ADHD関連

AS-ADHDカップル

 成人発達障害を診てきて驚くのは、夫がアスペルガーで妻がADHDのカップルが非常に多いことだ。基本的にASはADHDが好きなようで、愛着の対象になりやすい。

 ASの夫は、支配的で、よくDVで問題になる。妻の全行動をコントロールしようとしたりする。ところがADHDの妻は、極端にマイペースで、夫がそんなことを考えていても、相手にしない強さがある。ASは一見強そうに見えるが実は依存的で、ADHDの妻が支配できないと分かると一転献身的に尽くす理想の夫に変身する。

 逆に考えると、「ASの男性が発達障害以外の女性と同居し続けるのは非常に困難」ということかもしれない。女性のほうが持たなくて、DV問題になってしまう。

 ADHDのほうがうざったくなって離婚することも多い。中には繰り返しASと結婚するADHDもいる。

 こういうケースで困難なことは、「子供がASであったりADHDであったりして、虐待問題になる」ということだ。逆にこのカップルに発達障害で無い子供が生まれると、必然的にAC(アダルトチルドレン)になってしまう。私はこのさまざまなパターンを診療している。

 詳しくはhttp://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/wpご覧ください。


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コメント

    • ADD
    • 2006年 8月 26日

     どうやら男女問わず勉強が得意なAS者が寄ってくるようだとずっと面白く思っていたのですが、とあるASの男性がストーカー化してしまいました。何年も経っているのにディテールを覚えていて想い続けられるな~とかなり淡白な私は感心します。情景を忘れられないとのことです。愛着しているにもかかわらずこちらの考えは無いかのごとくふるまい、話し合いの出来なさ加減にうんざりしました。
     ADHDの欠点ばかりがデフォルメされる中、モラハラ型ADHDを切り離された点に救われるADHDは、私を含めて多いと思われます。分類された4つはそれぞれ我がADHD親族みられ、すべてのADHD者をADHDと一口にしめくくるには無理があると思い続け研究の進展を待ち望んできた私としては、ようやく我が意を得たりの記述に出会えホッとしました。
     さらなる研究として、専門家には発達障害と身体的な特定の脆弱さとの連関性のデータをとっていただきたいです。e.g.脊柱側腕症、羞明、斜視、筋肉の微弱な運動障害etc
     また、彼らを確実に救うとすれば各発達障害の職業への適性のデータ収集と指導はまったなしです。社会に出る前に知っていれば。たとえばADHDと経理は最悪の相性です。これは記銘力の悪いディスレクシアもかかわっているのかもしれませんが。
    いずれにせよ、ありがとうございます、と申し上げたいです。

    • ADD
    • 2006年 10月 16日

    【ADHDとASの共依存関係】
    不注意によりどこか抜けているADHDの人間にとって、ASの管理能力は代えがたい安心感をもたらします。そして、コミュニケーションの不得手なASにとって、分け隔てなく人と仲良くでき物事を発展させられるADHDは魅力的です。お互いがお互いの欠点を相手の長所に見出すので安心感が生まれ、どうしても共依存関係が成立しやすいです。
    これが職場で起こると厄介になります。広がるばかりのADHDの尻拭いを盲目的にASが行うところまでは害がないですが、ADHDがASのこだわりや排他性を看過し始めると、結果的に二人だけ組織で孤立しやすくなります。それでもADHDはハイパーな頭脳をいかして突出した結果を出し続けるので、共依存による問題は水面下で膨らみ続けます。

    • 匿名
    • 2006年 10月 16日

    ADD様
     AS-ADHDカップルを実際にご存知ですか?
     ADHDとASが惹かれあうのはもう少し深い意味です。ASが一対一で正対するADHDに惹かれるのはもちろんありますが、それだけでなく(実際のカップルを見ると)「どうしようもなくADHDに愛着を持ってしまう」強い衝動があるようです。
     ADHDは通常受身でASから好かれるままにカップルとなることが多いですが、逆に「ADHDでなければASの支配的な態度が耐え切れなくて長続きしない」という要因が多いようです。
     ところで私は文章の書き方である程度診断することが出来ますが、自称ADDさんはもしかするとASではないですか? (もしかすると発達障害ですらないかも)
     ADHDもADDも自分から遠い客観的な現象に批判的なことは言わない(言えない)ことが多いので。別の言い方をすれば私はあなたが同じ仲間であるとは全く感じません。
     http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/ 

    • ADD
    • 2006年 10月 17日

    じきじきにレスをありがとうございます。もし私が発達障害でなかったらあれほど嫌な思いをせずにすんだだろうと一瞬幸せな気分になることができました。
    ADDについては、下記の院長に多動の乏しいADHDと診断され、実際にリタリンがよく効きます。切れ際が好きではないのであまり服用しておりませんけれど。
    http://www.studio.co.jp/ichihashi/
    しかし医師により診断は異なるでしょうから先生にとってはこれはあまり判断材料とならないでしょう。
    そこでご参考までに・・・
    私の中でADHDの根拠と考えられる負の部分は、気をつけてもうっかりミスが多くて解雇された(これはディスレクシアもあります)・運転がとても疲れる、提出期限はいつもギリギリ、ときどき遅刻、興味があるもの以外については記憶力が悪く、片づけや手続き的なことが苦手で遅いゆえに嫌い。出しっぱなし、開けっ放し、忘れ物。その他の特徴は誰とでも親しくなりやすく友達が多くいろんな人とアホ話で盛り上がるのが好きでいので人に執着せず、数学・論文の評価◎、熱しやすく覚めやすい、オシャレが好き(派手ではないです)。
    私がADHDを酷評しがちなのは、私自身、社会に出てから知ったのですがADHDの負の部分であるケアレスミスにより否定されるシーンが多かったからです。そうと気付かずケアレスミスでクビが飛ぶような専門職を選んでしまったということも大きいのですけれども。

    • 匿名
    • 2012年 3月 16日

    本人が羞明を訴えられた場合、どのような対処法があるのでしょうか?  効果的な薬は あるのでしょうか?
    お教えくだされば、 幸いです。

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