体的に、何をどうすればいいのかがわからないのです。過去記事やコメントも読ませていただいてますが、なかなか見えてきません。

    • ちこ
    • 2008年 11月 06日

    続きです。
    かく言う私も、本当の家族でもない彼に、家族として付き合うという、この深い衝動、執着は発達障害に起因するものかもしれない気がします。8年前に鬱になり、治療の過程でACの部分が消えて、楽に生きられるようになった経過があります。その結果、ストレートに知人に対して向き合うに至りました。私の長男は診断は受けていませんが、学習障害を伴ったADHDの可能性が高いです。その親なので、私自身も発達障害である可能性は高いかなと思っています。

    • 匿名
    • 2008年 11月 06日

     ヤンバル先生 ありがとうございます。
     先生のホームページは とっくに読破させていただいております。目から鱗といったところです。
     何故 既存の治療論が結果を出せないのか 先生が証明しちゃったような感想を持ちました。1+1=2というだけの話が世間というか多数派には共感されない現実。
     ところで、カミングアウトしちゃったのが、当然の如く、「ではヘロヘロの疲れ果てている私はどうなんだ?」ということになり、自分は積極奇異型かなあということになり、来年から医者をリタイアしてノンビリしようかなって辞表を出しちゃいました。
     経済不安はありますが、かなり楽になれました。でも しばらく休んだら 少数派の理解者として頑張ろうという灯は残してあります。
     先生には感謝しております。御礼まで。

    • ぴよよ
    • 2008年 11月 07日

    皆さんのコメントを読ませてもらいながら、ふと気づきました。
    そういえば、私の親は私に恩を着せてない・・・。
    連休でも親自身の病気でも手術でも「お前は仕事があるから。」という理由で、無理して来なくていいというスタンスを取っています。
    実力行使して直接、野山を越えて私のうちに来るのは、私が連絡不通にしたときでした。
    あとはうちの周囲の観光地を見たいからと理由を付けて来るときでした。
    非言語メッセージの可能性も振り返りましたが、そこは私が鈍くて判別できません。
    もしかすると逆に私が非言語で圧力を掛けて親の主張を押さえているのかもしれませんが、帰省すると母親の教訓話は止まらないので、負荷にはなっていないみたいです。
    帰省は、本来の帰省の目的とは違う目的があるときなのですが、親を目的にして帰ってくるわけでなくても、親は全然気にしません。私ほど“必要”にこだわりません。
    失礼な話ですが、私は実家では寝食満たされても、それなりに快適でも、多数派ほど心底癒されることはないし、正直リラックス仕切れません。それでも、親は私に「ここのうち(実家)は休むために来れば(利用すれば)いい。」と一貫して言っています。(実家が無い人にとっては、私は失礼極まりない人です。)ジャイアンならここまで言われれば安心するのかもしれませんが・・・。
    私が、“普通”の人の“普通”の意味で帰省していなくても、もしかすると親はもう、諦めてて、帰るたびに言う一方的なお説教はいわゆる遺言の意味で言っているのでしょうか。
    目線は自分達が居なくなった後のことを見てるから、私が何にこだわっててももう、スルーできるのでしょうかね?
    一足飛びに飛ばないで、言葉で説明して欲しい(-_-メ)
    いつまで経っても私は気づかないんだから、仮説しか立たないじゃないか! 迷惑だから頭の中のヴィジョンを強めたりいじったりしないで欲しい。
    なんて勝手な娘でしょうか!

    • 2008年 11月 08日

    先日やんばる先生に、答えを頂き、その後おかげさまで、とてもスッキリしています。
    私の中でモヤモヤしていた事を発達障害治療の権威である、やんばる先生が言葉にして下さり、感謝しています。
    長い長い真っ暗なトンネルからようやく抜け出せたような思いです。
    その後母と話していませんが、もう少し時間をかけて、自分なりに強く成長できたと感じたら、電話でもしてみるつもりです。
    やっとACから回復出来そうなので、今度は自分自身の発達障害と正直に向かい合う事が出来そうな気がします。
    やんばる先生、はっきりと本当の事を言って下さいまして、
    本当にありがとうございました。

    • 智太郎
    • 2011年 8月 01日

    交通事故で脳挫傷による後遺症と闘い20年を過ぎましたが今回、ハローワーク職員の紹介で、障害者を多数雇用する企業の事や障害者年金と税制優遇制度の事を聞き、日本年金機構へ申請して4ヶ月後に障害者たる高次脳機能障害者に認定されました事をおもしろい写真記事とイラスト記事にしてみました。障害者になる事を嫌がってましたが、今回は面倒な多くの書類を日本年金機構へ提出し、ようやく認定されました。2級障害者に認定されたそうですが、この障害を武器に一般サラリーマン社会の特に建設業界で暴れてみたいと思っています。

    • Y
    • 2014年 10月 06日

    母はまさにこのケースでした。兎に角これを払ってやるのだから、かってやるのだから(必要最低限の経費でも)これだけのことをクリアしろ。何かにつけ恩着せがましく最低限の費用で最大限の効果をあげるのが、彼女にとっての親孝行という概念です。特に望んだものでなくても勝手に命じ、常に効果があがっているか距離をとって観察しているところがあり、こちらは虫で観察記録をとられているようでした。兄弟はなく父親が帰ってくるまでが一番酷く、何度も録音や録画する機材を見青年に貸し出してくれないものかと思ったものです。今の人はまだ法律も変わったのでまだマシです。今の戸籍制度や戦前の家という考えかたをこういうタイプの人間には悪用されると思います。完全廃止とか全否定だといろいろ面倒でしょうがこういう場合密室でどう対処すればいいのか。どう思われますか?

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