平成28年2月4日の障害年金専門科検討会の後で2例目、およそ一年半止まっていた障害年金が逆転復活した。
どちらも平成26年後半に今の認定医になってからの3級への等級変更で、審査請求でもこじ付けとしか思えないような議論で請求を棄却になった。
それでも再審査で9ヶ月戦い続けた甲斐があった。
タイミングは社会保険審査会の開かれる予定の寸前、厚生労働省の年金局から本人や家族に電話があり、「年金の3級への等級変更をやめて復活するから再審査請求を取り下げてほしい」と言ってくる。2例とも同じだ。
2例続いたということは、おそらく全例復活するだろう。最近3年間で今の認定医に変わってから私の外来の患者さんだけで24名の年金が切られた。
平成26年後半以降で再審査まで争ったケースはおそらく全例復活するだろう。
今審査になっているケースもおそらく全例復活するだろう。
私の予想は以下のとおり。
厚生労働省の社会保険審査官は、「審査を厳しくしろ」という流れの状況で審査請求を棄却にしたが、今は流れが変わり、夏以降に実施されるガイドラインでは平成27年11月の七者懇談会申し入れを受けて「今まで取っていた年金の人は当面は切らない」という文言が入ったので、社会保険審査会の再審査では勝ち目が無い。
再審査で逆転復活すると、「審査請求で棄却した社会保険審査官の失敗」になるから、「もともと3級への変更自体取り消しにするから再審査請求を取り下げてほしい」ということになる。
社会保険審査官が自分の立場を悪くしないために判断を翻したということだ。役人のやりそうなことで、それ自体突っ込みたい気持ちもあるが、まあ本人にお金が返ってくるからOKとしよう。
沖縄事務センター認定医先生、今後あなたが何件切っても、全部あなたの判断間違いになるだけになっていることをどうぞご理解おねがいします。
上は全部あなたを裏切りますよ。
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再審査逆転年金復活二例目
コメント
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当問題について、先生の日夜心労お察ししていただけに、最良の成果を掴み取ることが出来たようで、本当に本当に良かったです。ある程度決着が見えたようなので、ここでひとつ、感謝を伝えたいです。ここまで私たちの為に諦めず苦心して頂いた事、本当に感謝しています。
ひゃー日時がワープしてましたのう。なんか結局わからなんだけど、おめでたうございます!!!!!