ADHD関連

発達障害はケチが多い

 AS(アスペルガー)もADHDも極端なケチが多い。テレビの「ケチケチ」や「ビンボー」や「節約」ものに出てくる人はほとんど発達障害だと思う。

 ADHDのケチは「節約」だ。少しでも安いところを探して散々情報収集をする。私もそうだが、問題は「安いから重複して買ってしまう」ということで、結局総額は高くなっているに違いないから、厳密には節約にならないことは自分で分かっている。捨てる予定であったものが「別のことに使えた」というのはADHDの一番うれしい瞬間でもある。

 ASのケチは「自分(および愛着の仲間)のお金が減らなければいい」という特殊な形式だ。無駄遣いでも、他人のお金なら構わない。だから子供でも、「誰がお金を出すか」によって「もったいない」かどうかが違ってくる。お金自体の節約を考え、他の人が安く買ってもうれしいと思えるADHDとはかなり違う。

 ADHDは「割り切る」ことが出来るので、徹底して節約することも出来る。私は医学部時代は一ヶ月総支出3万円台で生活したこともある。

 ASはこだわりにはお金を惜しまないので、どうしてもカネがかかってしまう。毎日の電気代を惜しんでも、こだわりの物には惜しげなくお金を使うのがASの特徴だ。

 ところでADHDのケチでない残りのかなりの部分は逆に浪費家になる。「ある分だけ使ってしまう」ということになるので、金銭管理のコーチングが必要になってくる。

 「ケチの形式」を聞くことも発達障害の鑑別に有効だ。

http://www.geocities.jp/yanbaru5555/adhdvsas.htm

 


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コメント

    • るる
    • 2013年 7月 27日

    >ADHDは「割り切る」ことが出来るので、徹底して節約することも出来る。私は医学部時代は一ヶ月総支出3万円台で生活したこともある。
    私の節約も、その気になったときは徹底しており、自分にとって無駄に感じる出費には(よほどでない限り)応じない時期がありました。当時はそれが、合理的な正しい生き方だと考えていました。
    子どもには悪いことをしました。
    その反省もあり、親子関係が断絶状態のときの金銭的要求は、ほぼすべて応じていました。
    先日、子どもから「心情」を話してきました。
    母のことは、「思い通りに動かせない(からイラつく)自分の体の一部」のように近く思っているのに対し、父のことは目にも入っていない。しいて言えば「母専用のキャッシュディスペンサー」程度の認識ではないかと感じました。
    今の金銭的要求は、子自身の必要に応じたものという点で妥当ですが、未成年の子が使う額としては明らかに高額です。
    前エントリーにもあります「感情問題との混同」もあるかもしれません。
    私のできること、それは子どもを尊重しつつ、話を聞き「ああ、そういう気持ちだったのね」と受け止めること。同時に一人の人間として「できることの限度」を考え、伝えること。
    ・・・限度を伝えるタイミング・言葉の選び方は難しいです。
    ですが、試行錯誤しながらそれを考え伝えていくことが、自分のすべきことだと思います。

    • アメジスト
    • 2013年 7月 27日

    新着コメントの記事がタイムリーだったので、マイペースコメントです。
    私は節約が大のニガテのASです。先生がよく書かれている
    「アスペルガーは金がかかる」の代表選手です。
    理由があります。私も家族も生まれつき体が弱いので、健康管理にどうしても人一倍お金がかかるのです。
    パソコンソフトで家計管理をしていますが、ある月の支出を棒グラフで表示すると「食費」「水道・光熱費」「医療費」が突出して高いです。どれもみな健康管理に関係する項目ばかりです。
    後、体が疲れやすいところを効率良い生活をしようとすると「お金で時間を買う」という方針になりがちでした。
    今まで、そんな「膨張した家計」でやってきましたが、とうとうタイムリミットが来ました。2年後には年金生活になってしまうのです。
    お金にのんきだった私もさすがに青くなって、ファイナンシャルプランナーに相談したら、「思い切った節約が必要です」とアドバイスされ、節約項目を考える宿題が出されました。
    1か月後にその宿題の回答を持参して、また面談に行くことになっているので、現在必死に節約できる項目を検討しています。
    やたらに何でも節約するとQOLが下がって、娘の病気が悪化したりする可能性もあり、そのジレンマが頭痛の種ではあります。
    でも、きっと慣れれば苦痛でなくなる部分もあると思うので、前向きに取り組みたいと思います。

    • るる
    • 2013年 7月 27日

    自分のコメント中の
    >未成年の子が使う額としては明らかに高額です。
    「明らかに高額」の根拠は、自分自身および複数のママ友の感想に基づきます。では逆に、何に対しどの程度までならば許容範囲なのか?「自分の気に入ったものには案外出費を厭わない自分」に対し、突っ込みが入りました。
    ・自分にとって価値がある
    ・子どもにとって価値がある
    ・パートナーにとって価値がある
    これらすべて、当人にとって正当な価値観のはずです。たとえ私には意味不明・無駄に見えたとしても。
    おおざっぱな私は、こづかい帳・家計簿の類はつけたことがなく、今は(たまたま)決まった生活費で暮らしています。独自の価値観で節約をしていた部分がありましたが、よく考えてみると、あまり意味がなかったかも・・・
    決められた額を“使いきるところ”が、現状での「家族皆に通用する正当な限度」なのかもしれません。
    迷い・混乱が生じたときに、それなりに納得できる可視的基準を発見すると、落ち着けることに気づきました。

    • アメジスト
    • 2013年 7月 30日

    節約項目を考えていたら、娘もアイディアを出し始めました。
    娘は実は「節約」や「ケチケチ」は大得意らしく、すごく効果的なアイディアをどんどん言ってくれるので、役に立つのですが、すぐに頭がオーバーヒートして、興奮・過熱ぎみになります。
    昨日は夜一睡もできなかったとのことでした。こうなることがわかっていたので、極力、娘には聞かないように心がけていたのですが、ある意味便りになるので、つい相談してしまい、この始末です。
    強迫性障害や統合失調症の患者の脳は過熱しやすいようなので、今日は熱中症対策を応用して、アイスノンの枕・おでこ用・首用と3つのグッズを使って頭を冷やしています。
    気持ちがよく、頭がからっぽになってきたと言っていました。
    今晩はたぶんよく眠れることでしょう。

    • アメジスト
    • 2013年 8月 24日

    節約の項目が出揃ったあたりから、私のモードが完全に切り替わり、節約に積極的になってきました。
    初めは、もう1度、ファイナンシャルプランナーに面談する予定でしたが、私のモードが切り替わったら、もうある意味で相談の目的は果たしたという気がして、これで相談はいったん終わらせてください、と申し出ました。
    私がプランナーと関わっていると、娘の脳の興奮が続いてしまうことも打ち切った理由の一つです。
    今まで、家族や他人が節約して、「こうした方が安い、ああした方が安い」と言っているのを聞くと、内心、「わあ、めんどくさい。みんなケチくさいなあ」と思っていましたが、今はガラッと心境が変わり、「節約って大事なのね。それに何だか楽しくなってきたわ。」などと別人のようなことを考えるようになりました。
    2年後の年金生活が不安でたまりませんでしたが、だいぶ不安が減ってきました。今の節約モードなら何とかなりそうです。

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