私は「福祉サービス苦情解決事業」の運営適正化委員もしている。そこで困った「クレイマー」として検討された一例が、おそらくAS(アスペルガー症候群)であろうと思う人だった。
行政担当者からは「金目当てで難癖をつけている」ように見られており、私は初めからそんな見方をすること自体が問題だと説明した。
委員会に参加して、結局私はASの人であるとするとどうしてこういう点にクレームをつけるかについて具体的に解説する立場となった。こと細かく記憶して、小さな表現上の矛盾にもこだわり、特に金銭関係の問題には過剰に反応する。
これはASとしてみればほとんど当たり前、不可避のことであるが、不幸なことに多数派から見るときわめて悪意に満ちているという風に受け取られることになってしまう。
沖縄県の同委員の先生方は寛大で、私の説明に理解をしていただき、このクレイマーと言われた人にはきちんとした説明がなされることとなった。
ASもADHDも、言葉にはこだわり、一見屁理屈と見られるくらいに厳密な考え方をする。おそらくクレイマーといわれる人の中には発達障害が多く含まれるだろう。不幸な行き違いのケースだ。
http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/
いつも拝見させて頂いております。
自分ではそのつもりはないのですが、クレイマーと言われます。
私も、これを読んで思わず笑ってしまいました。
実は、高圧線をめぐって電力会社にクレームをつけています。お金目当てではなく、電磁波の悪影響と、高圧線があるだけで不快だと3回電力会社に来て話を聞いてもらってます。
うまくいかないのはきっと電磁波のせいだと思って真剣に話をしました。
昨年の秋に、「電磁波被害の専門窓口を作れ」「こんな場所には住みたくないから、土地と家を買い取って欲しい」などなど、電力会社にクレームをつけました。
馬鹿にされた気がしたので、「わからないならあなたがたも同じだけの電磁波を事務所に流して不快感はないか体験してください。」と要望を出しましたが、まだ返事はありません。
今思うと、あの頃はストレスが強く、視界に入る高圧線が許せなかった。今は、たとえ馬鹿だと思われても、言うだけ言って良かったと思います。
クレイマーと呼ばれる人の中にはASもADHDだけではなく統合失調症の人もいるし、ピック病の人もいるでしょう。