ADHD関連

自己正当化型モラハラADHD

 ADHDは本来自己中心的ではない。(場の雰囲気が分からないため結果的にそう見えるようにはなるが)

 しかしこのタイプのADHDは実際に自己中である。しかも自分の価値観を家族などに言い続け、DV、モラハラやマインドコントロールの加害者になる。ドラえもんの「ジャイアン」がその代表的なキャラクターだ。

 私は自分自身がADHDで、長い間このタイプと自分が同じであることを認め切れなかったが、最近やっとその違いを理論的に説明する推論を考案した。

 ADHDはもともと多動の目立つタイプとボーっとしているタイプの2種であるが、この多動型が甘やかされて、ゴネて言い分を通すパターンを覚えて育つと、自分に不利な現実をすべて否認して、人のせいにし、嫌なことは酒などの依存行動で紛らすという行動パターンとなる。尻拭いしてくれない周囲が悪いという思考だ。

 このタイプは合理的な話が通じない点で厄介だ。告知しても本人が認めない。自分を客観的に理解しようとするためには、ぎりぎりまで追い込まれる状況になってもらうことが必要だ。

 またこのタイプをADHDの典型と考えるのも合理的なADHDとしては迷惑な話だ。

 下記に詳論あり。

http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/adhdNH.htm


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コメント

    • squeezedhope
    • 2009年 11月 26日

    ボーとしているタイプか、忌憚のない表現笑えた。ありがとう。私は、両方だな。ストレス溜めず、不利に嫌われず、びびられて蹴落とされず、少しの生きがいと安心を求め、先の見えない自分の人生をあきらめない。障害物+買い物競走は得意だけど。綱引き+騎馬戦は疲れる。。。じゃない???一日一回必ず大笑いする事、大事。

    • I love my son
    • 2013年 3月 13日

    今日は、私の息子は、今24歳です。6歳の頃アメリカでADHD /LD と診断されレタリンという薬を12歳までのんでました。本当に優しい子です。
    ですが、1年前に窃盗で捕まり2年の執行猶予を受け今年2月に又窃盗を起こしてしまい本日、裁判です。(懲役3年は間逃れないと言われてます)本人も悪い事したから…と認めているのですが服役後彼をどう支えて行くか悩んでます。

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