ADHD関連

ジャイアンの使い方

 沖縄県中のハローワークで、精神障害者保健福祉手帳を持った人に、2月2日から募集が始まった職業訓練校の願書を渡さない(県の職業訓練校からの精神障害者保健福祉手帳を持つことを根拠とした精神障害者締め出し)という人権問題があり、最近これにかかりっきりになっている。

 県庁雇用労政課に福祉や障害・人権について知識とセンスの乏しい人が居て、その人の暴走を誰もチェックしきれず、その結果窓口での出願制限という大変な人権問題が起こっているということだと私は理解している。

 私は自分の外来の当事者から聞いてこのことを前から知っていた。自分で雇用労政課やハローワークに聞いてみたら、どうやら大変なことが起こりそうだということが分かり、募集当日の2日に、急ぎ人権派の弁護士さんと県の家族会、支援センターなどと一緒に県庁に赴き、県雇用労政課からの説明の中で「非開示で一般クラスに応募することはOK」という発言を取り付けた。

 これで一安心と思いきや、この担当者の説明が沖縄労働局にきちんと伝わっていないために、沖縄労働局は窓口での願書差し止め指示を解除せず、出願2日目の本日も精神の手帳保持者はハローワークで願書を受け取ることも出来ないままだ。

 これまで地元紙一紙と全国紙一紙に情報提供してきたが、昨日から地元テレビ局が興味を示してくれて、明日は当事者の取材がある。

 私は過集中状態になっていることは分かっているが、いつも相談する相手には何度も助言を仰いでいる。

 県庁雇用労政課は1月になってから突然精神障害者締め出しの方針を打ち出し、ハローワークや労働局も対応できないほど急な話だった。私は可能な限りの知恵とネットワークで可能な限り迅速に動き、今回の募集が終わらないうちに方針を覆そうと動いている。

 これはジャイアンの過集中を使わないと間に合わない事態だろう。ここまで突っ込んで動くのも発達障害しか居ないかもしれない。

 こういう場合にはジャイアンは必要で、逆にこういう場面こそジャイアン過集中を使う場面だと思う。

 実はあと二つ、「とんでもないひどい小学校の校長」と、「とんでもない精神障害者いじめをする福祉事務所」という話もあるのだが、これもボチボチ弁護士さんとマスコミに持ち込もうかと考えている。


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コメント

    • 匿名
    • 2009年 2月 04日

    YANBARU先生、すごいですね。
    応援しています。
    先生のお仕事とは比較にもなりませんが、小生の場合仕事も学会や趣味の発表も期限が近づくに連れ過集中し、ふつーに話しかけてくる人を睨んだりどなったりしてしまうことがよくあります。もちろんすぐに自己突っ込みがおきますが。
    インフルエンザもはやっていますし、くれぐれもお体はご自愛ください。

    • 2009年 2月 04日

    手帳というのは、患者さんの利益のためにあるものだと思っていたら、制度を使う時には複雑で、担当は、不親切極まりなく、まるで、その人の財布の中身を使われるかのように嫌味たらしく、その上、『私は、人間として、使えません』と言うレッテル代わりに使用されるものだったのですね。
    世の中、自分が特別な有能な人間と勘違いしている役人が多くて、嫌になります。

    • ヒゲ達磨(AS?)
    • 2009年 2月 04日

    琉球朝日放送のサイトでニュースがあります。
    下記サイトではストリーミングビデオにつながります。
    http://www.qab.co.jp/01nw/09-02-03/index5.html
    県の職業訓練校 精神障害者の入校拒否を明記
    現在、入学の受付が始まっている県の職業能力開発校が、障害者枠の中で精神障害者の受け入れを拒否していることがわかりました。
    県の職業能力開発校では障害者の採用枠を設けて身体障害者や知的障害者の就労を支援しています。精神障害者についてはこれまでも受け入れを認めていなかったものの、個々のケースに合わせて例外的に認めていました。
    しかし、去年入学した精神障害者がトラブルを起こし、授業に支障が出たとして、今年度から願書にも受け入れないことを明記し、入学を認めない方針を明確にしました。
    入学受付の窓口となるハローワークでも願書を取りに来た精神障害者が拒否される事態となっていて、人権無視の対応だという批判の声も出ています。
    障害者就業生活支援事業所・金城操さんは「障害を持った方は、ただでもハンディキャップを背負ってるなかで職業スキルをつけていかなければいけない。それを身につける場所がそういうようなことであってはどうかなと思う」と話していました。
    この対応に精神科医や弁護士らも県に抗議していて、今後波紋が広がりそうです。

    • ムジカ
    • 2009年 2月 04日

    > こういう場面こそジャイアン過集中を使う場面
    まさに!まさに! ジャイアンは緊急時にこそ本領を発揮しますよね。
    期限内に良い結果を勝ち取れるよう、及ばずながら私もお祈りします。
    実は、私も小学校と闘っていて、こちらを半年ほどご無沙汰していました。
    去年のクラス替え前、診断書等を提出してADHDを持つ子への特別支援を
    校長に正式要請したのに、あろうことか『理不尽なこだわりが強すぎ』で
    ADHD児を毎年おかしくしているAS担任のクラスに入れられたのです…。
    日に日に状態が悪化する我が子を救うため、私はジャイアンの過集中を発揮して
    孤軍奮闘した結果、最近やっと、特別支援の環境が整ってきました。
    交渉で痛感したのは、役所(公立学校は役所の一部です)の現場に蔓延する
    『意味不明さ』と『のらりくらりとかわすズルさ』でした。
    けれど、役所は『上に対してものすごく弱い』という弱点を発見したので、
    ようやく状況を打開できました。
    YANBARU先生には弁護士さんもマスコミも味方についていらっしゃるので
    不要かもしれませんが、政治家ルートからも攻めると速いと思います。
    どうかお体に気をつけて、頑張ってください!
     

    • kcotan
    • 2009年 2月 04日

    がんばれ~(って当事者には禁句ですよね)
    でもなんだかワクワクすることに結びつきそうな活動って予感がしてどうもワクワク。。。

    • ヒゲ達磨(AS?)
    • 2009年 2月 04日

    精神障害者の入学拒否 一夜明け県が方針転換
    琉球朝日放送のサイトでニュースがあります。
    下記サイトではストリーミングビデオにつながります。
    http://www.qab.co.jp/01nw/09-02-04/index5.html
    精神障害者の入学拒否 一夜明け県が方針転換
    県の職業能力開発校が精神障害者の受け入れを認めないとしていた問題で、県は4日、精神障害者の入学も可能であると方針を転換。ハローワークでは入学希望者への願書の受け渡しを開始しました。
    この問題は、現在入学の受付が始まっている県の職業能力開発校で、2009年度から精神障害者の入学を認めないとする方針を打ち出していたものです。3日まで入学受付の窓口となるハローワークで精神障害者が願書の受け取りを拒否される事態となっていましたが、一夜明けて状況が一転、沖縄県は労働局に対し精神障害者の入学を認める方針を電話で伝え、4日から願書の受け渡しを開始しました。
    ハローワークの神山久美子所長は取材に対し、「精神障害者の入港が認められないということだったが、沖縄労働局と県の間で調整して、県立訓練校での受講が可能になったという連絡を(沖縄労働局から)受けた。これまで訓練を希望されていた方に対しては、窓口の職員から電話で連絡し、相談を行っている」と説明していました。
    入学が可能になったという連絡を受けた当事者は4日、早速窓口を訪れて願書を受け取っていました。
    願書を受け取った木村幸子さん(仮名)は取材に対し、「ずっとこれ(願書)がもらえなくて。ただ、願書だけでなく私は学校に入って資格を取りたいので、まだちょっと不安がある」と話していました。
    一夜での方針転換に、QABでは沖縄県に対して経緯の説明を求めていますが、今日(4日)は終日会議中として回答が無く、詳しい事情は解らない状況です。今回の県の対応には人権侵害との声も上がっています。その場しのぎの対応であってはならないし、しっかりとした説明責任が、県にはあります。

    • ぴよよ
    • 2009年 2月 06日

    やはりでしたか。
    ついにお体を壊してしまったか、あるいは何かでものすごくお忙しいんだろうなと思っておりましたが、そういう事態になっていたのですね。
    インフルエンザなどではなくて良かったです。

    • いるは
    • 2009年 2月 06日

    微妙にまだ残っていますがやっと落ち着いて勉強に集中できます。

    • 匿名
    • 2009年 2月 07日

    すこしづつ理解が得られているのですね。
    すごいです。同じ医師としてジャイアンとして感銘を受けました。

    • 匿名
    • 2009年 2月 07日

     解説をすると、結局QABがカメラを持って取材に行くと言い出してから会議が開かれたと言う話で、会議をしたらおかしいことが分かったのでしょう。県庁のお粗末さが目立ちます。
     QABは「次の手は?」と言ってくれているので、2つ3つ考えています。
     「言いだしっぺ」が居ないと何事も進まないということで、「ジャイアンが言い出すしかない」ということだと思います。

    • ぴよよ
    • 2009年 2月 07日

    >「言いだしっぺ」が居ないと何事も進まないということで、「ジャイアンが言い出すしかない」ということだと思います。
    AS、いや私にとっては頭の下がる思いの言葉です。
    間違っていることに対して、頭の中でコメントをいくらぐちゃぐちゃと組み立てても、メールになら書けても、現実の人が集まっている場では言えないのが私の弱さと、能力の低さです。
    若い頃は言おうとしたこともありました。
    でも言っても分からないんだそうです。
    多くの健常者と、私より優秀なADHD傾向と、もっと意外性や説得力や、何か思ってもいない理想を叶える説得を望んでいるAS傾向には、私の言うことは分からないんだそうです。
    私の目の前で、私より優秀な人にあからさまに、多数の人の期待が集まっていきました。何回か、そういう経験をしてきました。
    だから言えなくなりました。
    人のせいにしていますが、しかし私も結局は臆病者なのです。
    言える人というのはすごいと思っています。
    言える人なのに言わない人もいて、過去にもどかしい思いもしました。
    だから行動に移して、言ってくださる人というのはとてもありがたいものなのです。

    • エイト
    • 2009年 2月 07日

    おかしい事を「おかしい」と言えるのはジャイアンだけだと思います。
    (多数派はまず引き受けないと思います)
    こういう時、私自身は多数派のズルさ(ごめんなさい・・)に嫌気がして(誰かのせいにして)、自分から言い出すのは嫌だと思ってしまう、自分のズルさ冷たさを感じます。

    • ヒゲ達磨(AS?)
    • 2009年 2月 07日

    YANBARU先生、過集中の後の虚脱が心配ですが、今言っても仕方ないですが、お体を壊されないようにしてください。
    福祉や人権の視点ではなくマクロ経済的な視点で考えて見ます。
    現存する労働力や設備、技術や. 知識を十分に活用して中長期的に実現できる経済成長率を潜在成長率といいます。実際の成長率がこれより高ければインフレになり、逆ならデフレ。インフレが続けば、次はデフレで長期的にはプラスマイナス相補っているわけです。
    一般的には、経済成長が年率3%前後なら良くも悪くもないと感じ、それ以上なら好況、以下なら不況と感じるといわれます。ですから、多くの国民がマアマア現状維持と感じるには、長期的な潜在成長率が3%はなくてはいけない。
    ところが、日銀の調査などでは「潜在成長率は、90年代末頃から1%程度ないしそれをやや下回って推移してきたが、最近は1%台後半」ですから、ここ10年は本当は不景気の只中にあった、
    参照 http://www.boj.or.jp/type/ronbun/rev/rev06j08.htm
        http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/0598eae0a34de84f6bfee3e216b59aec
    それを円安による輸出ドライブでのインフレ、実力以上の経済成長をしてきた。それがなくなったら、輸出に依存していた企業、産業で凄まじい不況で、派遣切りなど急速な収縮が起きている。日本経済全体でマイナス成長、経済縮小がおきている。これを脱却するには、潜在成長率を上げる、1%から3%、5%に上げること、それを現実の経済成長へつなげることが必要です。
    つづく

    • ヒゲ達磨(AS?)
    • 2009年 2月 07日

    続きます。
    潜在成長率の上昇を、生産要素の一つの労働力でみると、一つはこれまで労働力として現れなかった労働市場に出てきていない人々、高齢者、専業主婦、障害者などを就労へと導き、潜在的総労働時間を増やす量的拡大と能力や技能を高める質的労働生産性の向上などの経路がある。
    それは、OJTなど企業が企業内で従業員に教育投資をして生産性を向上するというやり方があります。これまではこれが主流で、別の見方をすると、パート・アルバイト・派遣労働者など非正規には投資に回収の見込みがないから企業が身銭を切って教育投資をすることはしないから、能力や技能が低い未熟練労働者に留まるということです。労働費用に占める教育訓練費の割合は1988年には0.38%でしたが、2002年には0.28%に、金額にして約1000億円も落ち込んでいます。この”失われた10年”、”就職氷河期”といわれた時季に非正規雇用で就労し、さらに未熟練な労働力が多いので、将来的に日本の経済成長は低下するのではないかとOECDなどが指摘しています。
     企業では人件費削減圧力が高まり、民間企業内での教育投資で質的労働生産性の向上が望めない現状では、公共部門での労働能力や技能を高める投資、公共投資による人的資本の拡充が潜在成長率を上げ、この不況を脱するためには重要です。
    「潜在的総労働時間を増やす」と「質的労働生産性の向上」ことで潜在成長率を上げる、そのために公共部門での労働教育投資を拡充するというマクロ経済的視点からは、ハローワークに出向く就労意欲のある精神障害者を職業能力開発校が受け入れないという方針は、完全に誤った政策です。
    精神障害者だけでなく障害者の就労支援は、潜在成長率を上げる正しいマクロ経済政策だと考えます。

    • ぴよよ
    • 2009年 2月 07日

    ヒゲ達磨さんはじめまして。私のような、理数系の理解がザルのようにゆるい者がコメントしてごめんなさいね。
    つまり社会の生産力を上げるためには、就労意欲のある障害者も積極的に就労させ、技術を身につけさせることが結果的に良い効果を生むと、そう読解してよろしいでしょうか?
    そのとおりだと思います。
    訓練校に行きたいと、願書をもらいに行くかたなら、定型者の会話でよくいわれる偏見のイメージに描かれるような迷惑行為や問題行動をしたがる人とは思えません。
    投薬や訓練で順を踏んで、きちんと健康管理されてるかたならずっと職場にとって有益なはず。
    最終的にはきちんと稼いで税金を納めれば国も都道府県も助かるわけですよね。
    当人も例えばネットカフェなどではなく、住居やPCを自分で買えば、消費税や住民税を納められるわけですよね。
    働き続けることで入院や投薬が減ってくれば、(障害者手帳による)医療費の国の負担もいくばくか減っていくわけですよね。
    他の、まだ就労できない人にも支援しやすくするケース事例は沢山増えるでしょうし、生活費も確保できる可能性がいくばくか高まるでしょう。役人と医療関係者が適切に動けば、切り捨てるのではなく守る動きになるはずです。
    ずっと昔に、インターネットでそんな感じの意見を言わせて頂いたことがあるのです。
    読者のかたの嫉妬? 被害意識? で一刀両断されました。
    それから私は、お金に関わる発言をするのはやる気を無くしていました。
    私の書き方も、まだまだ未熟でした。
    でも似ている考え方を書くかたがいて、少しほっとしました。

    • いるは
    • 2009年 2月 07日

    ことのきっかけの訓練校の生徒です。この1年とても理不尽な思いをして授業を受けていました。学校は何かあると「何でもいいから言ってね」と言ってことが起きるて言うと、「一切対処しない。今度は退学にするから」といいました。
    意見を言っただけで退学?
    上に言われたのが「余は君が我慢すれば事はおさまるんだよ。これ以上荒立てないでくる?」といわれて、今までどれだけ我慢させられたか…。
    まだ問題残っているので卒業までに解決したいです。
    ひそかに聞いた会話ですが、今後も障害者同士のトラブルがあっても一切学校は対処しないそうです。去年までは専門知識のある先生がいて、その方が中心になって解決をしていたそうですが、その人の退職と同時に非常勤の先生を辞めさせ、県では6年前からすでに障害者同士のトラブルがあっても一切対処しないと決まっていて、現場の先生方はこの件を知っていて、「いつマスコミに流れてもおかしくない」と言っていました。
    県でそれが決まっていた時点あきれましたが。もっと真剣に考えてほしいです。

    • ヒゲ達磨(AS?)
    • 2009年 2月 08日

    ぴよよさん、はじめまして。私の頭ではぴよよさんのように分かりやすく書くことができません。書いている本人も、時々分からなくなります。頭が脳が勝手に言葉をつむいでいるという感じになります。
    >つまり社会の生産力を上げるためには、就労意欲のある障害者も積極的に就労させ、技術を身につけさせることが結果的に良い効果を生むと、そう読解してよろしいでしょうか?
    そう理解されてもかまいませんが、多数派・健常者を含め働く意欲のある者、全てにそうする必要があるということです。日本は少子高齢化が進み労働人口は減ります。ですから、働く意欲がある人は、働く、働いてもらう。高齢者も達者で2時間3時間でも働けるのなら、働いてもらう。障害者も同じということです。どうせ働くなら、技術やスキルを身につけより質の高い高度な労働をやって、やってもろう。ということです。
    この後に続く、ぴよよさんのコメントは私に多くのことを考えるキッカケになりました。ありがとう。まだまとまらないのでいずれの機会に。似ている考え方をする方に出会え、理解していただけてて少し安心しました。
    先のようなことを書いたのは次のような理由です。
    (A) YANBARU先生が書かれているように、こうした問題提起をして停滞した現状を告発する損な役回りは”義憤”にかられたジャイアンが最適だと思います。
     ジャイアンの中心志向は、疎外された、心理的に劣位に置かれたと感じると凄まじい破壊エネルギーを出すので、私的なところでそうされるとエライ迷惑ですが、公的な局面で”義憤”で発揮し告発をするには向いていると思います。
    つづく

    • ヒゲ達磨(AS?)
    • 2009年 2月 08日

    つづきます
    (B) しかし、ジャイアンは「結果よければ全て良し」ですので、後始末にはむいていません。今回の場合は沖縄県の雇用労政行政の中にきちんと精神障害者の就労への取り組みを位置づける、例えば訓練校の中に精神障害者枠を設けるとか、一般枠の中で配慮した訓練をするとかして受け入れを制度化する、という作業、従来の枠組みに替わる理論的な枠作り、絵図を描くには向いていません。
    先生に表現を借りれば、再インストール、新たな雇用労政行政ソフトを開発し、インストールする作業は、特異的関連付けで新たな理屈を考え出すAS、執拗にまで理解を求めるASにむいていると思います。
    ぴよよさんの後のいるはさんのコメントを見ると、新たな理念、目的意識の再インストール無しに、法律が決めていることだからと形式的におこなわれると、魂入れずで辛い思いをさせる、することに訓練がなっています。
    当地で行われている精神障害者枠の職業訓練を中身を受けた方から聞いたことがありますが、一般枠の職業訓練プラスSST(ソーシャル・スキル)の座学というところでした。いるはさんの置かれている状況を想像すると、SSTを実地に行う機会なのに、それを生かしていないと思います。
    ジャイアンの「結果よければ全て良し」では、今回は>今回の募集が終わらないうちに方針を覆そう<という目的は達しているから、ここで終結、沖縄県の雇用労政課は「五月蝿いから、入学は可能としておいて、一応願書は受け付ける」で終わり、魂入れずになってしまいかねません。 このソフトは、一般の多数派、健常者が納得して受け入れるように誰もが共感・共有できるであろう価値を基礎に組み立てることが、望ましいとおもいます。私の先のコメントは、「多くの国民がマアマア現状維持と感じる経済成長の達成」をおいて、潜在成長率、人的資本といった道具で組み立てってみたものです。 (C)そうして再インストールしたあと、関係各部署と根回し、すり合わせて運用するのは、多数派の方がむいていると思いませんか?

    • mican
    • 2009年 2月 09日

    私・・ハローワークに対して常々思っていたのですが
    1社の求人に対して、一人ずつ紹介しますが、
    (地域によって違いがあるかもしれません)
    あれって、スステムが悪すぎやしないでしょうか・・
    役所はなぜそんな面倒なことをしてるのでしょうか。
    それは紹介する責任を会社と求職者へ渡さないからでしょうか・・
    誰もそんな責任持って欲しいなんて役所へ求めていないのでは・・
    紹介される側の会社だって、大勢の中から合う方を選びたいのでは・・。
    選ぶか選ばないかは会社の自由ですものね
    また、求職する人だって会社に拒まれるならまだしも役所に制限を受ける筋合いはないですし。
    なぜ、民間とあそこまでシステムが違うのでしょうか
    一人ずつなんて面倒な壁を作ってないで、
    面接を受けたい人は条件に合致していれば
    「制限せずに」全員紹介すべきではないでしょうか。
    変な事言っていたら・・すみません

    • がっち
    • 2009年 6月 17日

    初めて、読ませていただきました。
    宮城県では、発達障害を持っている子供に対しての、受け皿が、少ない状況で、今私たちは、発達障害のことに詳しい
    弁護士の先生を探しています。(犯罪をしているわけではありません。)
    日本全国に同じ気持ちを持っている人がいることがうれしかったです。頑張ってください。

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