ADHD関連

ASの認知と「クレーマー」

 ここまでASの認知の特徴について考えてきたが、こういう認知の仕組みを持ち、しかも多くのASの人は「自分のものの見方が少数派でない」と考えていることが多い結果、現実の世界ではトラブルが起こる。

 そのトラブルの多くは「クレーマー」と呼ばれることになる。

 例えば官公署の公務員の対応など、「世間並み」の対応であっても、AS流の「原則論」「当たり前にこうあるべき」という高い基準から言えば、徹底的にけちをつけたくなるのは想像に難くない。  

 さてASが(実はこの部分はADHDも同じであるのだが)「ASから見て当たり前」に窓口に苦情を言うと、多数派の世界から見ると「とんでもない細かいことにけちをつける異常な人」とか、下手をすると「難癖をつけて脅している」という風に見られてしまう。これが「クレーマー」という言葉のニュアンスだ。

 まず表現が理屈っぽく厳密であり、記憶力が良く、法律なども勉強して理論武装しており、また強い口調や態度、特に怒っている感情のほうが伝わると、脅しているように見られるのだと思う。

 実は私自身も時々クレイマーとなる。ADHDも「プロ意識」には非常に厳密で、「国民の税金使っているのだから」とか「この仕事で給料もらっているのだから」とか考えるのはASの人と結果的には似ていると思う。

 私の場合は、「世間の中でADHDくらいが言わないと改善しないだろうから」という私なりの社会全体を見定めた一定の方針で行動している。何でもかんでもではなく、「現実がひどすぎるからそのクレームで現実的にも改善が必要で、多数派の人はそこまで言わないだろうから」とか、「社会的弱者やマイノリティーの権利に関すること」の場合は固執してクレームをつけることにしている。

 ASの人も、「自分の認知は少数派である」ことを前提として、その上で「どこまでクレームをつけるか」についての自分なりの方針を立てることをお勧めする。何でもかんでもクレームをつければ、自分の社会的立場が悪化するだけであるし、100パーセント世間の全ての窓口を変えることは出来ない以上、自分のエネルギーをどこまでその問題に費やすかのバランスを考えないといけない。

 発達障害は「クレーマー」となっても良いので、一定の方針の元に、起こりうる結果まである程度計算して行動しよう。    


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コメント

    • リカちゃん@離婚カウントダウン
    • 2007年 2月 15日

    「クレーマー」まさになるほどです。
    ASの人が「自分は少数派である」と認識させるにはどうすればよいのでしょうか。
    いつも独自の理論(彼から言わせると正論)で、自分が正しく間違っていないという主張を繰り返します。
    敵?に回ってしまった今ではその矛先が私にくるのでとてもきついです。一度冷静になってもらう方法なんてあるんでしょうか。

    • mario
    • 2007年 2月 15日

    クレーマーになりそうな部分、確かに持ってます。
    こちらの正しい(?)主張に対して、会社なり社会が不完全で応えられないと考え、こちらもトラブルにする事が目的ではないので、ある程度意図を伝えたらこちらから引く(引いてあげる)ようにしていました。
    YANBARU先生の方針にかなり近い事を既にやって来ていると思います。
    リカちゃん@離婚カウントダウンさん
    AS的には例え自分が少数派であると分かっても、自分が正しいと思うかも知れません。私は自分が少数派である事を認識し、世間と折り合いを付けるための努力をしていますが、自分が悪いとは余り思っていませんし。
    またASは基本的に冷静だと思うので、理論を理屈で徹底的に論破すれば説得可能だと思いますが、これはタイプ(性格)によって違うかも知れません。

    • wakaba
    • 2007年 2月 15日

    何度も、そういう場所へ行くと、経験上、一戦繰り広げても、面倒なだけだな・・・とは思います。
    >まず表現が理屈っぽく厳密であり、記憶力が良く、法律なども勉強して理論武装しており、また強い口調や態度、特に怒っている感情のほうが伝わると、脅しているように見られるのだと思う。
    窓口の人よりも、仕事のやり方がよく見えて、
    「こうこうしたらいいんじゃないですか?」
    と言ったら、相手の人が冷や汗かいてました・・・。
    (結果的にそれでよかった)
    急いでいたので、イライラしていたのもありますが。
    自分と同じように、考えない!!で怒っている時ありますね・・・・・「なんでわかんないんだっ!」っと・・・。
    相手の能力には「その時点で」限界があり、話し合いで解決できることと予測できるなら、言ってみる。
    言い方に気をつける。
    できなくてもその人を責めない・・・腰を低くして頼むと言った姿勢で・・・といったところでしょうか?
    でも、それは、障害があるなしに関わらず、誰でもそうしたほうがいいことです。
    こちらが冷静に、理論的に話したつもりでも、相手の人は感情的に怒ったりします・・・。
    村の寄り合い(笑)では口にチャックを心がけていますが、一言多いです(笑)

    • リカちゃん@離婚カウントダウン
    • 2007年 2月 15日

    >marioさん
    明らかに彼が間違っているよ、と思われる事でも
    「全て周りが悪い」意見を曲げないので、
    「まぁそれもわかるけどさ、世間との折り合いをさ。」と
    諭すだけでものすごい時間がかかってました。
    今回は私がかなり不利な立場であるが故に、どこまでも止まりません。周りからも「何とか止められないか」とは言われますが、もう誰の言う事も聞けない感じです。
    彼の、お金への執着がそうさせているのかもしれません。
    今更ながらそうなる前に相手をもっと理解し、サポートすればよかったなと思います。

    • HIKARI
    • 2007年 2月 15日

    私もクレーマーの一人です。
    でも、やはりクレームをつけることは「自分の社会的立場が悪化する」可能性があることはわかっています。
    覚悟の上のクレーマーです。
    クレームをつけたところで、改善されたかどうかも知りません。一住民として、「言わなければならないこと」を言っただけです。
    自分の立場が悪くなっても、「言わなければならない」と思いました。
    クレームをつける前に、一応、夫に許可をもらいます。
    夫は気の毒な顔をして私を見ます。でも、「それであなたの気持ちが治まるなら・・」と諦めた様子でした。
    クレームをつけることは自分自身の社会的立場を悪化させるだけでなく、夫の社会的立場をも脅かしてしまう可能性もあると思いました。
    でも、私は今でも「間違っていなかった」「将来的に、私の言い分が証明される日がきっと来る」と思っています。
    でも、自分のエネルギーにも限界があります。
    どうにもならない相手と戦うより、この環境に順応して生きていく術を身につけたいと思っています。

    • mario
    • 2007年 2月 15日

    そう言えば、私がクレームをつける事を(私からするとサービスの改善をお願いしているだけなんですが)、妻は物凄く嫌がってました。ただ、妻も仕事上はADHD的なプロ意識が強く同僚など周囲に不満を持っていましたが、それを言い出せない性格だったようです。人によってoutputも色々です。
    リカちゃん@離婚カウントダウンさん
    ブログ拝見しました。
    AS夫とADHD妻で、子どもがいて、浮気で破綻、離婚カウントダウン中… 背景は似ているのに、現状は全然違うもんですね。ASとかADHDとか言っても結局は個人の個性の問題なのかとも思いました。(当たり前か!)

    • ぬこ
    • 2007年 2月 15日

    うちは旦那がこれです。曲がったことが大嫌い。なあなあは絶対許しません。
    ASかADHDか定かではありませんが。
    私はADHDですが「波風立てたくない」「この場を丸く治めたい」ほうが強いです。
    旦那がクレームつけてるといたたまれなくなって「もういいじゃない」と言いたくなります。
    大雑把で細かいことにまったく気がつかない性格のためでしょうが
    AC的な部分の影響もかなりあると思っています。
    私から見ると旦那はクレームの付けすぎ、
    私自身は言うべきことも言えなさ過ぎ
    どちらもアンバランスという気がしています。

    • ぬこ
    • 2007年 2月 15日

    追記です。
    しかし他方私は「毒舌」の呼ばれていたこともあり(とくに若い頃ですが)
    どうも自己イメージも、周囲にうつるイメージもともに一定しません。
    これは長い間の自分の謎なのですが…
    だんだん違う話になってきました。すみません。

    • 読谷村民
    • 2007年 2月 16日

    僕はASですが、職業上クレームをつけられる立場にあります。つい二、三年前まで、毎日朝8時半から5時まで苦情処理ばっかりの生活でした。ASが黙ってガーガー文句をつけらときの感情の葛藤。ここで暴れて辞めるか、上司に迷惑になるから耐えるか。見事にうつ病になりましたが…。だから僕は相手にクレームをつけるのは止めました。

    • リカちゃん@離婚カウントダウン
    • 2007年 2月 16日

    >marioさん
    同じような境遇でも、やっぱり人の性格はそれぞれ違うし、うまくいくところもあればうちみたいに破綻するところもありますよね。
    ただ「こういう偏りのある脳なんだ」という事実に、もっと早く辿り着きたかったです。
    「どうしてわかってくれないんだろう」
    「どうして仕事すぐ休むんだろう」
    「どうしてそんなに自分勝手なんだろう」
    と、どうしてなぜばかりでした。
    今になって思えば完ぺきを求めるのも、自己中にみえるのも、そのせいか、とは思えるのですが。
    でも結婚してからは一般論を諭すようにしていたので、昔よりは社会性が身についたような気がします。
    根気よくサポートすればよかったなー。
    その前に私自身が逃げ出しちゃいました。

    • yurin
    • 2007年 2月 16日

    私は、子どものことで幼稚園や学校に意見する機会が多いです。とりあえず支援として、自分なりに全体のバランスから見て『これだけは最低限お願いしたい』ことは、極力譲らず訴えてきましたし、これからもそうしていくつもりです。
    しかしADHDゆえ、『率直勝負』しかできないので、これはどう受け止められるかどうか。若干心配でもあります。だけど、たとえクレーマー(うるさい親)などと思われても、それで子どもが過ごし易くなったり、また他の子どもにも良い影響を与える可能性があるようなことなら、それもいいかなと思ってもいます。クレームというより『こうしたほうが結果として、他の子のためにもなりますよ』という論点に持っていけるように心掛けてはいます。
    >HIKARIさんへ。
    社会的立場が悪化するのを覚悟の上、という意気込みは立派だと思いますが、現実的な結果を考えるとやはり不利になると思います。
    『現状を考えて、非現実的な高いレベルの要求』さえしなければ、言うべきことは言う姿勢は有益に働くと思います。

    • HIKARI
    • 2007年 2月 16日

    yurinさんへ
    >現実的な結果を考えるとやはり不利になると思います。
    「不利になっても、言う価値があった」という思うと、「何の解決にもなっていない」という思いが同じ重さでつりあっています。
    後悔もしていないし、かと言って満足もしてない。
    でも、これから気をつけます。
    なんせ私の要望は『現状を考えれば、非現実的な高いレベルの要求』なのですから、なかなか有益には働かないでしょう。そういう『無理難題』をつき付けているいる自分を、「困った奴だ・・」と思う自分もいます。

    • yurin
    • 2007年 2月 17日

    >marioさんへ
    たぶん自己正当化型ADHDだろう私の母は、世間体をすごく気にする人だったので、役所など公共の場所や、近所の人など家族以外の人にクレーム(ほんの少し意見することでも)は、滅多にしませんでした。どちらかというとあっても自分はしたくない、という感じでした。父に言わせようとしていた部分もありましたが、父が言わないと、まるで自分が被害者になったかのように『お父さんが言わないからいつも私が汚れ役になって世間の人から悪く言われている』とよく訴えていました。
    多分私のADHDは母からの遺伝かと思っています。基本的な行動パターンは自分と同じなので。(不注意や物忘れなど。鍋はよく焦がしてダメにしていた)
    ADHDは、タイプによってクレームの出しかたが違うのかもしれませんね。

    • あひる
    • 2007年 2月 17日

    初めて書込みします。
    クレーム...最近私も講座の事務員につけたばかりです。
    みんな不満があるのになにも言ってなくて
    少し「あれっ?」って思いました。
    「でもみんなが困ってる」と言う理由を言ってしまうのは
    フェアでないと思うので、
    私の事だけでクレームつけてます。
    (みんなが私に託したわけではないので)
    にしてもその事務員がしっかりしてなくて
    忘れたり間違ったりがホントに多い...
    なんとなく仲間のような気がします。

    • まり
    • 2007年 2月 18日

    はじめまして。
    成人ASです。
    診断を受けてから、まさしくこの問題で悩んでいます。
    10代はクレーマーで通してきましたが、結果は散々でした。
    社会人になってからは、それなりに手順を踏んだクレーマーになってます。
    スイッチが入った瞬間には言わない、冷却期間を置く。
    それでもなお、『これは言っていいことだ』と判断したら事実関係のみ伝え、『こちらから見れば何がこうなってこういう問題があるから、ちょっと対応を変えてくれ』と言います。
    同時に、『そちら側から見て言い分はあるか?』も聞きます。
    仕事上は大体これでどうにかなります。
    困るのはプライベートな人間関係です。
    感情が絡むから相手の言い分を理解しにくいのです。
    その上、相手が非常識でかみ合わないのか、こちらが少数派だからかみ合わないのか、これを判断するのも難しいのです。
    ネックになるのが冷却期間です。
    その場で言い返さなかったらナメてかかってくる人が居るんです。
    冷却期間中に、非常識な人が付け込んできたら後始末が大変です。
    当たり前ですが定型発達者にも色んな人がいて、自己中心的でアンフェアな人には手を焼きます。
    これはもう、一緒に居られない組み合わせなんだな、って思って距離を置こうとしても、むこうは距離をつめてきます。それを拒否したら『冷酷で無関心な人なのね。私をこんなに傷つけて、ひどい』って事になります。
    自分の話を聞いて欲しい、自分に興味を持って欲しい、っていう欲求でパンパンに膨れ上がってる人をどう見分ければいいのか、どう避ければいいのか、それが今の悩み所です。

    • yurin
    • 2007年 2月 18日

    >リカちゃん@離婚カウントダウン さんへ
    えっと、ブログ拝見しました。
    『大事な話は今のうちにきちんと詰めておいたほうがいい、特にお金からみは、時間が経つとややこしくなる』。相手に任せないで、大事なことは自分が動くことです。
    世の中お金が全てだとは思わないですが、お金は大事です。
    シングルマザー、といえば聞こえは悪くないですが、環境は厳しいと思いますよ。

    • 月の草
    • 2007年 2月 19日

    > 今更ながらそうなる前に相手をもっと理解し、サポートすればよかった
    > なと思います。
    痛々しい…..お辛そうですね。だいじょうぶですか?ブログ先日から拝見しています。うちの夫にも通じるところがあって、ぞっとしています(小皿で出せとかその他もろもろ)。
    リカちゃんさんがどうにかできる相手じゃないと思いますよー。リカちゃんさんじゃなくて、他の誰でも。お医者や神様でも無理じゃないですか?
    私はおせっかいで、昔はよく人の面倒をみたりしていました(私の愛で救ってみせる、みたいなことを思ったことも)。でもそれは一種の自己実現だったと今は思うくらい。人を変えるなんて、そうそう簡単にはできないし、助けることも容易じゃない。本人が変わりたいと思えばまた別でしょうけれど……それでもできることはきっと少ないから、YANBARU先生のようなスタイルのお医者様が現れるのかもしれませんね。
    ところで、そういう風に、私が○○すればよかったの、っていうのは共依存だとかなんとかのサイクルにはまってるんだと、私は友人から怒られるんです。リカちゃんさんはやっとそこから抜け出したんじゃないですか!よく抜け出せたものだと感心することしきりです。二人のお子さんを連れて新しい生活に入る、それは並大抵の勇気じゃなかったでしょう?どんなに辛い状況でも、慣れは恐いものでずるずるといってしまうこともあるじゃないですか。問題の解決を先延ばしにすることだってあるし。
    リカちゃんさんの決意はなかなかできることじゃないし、ブラウザの向うで私はひそかに感動してるんです。逃げ出すのはぜんぜん恥ずかしいことじゃない。嫌なら走って逃げたって構わないじゃないですか〜!
    きっと大丈夫。モラ夫は重い荷物だったんだから、これからは身軽。これ以上悪くなりっこない。きっと楽しくて温かな生活が築けますよー。元々の堅実さがあるんだもの、しっかりやっていける(そこが私とは違うところ、、、苦笑)。
    リカちゃんさんの住まいと私の住まいはいくらか近いかも。いつかご飯でも一緒にどうですか?貴重な体験を聞かせてくださいね。応援しています(^^!

    • リカちゃん@離婚カウントダウン
    • 2007年 2月 21日

    >yurinさん
    ブログ来て下さってありがとう。
    ちょっと辛くてお休み中ですがたまに更新したいです。
    >『大事な話は今のうちにきちんと(中略)
    もう直接会話するのは無理だと思います。
    元夫からすると私は「最大の敵」だと思うので。
    養育費の請求も考えていますが、そうするとまた夫と争う事になり、私の精神も限界が。
    >月の草さん
    コメントありがとうございます。
    共依存はなかなか抜け出せないですよね。
    私が「逃げ出した」と言っているのは、自分が不貞をした事を言っているのであり、本当に夫から逃げ出したのではないのです。
    夫との生活がつらく、でも離婚も出来ず、不貞と言う行為に逃げたんです。
    最終的にさよならできたのは、夫がそんな私にあいそをつかしたから。
    いつも「もうわかれよう」と泣きながら思い、でもぎりぎりのところでやり直してばかりいましたが、今回は夫が見切りをつけたんです。
    だから結果的にさよならできました。
    月の草さん的にはちょっとがっかりでしょうか。
    ただ、これでもう一生彼に振り回される事も無く、怯えずに暮らしていけたら、やっぱり嬉しいかな。
    おうち近いんですか?
    えー親近感☆

    • yurin
    • 2007年 2月 21日

    リカちゃん さんへ。
    お返事ありがとう。お話にならないという辛さ、私もよく分かります。ただお金は・・・やっぱり子どもが成長するとありがたみを実感するので(笑)、もらえるなら今のうちに、養育費は請求したほうがいいよという意味で書きました。
    私もアスペ夫君との関係見なおし中で、ブログ拝読しております。子どもがいなかったらさっさと見切りつけてると思いますよ。モラハラといいたい気持ち、よく分かります。・・・ま、いいとこもあるのは認めるけれどね。

    • 月の草
    • 2007年 2月 22日

    yurinさんは、AS被影響症候群なんでしょうかねぇ。まるでうちの主人みたいなことを仰って(^^;「こんな時には〜〜しなければならない。〜〜自分の権利を主張するべきだ。」AS男性の中には、手続きをきちんと踏むのが好きだし、自分の権利も声高に主張するタイプがいて、私の夫はそのタイプなので食傷気味です(^^; 確かに非常事態の時には、お金の確保はとっても重要なんですが。それはある一定の条件を越える時の話かなー、と。
    >もう直接会話するのは無理
    うん、それがいいそれがいい!
    リカちゃんモラ元夫の場合、確か二千万くらい借金がありませんでしたっけ?財産をよこせといったら、借財をよこしそう(苦笑)(これも立派な財産だし)
    四方山話ですが、私の友人で先日DV男と離婚した人がいます。元夫の年収は500万を超えます(この人の場合は暴力を振るわれた直後に通報しており、証拠が残っているような状態ですから逃げようがない)。それでも、月々の養育費はたった10万円ぽっちです。なんでも養育費の相場は相手の年収にかかわらず、平均5万くらいだとか。だからそれでもかなり良いほうだそうです。
    理由は相手にも生活があり、生きる権利を奪うような額は設定できないことになってるからとか。お金の出所を考えなければ、10万円送金があったらリカちゃんさんなら貯金までしてくれそうな額ではありますが、リスクが高すぎる。
    元モラ夫が相手の面倒をみたくてみたくて仕方がない、愛着の対象には甘い相手なら、ほっておいてもお金を送ってくるかもしれないけど、そういうタイプじゃなさそう。で、万一送ってきたら、どうなるのか考えるとちょっと怖い(^^;
    彼は定職について、まともにお金を稼いできたことは今まで一度もナイ。その上、自分の食いぶちすら稼げもしないくせに、自分の親の遊興費まで借金でまかなってきたような人。
    もしお金を“あの”モラ夫___がよこしたとしたら、何か裏があるかもしれないくらい、アブナイ現象ですよね(苦笑)。______金をやってるんだから○○しろ、ということを言ってくるかもしれない相手ですもん。くれるっていっても熨斗つけて返しとけって、私はいいたいくらいよ(^^;)

    • 月の草
    • 2007年 2月 22日

    リカちゃんさん、不貞をしたことを「逃げた」と思ってるんですね。私はそんなこと、とても小さなことだと思うけどー。それに、不貞をしたことをとても悪いことだと思っているみたい。どうしてか聞いても?
    あなたの言うところの“不貞”も含めて、正常な判断で、とても意味のある行動だったんじゃないかしらー、と個人的には思う。だいたい、そんなことでもなかったら後はどうなるの(^^;?______私は必要なプロセスだったような….気が。
    それにしても、旦那の借金の形にあなたの体が持っていかれなくてよかったですね。現金無いなら体で返せ、なんていうのはザラな話。飛田あたりで働かされる羽目になるかもしれない。自分が生活のために身売りするのと、借金の形っていうのは状況が違うとも聞くし。薬や、マインドコントロールで逃げられないように拘束されるとか(怖い怖い)。
    たったの10万円で一ヶ月一家四人がしのげるっていうのは、それはほんの少しのチャンスを、生き抜くために見逃さない目を持ってるからできるわけじゃない?その工夫の様子がブログによく書かれてる(ほんとに劣悪な環境の中で、よく自分の本文を見失わずに頑張ったと思うわ。私が感動してるのはそこのあたりかな)。
    先生の仰る、ADHDは小さな可能性にかけて打って出ることができるっていう話。つまりそれって、言い換えればADHDは逆境に強いってことですよね。私は、昔はとても逆境に強かった。
    でも、ACは頑張りすぎるから___あんまり頑張ってもねぇ。私は夫に理解してもらいたいとも、夫を理解したいとも思わない。この現実が何を意味してるのかは知りたいけど。夫にはもう振り回されたくないし、どうしたら自分の心を守って、前に進めるかだけを考えてる___夫のサポートをするために、発達障害のことを考えてきたわけじゃない。もし私がASのサポートをするために頑張っているように見えて、みんなは頑張ってるのに私はダメだ、と思うならそれは誤解ですよー!

    • yurin
    • 2007年 2月 22日

    >月の草さんへ。
    別に権利を主張というつもりは全くありません。
    よそ様の事情ですし、それぞれ事情があるのは承知の上で、私としては軽く申し添えただけのつもりでした。
    でもそれも良くなかったのだと思いました。軽率でしたね。
    なんだか、話を大きくしすぎてしまったようで、反対に申し訳なかったです。
    それから、月の草さんには、特に診断に関する事で私からコメントしすぎてしまったのも良くなかったと反省しています。私は医者でも心理士でもありませんし、そういった関係で、特に望まれない限り、こちらから直接コメントするのは避けるべきだと痛感しました。
    今後は、皆さんが自己診断する上で有益な情報の提供のみに努めたいと思います。もちろん、私がそれをしなければいけない責任も義務も何もないわけですが、単に先生はじめ、発達障害の皆さんにとってなんらかの力になりたいというだけです。私自身、診断によって救われたことは大きかったです。
    もしも納得いかない、参考にならないという判断であれば、無視してくださってかまいません。

    • 月の草
    • 2007年 2月 22日

    yurinさん:
    いえいえ、先生はじめ、皆さんの助けがあってかえって良い結果が出せそうです。皆さんの視点はとても参考になりますし、自分だけで先生とお話しするより、ずっとチェック項目が増えてお得な感じだし、より正確な判断ができそうです。まるでグループセラピーのようなこの環境にとても感謝しています。だから気になさらないでくださいね(^^)
    それから、私の方こそリカちゃんさんのことでは多くを一気に語りすぎたてしまったなぁ、と。もう少しゆっくりコミュニケーションとるように心がけたいと思っているところです。日頃、情報を伝達するチャンスをつかまえるのにとても苦労しているので、相手の意識がこちらに向いている今この瞬間に、“あることないこと全て”を語ってしまわないと行ってしまう!急げ!!(チョイスの暇なし)みたいなところがあるんですよ(^^;すみません。

    • 月の草
    • 2007年 2月 22日

    それから、正直なことを言えば、yurinさんの目にはリカちゃんさんはちゃらちゃらしているように見えてしまったのかなぁ、とも思って。私は昔よくそういう印象を相手に持たれて、ありとあらゆる人から「ちゃんとしなさい」というお叱りを受けてきて、だんだんと誰からも、何も言われないように武装してきました。
    だからyurinさんはただ心配されただけなんだと思うのですが、過剰に反応して、かばいたくなってしまったようです。そういうプレッシャーに長くさらされると、自前のパッションが変化していってしまうというか。妙に禁欲的で自戒的になり、無理しはじめて…..だんだんに元気がなくなって……そういう道を辿ってほしくないというか。
    また、yurinさんがコメントをする前から、私はこの件についてリカちゃんさんにメッセージを送ろうと決心!!していました(そういう意味では、私も負けず劣らず相当におせっかいなのです)。
    大袈裟な話しをしましたが、裏の世界ってそこらじゅうに落ちていてとってもトリッキー。おいでおいで〜って手招きしてる。私は刹那的な生き方をしてきたので、そういう所に片足を突っ込んできていて。もちろん相手の借金を背負わないようにする方法はいくらでもある。でも、リカちゃんさんみたいに義務感や正義感とかが強い人は命取りになるというか…..
    ヤクザにでさえ、義理立てしてしまいそうなピュアさがあるから。リカちゃんさんは岐路に立っていたんじゃないかと。もう一つの暗い道へ入っていかなくて良かったねっていいたかった。

    • リカちゃん@離婚カウントダウン
    • 2007年 2月 23日

    >yurinさん
    私はどうも固定概念にとらわれてしまうので、
    助言やアドバイスはすごく嬉しいです。
    シングルマザーで、子供を二人育てていくのは本当に並大抵な事ではないと痛感しています。
    そういう意味でも、元夫から養育費はもらった方がいいとは思っています。
    ただ結果的に私が原因で別れたものですから、
    私が養育費を請求するなら、
    「俺は傷ついた分の慰謝料を請求してやる!俺を侮辱してふざけんなー!!」
    ってなると思うので、躊躇してしまっているのです。
    結婚時代(結婚前も含め)から随分お金は使われてきましたが、大半が証拠もあまりなく(家計簿が苦手でつけられなかった)たまに日記に「いくらいくら使われた、つらい」みたいに書いてある程度で。
    本当に養育費請求を起こすなら、弁護士さんに頼まなければ難しいでしょう。
    それじゃそのお金は・・。とまたここでも躊躇が。
    養育費をもらわなければ、生活はきついけど、これ以上夫に関わらずに済むんだ、今穏便にしておけば、これ以上慰謝料請求されずに済むかも、と思ってしまう私がいます。
    それぐらい、夫と関わる事はきついです。
    まだどうするか悩み中です。

    • yurin
    • 2007年 2月 23日

    >月の草さんへ。
    私は月の草さんの書かれているような思惑はまったくありません。そのように、相手の思惑を勝手に推測するあたり、とてもAS的な印象を受けます。はっきりいって、これだけあれこれ書かれては、かばいたい気持ちというのも逆に迷惑なのではないかと想像します。私も相当おせっかいを自認していますが、月の草さんには負けると思いました。
    ・・・この件につきましてはこれ以上のコメントしないでください。これで最後にしましょう。

    • 月の草
    • 2007年 2月 23日

    yurinさん、ぜんぜんこちらの話を聞いてない感じがします。
    もう書かないでというのに申し訳ありませんが、とても不本意なので。
    確かにあることないこと想像力を膨らませていいましたが(半分は冗談です。笑って欲しかったけど笑えなかったかなー)、私は自己評価が低いので、自分と混同して過剰に反応したようです。辛い時、諌言は堪えますから。でも、かばいすぎてこうこじれては、かえって迷惑な話。悪かったと思います。
    「相手に任せないで、大事なことは自分が動くことです。世の中お金が全てだとは思わないですが、お金は大事です。シングルマザー、といえば聞こえは悪くないですが、環境は厳しいと思いますよ。」とあなたは仰いました。
    yurinさんがどう考えてこの発言をしたのか、それは本人にしかわからないことです。でも、彼女の行動に問題あり、と思ったからこそ、諌言をしたのではないのですか?なんのための諌言で、どうして諌言する必要を感じたのですか?これを先に聞くべきでしたね_____
    リカちゃんさんのどこを見て諌言が必要と思われたのか、推測したのは悪かったと思います。あなたの発言は、義母(自己肯定型ADHD)の発言にとても似ているので、過剰に反応してしまうようです。いずれにしても、私はどうしてリカちゃんが諌言されてしまうのかわかりませんでした。評価するならまだしも、諌言する必要を私は感じなかったから。こんなときに諌言するなんて、と、かなり驚きましたから。
    それから、明確に言わないと伝わらないようなので言いますが、私の言葉尻を捉えてASのようだと言い放つ、そういう「干渉」をするのはやめてほしいと思います。あなたは私の何を知っていますか?どちらであるか、ご意見はたいへん参考になりますが、本来私が静かに向きあうべき問題で、今回のような対話の中で気軽に語られて嬉しいことではありません。私がASということになったら、私は人生の目的を180度別の方向へ向けて、今まで培ってきたものを放棄しなければなりません。その意味があなたにわかりますか?_____これについても、実のところ義母が同じことをしてきます。私の人生の行く末のような大事な案件について、思ったことを気軽に口にしてきます。これは、やっぱりやめてというべきでしょうね?

    • yurin
    • 2007年 2月 24日

    月の草さんへ
    まさかここまで反論されるとは思いもよらないことでした。自分が言った言葉の理由はそれなりにありますし、責任も持っていますが、それをあなたに納得いくようには説明できないような気がします。あまり自信はないですし、今1つ考え方もまとまっていない状態ですが、あなたの気持ちに応えようと思いました。
    私なりに丁寧に書いてみようと思います。
    ADHDだから、というと言い訳になるのでしょうが、私はこと細部を説明するのは非常に苦手です。YANBARU先生の説明で、ADHDの認知は略図で、おおまかに物事を捉えるのは得意だけど、細部は今1つはっきりと明確になってはいない。まさにこの通りであると自分では思っています。そのあたりをどうかわかってください。
    シングルマザー発言は少しおせっかいだったかもしれません。これについて説明すると、うちには来年春に高校入学予定の娘がいます。子育てには本当にお金がかかるということは、子どもがこれくらいの年齢になると実感することでもあるんです。高校も、私立だと公立校の10倍程度は必要と見たほうがいいかもしれません。大学だともっとかかるでしょう。僅かなお金でももらえたらありがたい、と思うことは私も現実の生活でよく感じます。だから、同じ母親として気になって、つい言ってしまったのです。ただこれは私も細かい情報を見落とした発言だったと、あとで気が付きました。すぐに適切な対応ができなかったことを反省しています。
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    • yurin
    • 2007年 2月 24日

    本来あなたが向き合うべき問題に、私が気軽に口にした件につきましては、深く考えずに発言した点についてお詫びしたいと思います。申し訳ありませんでした。
    >私がASということになったら、私は人生の目的を180度別の方向へ向けて、今まで培ってきたものを放棄しなければなりません。その意味があなたにわかりますか
    申し訳ありませんが、これはわかりません。私はADHDという診断でも、ASという診断でも『それと向き合っていきる』ということには何ら変わりないと思えるからです。私がそうであっても、そうでない人もいらっしゃるということがわかり、良い勉強になりました。
    あなたは私から見ると、全ての物事を大雑把にしか捉えられない私と違って、細かい部分も良く見えて、分かっているように見えます。ひとつひとつの言葉についても、どうして言ったのか、理由も根拠もきちんと説明できる。(と、私は思います)だから、略図の私の説明や言葉は荒削りで大雑把で、どうしても乱暴に感じてしまうのかもしれないと感じました。
    ですので、私のこの尋ね方も乱暴に聞こえるのかもしれませんが、私はあなたが、それほどまでにASを否定している理由が良く分かりません。なぜなら私にとっては、ASが悪いとは全く思っていないからです。
    むしろ、細かく説明ができてすごいな、と素直にそう感じます。
    もちろん、あなたがASかADHDか?ということは私が『診断』できることではありません。それは医師や専門家の仕事ですから。けれども医師や専門家も、いろいろな意見とか発言などを判断材料にしているのは事実なので、こうしたやりとりも、診断上なんらかの意味があると私は考えています。だから、診断については、先生のお返事をゆっくり待つことにしましょう。
    とりあえず、以上ですが、至らないところがありましたら、できるだけ『少しづつ』指摘してくださるとありがたいです。よろしくお願いします。

    • omoikomiADHD
    • 2007年 2月 26日

     AS・ADHD・一般の方(こういう風に別々に分けるのは私は苦手なのですが)も、クレームは大いに言うべきだと思います。
     私自身の中には、本来怒りを感じるような状況にあっても、すぐには怒りは感じず、少し遅れて、「怒りを感じるべきだ」と認知するという奇妙な感情の認識パターンがあります。
     その経過を経たあとで、次に、同じ事が、自分の友達や家族や、見知らぬ弱者に降りかかったら、自分はどうするだろうか?と考えます。
     
     そこで、大したことは無い、放っておこう、と認識されれば、怒りという感情は私には自覚されませんが、こんなことは社会的に放置できない、放っておけない・・・と認識されれば、怒りとして自覚され、あの手この手で改善を求めます。
     読谷さん同様、私自身も、とある会社から社員に処理できない、大事になりそうなクレーム処理の職務(本業ではないですが)を10年以上依頼され引き受けてきました。
     でも、クレームは言うべきだと思います。
     
     経験則でしかありませんが、多くのクレーマーの怒りの底には、何か恐怖や不安が大きくあると信じて、そこを実直にフォローして差し上げると、怒りが収まって合理的に即決できることが多いので・・・結果良好故に、長らくクレーム処理救急隊員としての職務依頼が来るのも、私はADHDであるからかもしれないけれど。。。
     

    • 月の草
    • 2007年 3月 01日

    yurin さん:
    もっと別の、もっと簡単なことがいいたかったんです。つまり___そうしじゅうあちこちのコメントで「あなたってASっぽいわ」と投げ掛けられてしまうと、せっかく先生がはじめてくださった提言に、気が散って集中して向き合えなくなってしまうので、少し遠慮して欲しいなぁと、そういう気持ちでした。yurinさんはもうすっかりご自身のことは解決されているので、余裕がおありになるのだと思いますが、私の方はかなりせっぱ詰まっていて、余裕がないのです。そのあたりの気持ちを察してやってください。
    それから、ASが良いとか悪いとかいう善悪のイメージで捉えているわけではないんですよ。私がASであるのなら、それに真摯に向き合うべきでしょう。悪だから嫌だ、という単純なことではないんです。
    私が目指している職業の資質としての向き不向き。これを考えると、もし私がASであるなら方向転換を検討する必要がありそうです。私が自分の中に、あるかもしれない唯一の資質。それに賭けてきた気持ち、これが幻想、夢幻で実在しないという落ち込み方をするかもしれない。これにしがみついて生きながらえてきた者としては恐ろしいものがあります。
    でもまぁ、こう私が言っても、新たな人生を築けばいいと言われてしまいそうですが(苦笑) yurinさんは人生を常に肯定的に捉え、前向きでいらっしゃる。羨ましいですね。
    # やっとこの記事をみつけました。どこにいったかわからなくなって、なかなかお返事かけなくなってしまうのです……遅くなってすみません。

    • 月の草
    • 2007年 3月 01日

    あ、そういえば、私はあまり自分がASかどうかという尺度に関心がないというのはあります。自分がADHDであるかどうか、アダルトチルドレンであるかどうか、境界例とはいったいなんだろうとか、それには興味があるんだけれども。自分の不均衡さを呪って当時としては貴重な(?)分析医にかかってきたわけなので、そういうアンバランスさを解明する手だてには興味があるけれど、自分がバランスがとれていて素晴らしいという尺度ではとても自分を見られないんですね。それをイコール、私が「ASであるかどうかに向き合いたくない人なのだ」といわれてしまうと、辛いですね。
    それで、もう一つ。正直に言うと……..先生がせっかくはじめてくださった提言なんだから、しっかりついていって、いずれは診断を貰えたらこんなにあり難いことはない、と思うのだけれども…….
    yurinさんは私をASに違いない、という目で見ていらっしゃる。その上で、私が子供の頃やなにやかやのエピソードを、確かに私もこんな風にADHD的なのがありました、と書いたところで、到底信じて貰えそうもないじゃないですか(苦笑)。自分の書く事が、虚偽や虚飾になってしまいそうな危うさを感じてます。自分が思いたいほうの記憶を引き出して、思いたいように解釈することだって考えられますし。不安になるのは、おかしいでしょうか(苦笑)。先生には言い訳だと怒られてしまいそうですが、やっぱり自分の中で咀嚼されるのに人より時間がかかるから、大事なは、落ち着いて、ゆっくり時間をとって、とか。いろいろ先延ばしにしてる自分もいるんですが……

    • 月の
    • 2009年 8月 03日

    おそらく私はADHDで主人はASです。
    同じくクレームします。
    が、やはり私達のクレームの意味合いが違います。
    主人は自分の利益のため又は相手が間違っていたら納得できなければ納得するまで攻撃的にという感じです。
    でも一度したら自分が間違っていても引き下がれないので、
    問題を差し替えてでも強引にといった感じです。
    私はこういうことがあったから次回に生かせてもらえればこういったことは世の中の為によくないから一応という意味でしてしまいます。

    • 向日葵
    • 2013年 5月 28日

    初めまして。クレーム対応の仕事をしています。内容を読ませて頂き、今、(同僚が対応している)難クレーム化しているお客様は、もしかして発達障害の方ではないだろうかと、思いコメントすることにしました。
    些細な事からクレームになり、その対応が済むと対応時の態度に問題があるといい、責任者から電話が欲しいというので、電話をするととらない。の繰り返しです。
    このままでは、クレーマーとして、施設内出入り禁止になってしまいそうです。
    私は、このお客様と直接お話をした事がないので、こんな事を言うのかもしれませんが、お客様の振り上げた拳(クレーム)を降ろしやすいよう話をずらして終了させるなど対応はあるのでは?と、横で聞いていて思っていますが、実際のところ、どう対応するのが、正解なのでしょうか。
    正解は人それぞれだとは思うのですが、ご意見を伺わせていただけたら、大変助かります。

    • さーこ
    • 2013年 5月 29日

    向日葵 様
    「広汎性発達障害」診断済み6年経過の当事者です。
    私は昔、「他人との会話の終わらせ方がわかりませんでした」。
    電話の事ですが、自分からかける電話はある程度大丈夫なものの、かかってくる電話を取るのは今もちょっと苦痛です。(電話を取るのが苦痛で困難な理由は、対人イメージの距離感をこちら側が把握するのが難しいためです。)
    今は、社会生活技能訓練(SST ソーシャルスキルトレーニング)など、実生活や実社会にて訓練を重ねてきているので、ある程度の振る舞いだったら、こなせるようになっているところです。
    ご本人(お客様)が訴える主訴ばかりを見て追っていても振り回されてしまいますので、観察と分析をし、スタッフ間で苦労話やストレス感情の共有をした後、柔軟な対応や対処をみなさんで検討してみてください。いかに柔軟に対処できるか、スタッフ間のコミュニケーションによるチームワーク、チームプレイが要かもしれません。
    私は昔、「自分のものの見方が少数派でない」と思って家族にクレームをつけまくっていた(大暴れしていた)過去があります。
    今は、「自分の感じている事をどんな風に考える事ができるか」、考えてみる事が、少しだけできるようになってきたところです。

    • さーこ
    • 2014年 9月 02日

    昔の自分のコメントを発見したので、そのコメントにコメントしてみます。
    私は実は、今現在も「他人との会話の終わらせ方がわかりません」。
    「他人が言っている事に、私が、ついていけない、ついていけていない、という事実を、他人側が許さない、または、認めない」というケースの場合、「他人との会話の終わらせ方がわからなくなる」のです。
    「他人側の土俵に引きずり込まれて、一方的に話を進められるのも苦痛」だし、「私側の土俵でいいから話してごらん、聞いてあげるから(ヤレヤレ…)という状況なのも苦痛」です。
    そして、そんな風に、苦痛を訴えるばかりで何を言いたいのかわからない私の事を、人はこう言いました。「自分勝手で苦労した」と。
    私は、ADHDさんと話していると、自分の土俵でも相手の土俵でもないところに向かって話せている事実に気がつきます。
    発言することについて気兼ねしない自由さを感じます。爽快なんですね。
    もちろん基本的な礼儀礼節はわきまえますが、「あなたの話についていけてないよー」という、私の素直な意思表示や、「言い間違えたり、誤って相手の地雷を踏んでしまったりしたら、率直に”ごめんね”と言う(後々まで非言語的に引きずらない)」という事などが、普通に通る、通用するところが、本当に好ましいです。
    クレームについての話ですが、最近リアルで上手にクレームを言えるようになったかな、と思う今日この頃です。
    自分がやってしまった事を率直に認められる人ってすごいなぁ、と普通に思ってしまい、とりあえず、二度手間、三度手間になった事や、1時間以上待たされた事は、忘れる事にしました。だいたい契約って時間がかかるものだしなぁ。
    最後に、互いに「ニヤッ」と笑って「話をお終いにして」、私が店を後にした事は、めずらしく記憶に残るくらい清々しかったです。

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