ADHD関連

テレビの収録

 19日にあるテレビから発達障害「当事者」としての出演依頼があり、収録してきた。数組の当事者を含むカップルが思いをぶつけ合い、うちのカミさんも当然出ている。

 番組は特定のシナリオも作らず成り行きに任せるという非常に意欲的な制作姿勢で「さすが本物のプロ」と感服した。

 ところでこの番組には九州のある県から成人発達障害をケアしているカウンセラーという人物X氏が専門家的な立場として出演しておられ、要所でまとめるというスタイルだった。

 収録終了後、突然このX氏から呼び止められ、「私は医師ではありませんがあなたはASです」と断定され、実はかなりショックだった。その晩はほとんど眠れなかった。その場では、「私のブログを読んでください」とやっとのことで反論したが、「先生と私とは考えが違うようですね」とバッサリ切り捨てられ、話にならなかった。

 私はジャイアンなのでその後私の中にどのような恐ろしいファンタジーが起こったか想像できる人も多いだろう。医師でないと断りながら、医師に向かって、相手の自分への診断は間違っていると公然と指摘し、説明しようとしても耳を貸さないで「考えの違い」と切り捨てる。

 実はこのX氏は番組の中でもとんでもないKYぶりを発揮して、私のほかにもある当事者の出演者を突き落としている。 余計なことかとは考えながらディレクター氏にメールはしておいたので、実際にはその場面は放映されないかもしれないが、簡単に言えば、「自分のあまり人に見せたくない面を、番組のためにあえて公開して、カミングアウトして出ている当事者の心理を全く理解せず、逆に(高みの見物の立場から)その弱みをわざわざ指摘して突き落とす」ということをしている。

 おかしな話だが、(私が言うのもへんだが)専門家として出ているこの人が一番場の空気を読めていなかった。 

 この番組は出ている当事者が非常に率直ですがすがしく発言し、私自身も(医療者というよりは)「発達障害的な面をあえて前面に出して」意識的に努力して私の出演している役割に応えようと努力した。それを表面的に見て「ASだ」というなど、しかも初対面で、HPもほとんど読んでいないだろうだけの情報から、医師を相手に自分の診断をぶつける。

 この表面的な特徴と重症のKYぶりは、このブログをご覧になってきておられる方にはどういうことを意味するかは説明の必要も無いだろう。

 番組に出るかどうかは分からないが、「発達障害のカップルはいくつになっても可愛らしい」という発言もあり、「あなたは何様か」と胸ぐらをつかんで怒鳴りつけておけば良かったかとも思う。

 診断されていないあるタイプの害の一例?。


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コメント

    • あひる
    • 2008年 7月 21日

    すいません
    「書き込みはしません」という言葉を撤回します。
    ...いずれは戻るつもりでいたのですが、もう少し後の予定でした。
    (休暇を取っているみたいな感じでいました)
    先生の気持ちがよく分かります。
    もうどれくらい前でしょうか...私にも似たようなことが起こっていたので。
    私に「君は不安神経症なだけでADHAではないよ」
    とみんなの前で(集団カウンセリング?中)突き落とした心理士とカブります。
    これはガマンできないくらいアタマにきますよね。
    >医師でないと断りながら、医師に向かって、相手の自分への診断は間違っていると公然と指摘し、説明しようとしても耳を貸さないで「考えの違い」と切り捨てる
    そうですよね...
    医者でもなく私のこと詳しく知っているワケでもなく
    私は医者ではないけど、主治医もいて診断もうけている。
    それなのにどの口でいうのか?と思いました。
    未だにあのカウンセリングには呼ばれますが行きたくないです。
    以前は心理士の名前を聞くだけで湿疹が出来たくらいです。
    > 診断されていないあるタイプの害の一例。
    あの心理士もそうだと思います(天敵だと感じますし)
    カウンセラーとか心理士に多いのかしら?と思いました。

    • ひまわり
    • 2008年 7月 21日

    お疲れ様でした。
    そして、嫌な思いをされましたね。
    >診断されていないあるタイプの害の一例。
    ・・・というのが、支援者側にいることが、恐ろしい。
    今までに、どれほどの発達障害者が突き落とされたことか…
    そして、誰かが診断してやり、暴走をとめてやるまで、今後も犠牲者は増え続けるでしょう。
    YANBARU先生、診断していただいたお礼に、診断し返してさしあげたらよかったのに…。(爆笑)
    その番組を観る機会があるといいんですが、いつ?どこで?やるのかが分からず、残念です。

    • Tama
    • 2008年 7月 21日

    これは頭にきますね。
    知ったかぶり、上から目線、KY。
    そこまで堂々とできるのは、その人こそ重度の発達障害ではないか、と第三者の私ですら思いました。
    その人は、かわいそうな人ですね。そこまで究極のKYでは、人との信頼関係さえ築けないであろうと思います。
    自分の立場を明確にして、発言することは、とても勇気のいることだと思います。
    ある言葉を思い出しました。
    「世界は、自分の進むべき道を言葉と行動で示せる人間に、道をゆずる習性がある」
    つらくても、自分のことをしっかりと見つめて、世間の荒波と戦わなくてはならないんですよね。

    • くらら
    • 2008年 7月 21日

    あらら。
    お疲れさまでした
    私自身ASとADHDの違いが時々よくわからなくなるので、とても曖昧な障害なんだ
    とは思っていますが
    非専門職が専門職にいっていいことではないと思います。
    音楽の世界でもありますけどね
    そういう立場をわきまえず自分の信念をぶちまける方こそASでは?
    と思ったりします
    私は長年にわたり同じカウンセラーに見ていただいていますが(中断もあり)、彼女は私を何だと思っているのだろうか?
    ちと怖くなってきた。
    放送日時、場所等詳細わかりましたら教えてくださいね

    • テルモ
    • 2008年 7月 21日

    何ってこと! 私ならその人物を想像の中で100回は惨殺してます。いや、一万回かな、一晩眠れなかったその時間があれば。
    YAMBARU先生は「医師でもないのに」とおっしゃいましたが、先生!一声足りません!「医師でもないくせに一体全体どのツラ下げて!その道の「専門の」、精神科というたとえ医師であっても他科の医師には知ったかぶりに口出ししないだけの身の程をわきまえてるのが「常識」である、特殊性の高い領域の、しかも成人発達障害、「日本に何人いるよ?それをちゃんと診れる医者?(患者の絶望のため息)」っていう希少で貴重な専門家の中の専門家を捕まえて!よくも恥知らずに!無知の上に築かれたお前さんのその傲慢を叩きつぶすためなら例え姑息な罠とか仕掛けちゃっても私は自分に恥ずかしいとは思わないと思うよ(自己突っ込みの停止)」、って感じです。
    うちの大学にもいました。(よりによって)精神科の教授で、学生と言わず職員と言わず「てめえの方が患者だろうよ。オレらの迷惑だからどっかに入院させてもらえ!」と陰で言われていた人が。私の疑問は何故にそんな人物がテレビからお呼びがかかったり出版社から依頼が来たりするのかということ。彼の見解を「専門家の意見」として電波に乗せてしまうのはほとんど犯罪じゃないか?視聴者に彼の歪んだ世界観があたかも「学会のコンセンサス・お墨付き」みたいな「誤解」を与えてしまって。素直に信じる人がどれだけいるだろう。彼のコメントが世間にもたらした「誤った」認識によって間接にも直接にも被害を受ける人がどれほど出るだろう。テレビ局は責任取ってくれる訳?もちろん否。
    私のADHDパートナーなら言うでしょう。「要は彼らは番組が受けて評判になればいいんで、番組の中で専門家にしゃべらせた内容が正しいかどうかなんて見極める能力はないよ、たとえその気があったとしてもね。だけど彼らは視聴者からの反発・反論は無視できない。お客様は強いんだよ。僕らは自分の思う以上に力がある、正しく行使さえすれば。だから僕らは意思表示をしなきゃならない、文句を言いクレームをつけなきゃならない。電話でもメールでもFAXでも何ででも。」そして行動せずに文句ばかり言っているのは現実的ではないし卑怯である、との信念?に基づき抗議電話・メール運動を呼びかけることでしょう。
    続く

    • テルモ
    • 2008年 7月 21日

    続き
    初めまして。意味不明なパートナーと自分自身に悩み、YAMBARU先生のHP・ブログを1年半ほどROMしてきた者です。心からの感謝と敬服を、先生とここで奮闘している皆さんに。この場にどれほど助けられたか言い尽くせません。私はさんざん変人としていじめられてきましたがどうやら定型発育者(non発達障害者という意味で)のようです。でも自分を多数派とは絶対呼びません。(誰かが私をそう分類し、そう呼ぶのは自由ですが。)多数決の暴力の被害者としては、孤高のアムール虎として自由に生きてゆきます。虎は繁殖期以外は完全な単独生活者で群れを作らず、攻撃力が強くて敵対すると容赦ないのでとある友人が私をそう呼びました。自分は自分、他人は他人。他者への愛着は無くて思考形態は理論的(ええ、自分で言うか?)です。依存は許さない。支配も許さない。陰口は卑怯。卑怯なものは憎む。漠然と人類愛が内部にあります。私の行動で誰かが不快になって謝っても許されなかったら諦めます。私の説明がよくないがために誤解されたとしたら基本的には説明し直します、が、私が私の判断で無駄だと思ったらあっさり諦めます。人に嫌われるのは怖くない。たとえ愛し合っていても100%分かり合えるなんて不可能。それでも愛は心地よいのでそれで十分幸せ。金子みすゞ「みんな違ってみんないい」が信条。自己突っ込みはあるにはあるんですが辛いほどじゃないレベル。ええと、思いつくまま羅列してみました。執拗ですみません。私の自己顕示欲を満足させるためじゃない(つもりな)んですよ。正体はさらすのがマナーかと思いまして。私の様な非ADHDがいきなり書き込むからには。「多数派です」じゃ中身に何の情報もない。
    上記の「私なら」も「私のパートナーなら言うであろう」内容ももちろん全部私が考えたことです。(文責>私) 
    私の目の前にパートナーが怒っている姿がありありと浮かんでしまい、どうしても書きたくなったので、その私の衝動を満足させるために私のエゴで書きました。私はADHDではないのでADHD者が何を感じるのか、どう反応するのかパートナーを通して想像しているのです。そして私の想像は、ADHD者はテレビ局に物申したいであろうというものです。(予想なので外れたって当然だと思ってます。私には全てが分かっているなんて思ってません)
    続く

    • テルモ
    • 2008年 7月 21日

    続き
    それで本題なんですが、その番組を実際見て、そのX氏の言動をチェックし、もしムカついたら(きっとムカつくだろうと思いますが。なんせその人の生きる姿勢はその人の言動に必ず現れるものですから(YAMBARU先生に賛成))「彼の言動は不愉快である」「彼は何にも分っていない」「彼は失礼である」「彼のしたことは人権侵害である」その他。(ぜひここは攻撃モード全開で)クレームを付けましょう(勧誘)。私は一人でもやるつもりですが、クレームの件数は多ければ多いほど効果はあるはず。もしそのテレビ局のプロデューサーなりがX氏の起用を「しくじったなー」と思ってくれたら次回似た様なケースでX氏の起用は無いかもしれない。それ故に同じ被害は避けられるかもしれない。すでに発達障害で苦しんでたり苦労してたりする人たちが余分にしかも無意味に苦しむなんて全く無駄で不合理で腹立たしい。心情的にも許せない。
    何かしましょうよ、ね?(←うーん、押し付けがましいかもと、自己突っ込み。でも変えない。)

    • こぱんだ
    • 2008年 7月 21日

    普段はロム専のADHD (自称合理的な;ふふっ)主婦です。
    子はジャイアンです。
    明け方に今回のエントリーを読み、眠りこけながら衝動的にメールを打って
    先程先生に送ったところです。
    そしたら同じようなコメントがたくさん!
    ほんと、腹立ちます。ガツンと言わせたい気分なのです。
    ジャイアン系女性、皆語り口が似てますね。
    む〜んさんとエイトさんのコメに更に期待!!
    先生、お祭り気分で望んでごめんなさい。
    調子乗り過ぎでしたら、削除して下さいませ。

    • むーん
    • 2008年 7月 21日

    kkkkkei_さんを勝手に(専門家でもないのに)「AS」と決め付けた(ここで再度あやまります、すみません)私がここに出てくるのは、KY代表みたいなもんなんですが・・・
    実は、私も例のAS彼に(ちなみに彼は、自分は「定型発達だ」ときっぱりゆう、)「君はアスペルガー症候群だ」と言われました。その前は「解離症人格障害」だと言われ、さらにその前には「ACで共依存」だと・・・
    こう書き連ねてみると、あいつ本当援助職の才能あったのかなぁ。惚れたから「あばたもえくぼ」で、バカだったのと違うかなぁ。
    4才のとき「どもり」と言われ、小3の時「自律神経失調症」と言われ、大学の時「モラトリアム」(これは”あの”小此木○吾大先生に言われた、)と診断された私としては、「あ~、また、やってる~~」という程度の感想しか浮かばなかった。(ウソ)
    問題は、70過ぎた父です・・・父は「白い巨塔」のタイガースの弁当屋のおっさんと同じ位病気嫌い。「あだるとちるどれん?あすぺるがー?それはなんだ?湿疹の一種か?」と、とうとう激怒し始めた。彼としては、「最新流行(!)の診断だから納得するだろう、」と思っていたらしいのだが甘かった・・・。
    YANBARU先生、そのTV番組のX氏のコメント、多数派の「なるほど~」という好奇の目にさらされないよう、いやひっかからないように切に願っています。(放映いつどこですか?見たい。)

    • あおがえる
    • 2008年 7月 21日

    困った専門家さまですね。
    発達障害者の方がKY体質なのでしょうから、専門家もそれではケアする側として実力不十分なのかもとおもいました。
    そういった方が専門家になりうる位人材不足という現状なのか、
    それとも発達障害があまりに多様過ぎて専門家が育ちにくいのか。

    • クリスチーネ
    • 2008年 7月 21日

    先生、本当にお疲れ様です。
    X氏の大物ぶり、放映が楽しみなような怖いような・・。
    以前、マスコミ関係の仕事を少ししていたことがありますが、崇め奉る人が一人でもいる限りこの手のヒトは決してへこたれませんし、世にネタとなる悩みが続く限り、着々と露出を増やし著書でも書きながら活躍(?)を続けていくのではないかと思います。またテレビにお声がかかるほどですから、キャラも相当立つのではないでしょうか。
    (視聴率の大多数を占める定型をドン引きさせないようバランスを取るために呼んだはずが、結果的に「こいつが一番かき回してやがる」という状態に陥ったようにも思えます。)
    ただ、この手の人の意味もない自信や態度のデカさ(たいてい声もデカい)は、ある種の業界でのさばる・・いや生き延びる上では非常に有利な才能だと思います。巻き込まれる方にとっては迷惑この上ありませんが。
    むーんさん
    平均寿命まで10年切るようなご老体に若い者の苦労を理解させるのは、相手が定型でも難しいような気が・・。
    喜寿を過ぎると、見た目は昔とさほど変わらなくても脳の配線は相当劣化していると思います。
    私は自分の父(受動型AS)に関してはずっと前にあきらめました。

    • Sakura
    • 2008年 7月 21日

    たぶん、カウンセリングの方法とか技術だけしか
    みていない方なのでしょうね・・・。
    私の職場でもそうですが、ひとの心の痛みに寄り添えない
    相談員がいます。カウンセリングを受けている本人だけでなく
    家族をも、立ち直れないほどの谷底に突き落としています。
    ある虐待を受けている子どもの支援をしている団体の代表が
    言っていました。
    「カウンセラーは、感性がなければ出来ない」と。
    私、「感性」という言葉にちょっとぴんと来ました。
    方法や技術は習得していても、感性のない専門家が
    多すぎるのではないかと思います。

    • むーん
    • 2008年 7月 21日

    クリスチーネさん☆
    いや、そうなんです。・・・だから私も、AS彼に警告しといたんですよ。そもそも、若いときから、「障害」と「外国人」が大嫌いな人(父親)だから、その告知だけはやめといてくれって・・・だけど、彼が聞く耳持たんかった。
    (聞く耳持たないところがまさにAS!)
    ・・・スレッドの内容からずれますが、そういえばここの同年代の皆さんは、親御さんにはどう言った対応してますか?私は、母に一度だけ「共依存」に関する本を貸し出した事がありますが、何のことやらさっぱり分からないみたいでした。(どうやら、日本的美徳に関する冒瀆に思えるらしい・・・)
    私が、多分ADHDらしいと言って、同感してくれてるのは今んとこ親友と弟の2人のみですね。私の世代だと、友人でも「それはラベリングだ」という人もいますよ。ああ、ご老体でも、60才位で教育現場にいる(いた)方はさすがにある程度分かりますね。分岐点かも。
    PS;さすがの私自身も、父母には「あんたAS、とかジャイアン」とは言ってません。大体説明するのメンドクサイし。・・・だからそういうX氏がのさばるようなTV番組があるのかなぁ。(??)

    • むーん
    • 2008年 7月 21日

    上記投稿、空気が読めてなくて失礼しました・・・
    PS;是非とも、番組欄をくまなくチェックして親兄弟友人一同に見せようと思います。単なる”変人”と思われて、色んな意味で困っているので。m(__)m

    • エイト
    • 2008年 7月 21日

    要所でまとめるべきは先生でした。
    ほんとうはそのX氏が当事者として出演していたならば、すばらしい番組に仕上がったはずなのに。
    非常に残念です。
    発達障害を理解していない視聴者が、誤解するような内容になっていないか心配です。

    • my
    • 2008年 7月 21日

    精神科を受診した時に、その時に言われた一言。
    「性格だよ・・・」
    一方的に話し、何の会話も無しでした。その時の状況とダブって何とも言葉がありません。やっとの思いで、これまでの経緯を紙に書いて渡しましたが、その方は中身より外見で判断されるのだと思いました。
    どうすれば認知の修正ができるのかと思い行った先での病院。今はYANBARU 先生のブログをロムしながら主人と二人で格闘中です。正直、病院はもう嫌です。支援という言葉の裏で助けてやっているという印象がしてなりません。

    • 文緒
    • 2008年 7月 21日

    「発達障害だからといって、私は支援を受けるだけの価値の有る人間だろうか?」
    「税金を使って助けて貰う位なら自殺したほうがいい」
    数ヶ月悩んだ末、相談に行きました。
    初めて相談にいった日、発達障害支援センターの方に
    「我慢してもらわないと困る」と何度も言われました。
    会話が苦手なので事前に私の経緯や不安点を文章で通知していました。
    私は感覚過敏が辛いと嘔吐してしまうし、耳からの聞き取りが上手く出来ないため聞き間違えパニックになりますが、
    どうすれば我慢できるのか未だわかりません。
    何も返答できずその日は帰りました。
    それ以降公的相談や福祉には関わっていません。
    その職員の方は「発達障害支援の専門家」として何度か講演会にも参加しています。
    別の支援者には、私の了解もなく大勢の前で私の個人的な問題(入院暦や摂食障害・生育暦・虐待暦)を具体的に発表された事もあります。
    他にも発達障害の基礎知識はあるだろう支援者との間で何度か、非常に不安になる事がありました。
    不安になるのは私の被害妄想でしょうか?
    残念ながら私にはその場で言い返すだけの切り替えしの早さも考える頭脳もありません。

    • くらら
    • 2008年 7月 22日

    その番組
    単に少数派を「さらし者」にして面白おかしいだけの内容じゃないでしょうね?
    TVも商売なので求められるのは正しさではなくウケることだったりするのかも。
    是非ともテルモさんのいうように見てあまりにもひどければ抗議したほうが良い気がします。
    困るな〜
    ピアノ弾きだって少数派なので周りから珍獣扱いされますよ(世間はピアニストに対して正しい情報を持たず妄想しかしない)
    同じように発達障害でそんな番組作られた日にゃみんな珍獣扱い、、、。
    むーんさん
    私はまず中間子である両親にいかに長子である私と思考回路が違うか
    松本ぷりっつの「うちの3姉妹」を読ませましたよ
    結果は激怒でした。馬鹿にすんな、て感じ。
    漫画でやんわり入るのも駄目。しかも障害の話でないのに。もう無理かもなぁって感じます。親は私がふつーと違うのはわかっているみたいですが、まさか自分も変とは思っていないようです
    叔母には話しましたが
    ジャイアン?はぁ?
    という感じでした
    いきなりジャイアン言った私も悪いのかも。
    ただ友達にはわかってもらえてるので楽です
    音楽療法士なので
    でもやはり発達障害ってまだあまりメジャーでないようで彼女は統合失調症やうつなどには詳しいけど発達障害はあんまりわからないみたい

    • むーん
    • 2008年 7月 22日

    なんかもう、半分眠いのですが、くららさんに私信が書きたくて・・・
    私の愚弟は、実はピアノ弾きです。(現在は正確にいうとレゲエ・ミュージシャンつまりキーボード弾きですが)
    でも調律の狂ったアップライトはまだアパートにある筈。
    弟がAS言うのは、あくまで推測なんですが、(私はピアノは小2で脱落しちゃったので、弟の演奏なるものもよくわかんないし・・・)
    ただ、「砂上の楼閣」なる例えはお見事と思いました。
    なんかあいつ(弟)は、音楽に関して独自の理論をこねるんですよ。そこがASかなと。(千秋様というよりは、「いつもポケットにショパン」のきしんちゃんですけど。)
    母は、そういえば少女漫画はよく読みましたが、「あんた発達障害」と言ったら激怒したでしょうね・・・
    親友は、ADHDぽい娘さんがいるのと、あとネット世代だから、「アスペ」とかいうとすぐネットで調べますね。弟もしかり。
    本当は、このブログ見せれば一番いいんだけど、ちょっち難しいかなぁ。
    おやすみなさい(-_-)zzz

    • まり
    • 2008年 7月 22日

    医師でも専門家でも「誤診」はあると思いますが、
    だからこそ、ほんの一日の出来事で「あなたはASです」と言い切ってしまうその専門家は、「??」と感じます。
    「無自覚」なだけに「ただの変な人」で終わってしまいそうです(これは見下しスルー?)。
    YANBARU先生のお気持ちはお察しするのですが、
    >診断されていないあるタイプの害の一例。
    とそこで先生が言い切ってしまうと、先生も同じ土俵に立たれてしまった ように感じるのは私だけでしょうか…

    • むーん
    • 2008年 7月 22日

    発達障害の話題からずれるかも知れないけど・・・
    私は、4才でどもりを宣告されました。(一日の出来事です。)母親に手を引かれてどっかへ行って、女医さんに色んな絵を見せられて「発音してごらん」と言う。で、「やっぱりどもりだったって」とまたとぼとぼ帰って来た暗い夕方の道は忘れられない。
    小学校に上がると、「特別学級」で私だけ授業中にどもりの特訓に呼び出される。皆がその度にどっと笑う。ある時、腹が立ってドアをぴしゃっと閉めたら、担任が「『○○ちゃんがキチガイになった』とみんな言っていましたよ」とたしなめられた。
    で、訓練員は、最初は優しい男の人だったけど、きつい女性に変わってからは、「あなた考えすぎるからどもるんじゃない?アタマいいのよね」と嫌味を言われる。
    私のどもりが、なんで治ったかと言うと、「こんな訓練意味がない。親の先生の、訓練員の自己満足だ、私はどもりたいだけどもる」と思ったら、治りました。
    自分は定型発達と言い切っていた、AS彼に、アスペルガーと言われた時は、もう慣れきっていたから「またか」だったけど・・・AC資料を読まされて、「気付き」に関するコピーを渡された時は、あの4才の時の、なんとも言えない暗い気持ちがよみがえったのをありありと思い出します。
    YANBARU先生が、「診断されていないあるタイプの害の一例」と仰ったのは、実にウイットのある毒舌だと思うんですけど。

    • アールグレイ
    • 2008年 7月 22日

    まりさん
    はじめまして、アールグレイと申します。
    >医師でも専門家でも「誤診」はあると思いますが、だからこそ、ほんの一日の出来事で「あなたはASです」と言い切ってしまうその専門家は、「??」と感じます
    とお書きですが、発達障害を診断できるのは、精神科医、児童精神科医、小児神経科医いずれにしても医師だけが出来る行為なのです。
    ですので専門家は「診断」出来ないのですから、「誤診」にも当たらないのです。
    勝手に思い込んだことを相手に言ったに過ぎないのです。
    「診断」は、生育暦の聞き取りに始まり、いろいろな検査の結果初めて下されるのもです。
    このことを全く無視して、非常識な方としかいいようがないと思いますので、先生が同じ土俵に立ったと言う指摘は少し違うのではないかと思います。
    いろいろな専門機関で、PDDと診断される傾向が強く、誰でもPDDにされることが今問題にもなっている事もこれらのことから伺える気がします。

    • テルモ
    • 2008年 7月 23日

    上の方で初投稿したテルモです。「自称多数派」としてこの場に口を挟ませてもらった者として、「自称多数派」仲間へ一言。
    まりさん、いきなり異議をぶつけるのは多数派的に大変失礼ですが、あなたの表現方法だと読む人に無用な反感を生じさせる可能性が高いと私は思います。
    これを覚えてますか?
    >①実際は遠回しに感情的な反撃を狙っているとしか思えない。言外のニュアンスとして
    >感じます。 
    >②多数派を隠れ蓑にして、自分で責任を取らない形で相手を攻撃するのは「卑怯」に
    > どうしても見えてしまう。
    >③それをここでこのタイミングでわざわざ書く意図は?
    >と勘ぐらざるを得ない。    written by YANBARU / 2008.06.28 22:15
    私には、以下の、
    >YANBARU先生のお気持ちはお察しするのですが、
    >>診断されていないあるタイプの害の一例。
    >とそこで先生が言い切ってしまうと、先生も同じ土俵に立たれてしまった ように感じる
    >のは私だけでしょうか…
    「お察しするのですが 〜 ように感じるのは私だけでしょうか…」のくだりが正々堂々としていない、自分への反感を避けるためにわざと「誰が感じるのか」をぼかして書いていると感じられます。②と同じです。
    「私だけでしょうか(修辞疑問)、いいえ私だけではありません(反語)。」つまり「先生も同じ土俵に立たれてしまったように私を含めた多くの人々が感じます。しかしそれをはっきりとは言いませんから私を攻撃しないで下さい。」と私は解釈します。これは私にとっては卑怯な手段です。反撃を受けても自分に弾が当たらないように、不特定多数の群衆の後ろに自分の姿を隠しながら自分の意見を述べる。あたかも自分の声が群衆全員の声であるかのように。
    まりさんへ、以上。
    続く

    • テルモ
    • 2008年 7月 23日

    続き
    私の感性は人類標準だとか言うつもりは無いのですが、「角が立たない」ことを最優先にした「ぼかした」言い方を好まない人は、私の経験で言わせてもらえば、多数派の中にも私の予想以上に多かったです。相当多くの、発達障害でもなくACでもなく性格もバランス良い、いわゆる「常識人」たちがこの手の表現に非好意的でした。彼らは常識人なだけあって、不快に思ってもあえて表明しないのでしょう。きっと彼らにとっては「許容範囲内の」不快感なので。あるいは「そんなバカ丁寧な言い方しなくていいですよ。そんなことで怒ったりしませんから。」とか遠回しに「私はその言い方は好きじゃない。私と仲良くしたいならその言い方は逆効果だ」と伝えようとするか。
    多分何かの本で読んだと思うんですが、ADHD者の持つ裏のある言動を嫌うという性質は普遍的な人間性の一部だと私も思います。2007.08.19 22:18「ADHDに「感謝」があるか?」でYAMBARU先生の書いた >表面的な「感謝」はしない反面、徹底的に素直な発達障害の態度に情緒的に救われる思いをすることもあるはずだ。に、私は「その通りです。」と答えます。清々しいですよ。
    そしてこの場はADHDのための場。エントリー「今後のこのブログへの書き込みについて」以前でさえここは発達障害者が多数派である、発達障害者のための場所でした。私は今までに何度か、クレームの出なかったケースでも「自称多数派」の人達がADHD者の神経を逆撫でしてきた事があったと思っています。私に言わせれば何でADHD者から「やめてくれ」と頼まれたそのやり方を改めない人が何人もいるのか不思議なのですが。
    (選択肢:
      ①ADHD者が本気で不快なのが分からない。
      ②トライしているが失敗している。
      ③実は本音は「ADHD者の方こそ多数派に合わせるべき」なのでハナから改める気は無い。
      ④過去ログを読んでいない。)
    続く

    • テルモ
    • 2008年 7月 23日

    続き
    自分自身にADHDが無い以上ADHD者と同じ感覚は持てなくて当然です。ですが相手からの明確なリクエストにせめて答えようとする努力はできるはずです。ADHD者の流儀に合わせるという努力。相手を理解したいのなら、そして共存を望むのならもちろんのこと。
    こんなにも長文を書いて私が力説している動機は、
    ①私はこの場に「自称多数派」からのコメントが無くなって欲しくないからです。それらは私にとって役に立っていますから。事例自体も、またADHD者のコメントと絡むことでADHDの特徴が鮮やかに浮かび上がる対比効果も。
     だから気を使うなら「いかにソフトで角の立たない当たり障りの無い表現にするか」ではなくADHD者の望む方向で気を使って欲しいのです。そうでないとここが「非ADHDお断り」になってしまいそうで私はそれが嫌ですから。
    ②「自称多数派」に対して提案。「自称多数派」も「形から入るADHD体験」みたいな感じで「ADHD者ならどう感じ、どう振る舞うか」と脳内シミュレーションでやってみたら役に立つかもしれません。現実生活では無理でもこの場にコメントするときには、情緒的な邪心(嫌われたくないとか、いい人だと思われたいとか、同情されたいとか、尊敬されたいとか、自分の意見に同調させたいとか)がにじみ出る部分を消して消して消しまくって、自分がADHDになったつもりでストレートに自分の本心を言う。邪心表現を消しまくって行くと初めて見えて来る自分の本心というのもあると思います。自分が成長するにはいい訓練になるかも知れません。
    以上です。長文失礼しました。

    • まり
    • 2008年 7月 23日

    アールグレイさん、初めまして。
    ご指摘ありがとうございます。
    確かに、診断=医師が下す物ですから「専門家の誤診」はおかしいですね。「判断を誤る事がある」と書けば良かったです。
    私も、たった一日収録で同席しただけで自信満々に言い切るとは、おかしな(KYでも非常識でも)人だと思います。ただそこで終わらずに続いた先生の最後の一行のために、「よく知る前に判断する」という点では同じ土俵に立たれたという様に感じました。先生が同じ様に非常識だという意味ではないです。
    また、改めて前の「見下す」というエントリーを読んで、先生ご自身が仰ってた「ジャイアンの合理的な自己突込みが働いてうまく見下せない」とはこういうことなのかなとも思いました。
    >誰でもPDDにされることが今問題にもなっている事もこれらのことから伺える気がします。
    これは同感です。
    突き詰めていくと、「人は誰しも何かしらの人格障害に当てはまる」と誰かが言ったように「誰しも何かしらの発達障害に当てはまる」ということになるのだと思いますが、どこで線を引く(診断が下りる)かの判断が現段階では統一しきれないのでしょうね。

    • エイト
    • 2008年 7月 23日

    >診断されていないあるタイプの害の一例
    私は先生のこの最後の一行を読んでクラッカーを鳴らしたい。
    この一文があるから救われる。
    気分爽快で締めくくれるのですが・・
    先生は発達障害の第一人者であり、その世界のマイケル・ムーア監督みたいだと、個人的に思います。
    だから番組自体を全て先生がプロデュースすることが可能ならば、少数派は今よりも広く世間に理解されるであろうし、暮らしやすくなるに違いないと思います。
    まりさんの場合は私とは逆で、その一行がひっかかるわけですから、(まりさんが本物の多数派なら)やっぱり多数派と私では感性が全く違うのだな、と思うしかありません。

    • ねね
    • 2008年 7月 24日

     ジャイアンは経験的に知っています。
    こんなふうに神経を逆撫ぜる 電気的に会わない相手が誰なのか。
    多数派に対してはほとんど反応しないのに 過剰に反応してしまう相手の正体がいったいなんなのか。
     そして、群れることをよしとする多数派からはみ出してしまう、または群れることを好まない そんな人が少数派であることも。
     
     診断されてない人はたくさんいます。困ってないか、あるいはみんなこんなもんだろうと思っているうちは発達障害に
    巡り合うことは少ないし、謙虚に自分がそうだと認識することはもっと稀なことでしょう。
    また、ちゃんと診断してくれる医師の少なさも関係していることでしょう。
     診断は法的な絡みもあるので できないにしても
    ジャイアンは感覚的に見抜く力があるのです。
    お仲間や天敵には敏感なのです。
     自分が多数派だと思い込んで疑わない少数派は多いです。
    電気的に引き合うのか 私の周りはそんな人ばかりじゃないかと思うほど多いです。多数派はいったいどこに存在しているのかと思うほどです。
     ああ、関心がないから気づかないだけかもしれませんが。

    • mario (AS)
    • 2008年 7月 24日

    番組を見てみないと分かりませんが、X氏は(多数派的に)主導権を取ろうとしたのではないでしょうか?
    誰かに対して主導権を握るには、突き落としておいて手を差し伸べるのが手っ取り早いです。X氏はその方法で自分を崇めるクライアントを増やすタイプではないでしょうか?上手く行く確率が1割でも、1000人に行えば100人が自分を崇めてくれます。その肩書きで生きて行けます。
    KY(空気読めない)ではなく、ワザと空気読まない!?
    先生に対して番組中に主導権を取れなかったので、番組後に突き落としにかかったのだと想像しました。ダメ元でもトライして、発達障害の第一人者の医師を自分に従えることが出来れば、これはもう何にも換え難い美味しい話です。
    以上、私の想像でした。

    • ひまわり
    • 2008年 7月 24日

    marioさんのコメントは、本当にASらしくて、嬉しくなります。
    私の周りのASさん達の『突き落としておいて手を差し伸べる』という行為の意図が知りたかったのですが、
    やはり、主導権を取るための手段だったのですね。
    こういう言い方をすると、ウチの旦那は、「オレが話したからと言って、オレもそういう考えという訳ではない」とよく怒っていたので、
    marioさんも、そんな風に不快にさせたらすみません。
    でも、私の場合は、自分では考えられないことは想像できませんので、
    やはり、marioさんの想像は、marioさん(AS)の考え方(やり方)だと思ってしまいました。
    そして、ASな方の『突き落としておいて手を差し伸べる』行為に、まんまと引っかからないように、気を付けようと思いました。
    『突き落とした』のならば、「バイバイ!」です。
    私の職場のASお嬢様は、新人が来るたびに、この手で主導権を取ろうとしていますが、みんなは徐々に見抜き出し、逆手に取られて利用されるか、逃げ去られるのがオチです。
    mario (AS) さんが想像するように、
    >上手く行く確率が1割でも、1000人に行えば100人が自分を崇めてくれます。その肩書きで生きて行けます。
    ・・・こんなことはありえないと思います。
    相手が途中から、騙されてる(崇拝している)振りをしていることに、本当に気付かないんですね。
    ASさんって、幸せですね。
    ASさんってKYな自分に気付けるんでしたっけ?
    ウチのASお嬢様は、自分を崇拝しない新人をメッタ切りするので、周りの人たちが引いてしまっているのですが、
    それでも『突き落としておいて手を差し伸べる』を繰り返すので、気の毒になります。

    • mario (AS)
    • 2008年 7月 24日

    ビックリしました…
    突き落として手を差し伸べるのは、多数派の方法だと思ってます。私にはありえません。私はそれはAS的でないと感じます。
    私の想像するASは信念に従って行動します。その信念に周囲が合う、合わないはあるでしょう。ただ、少なくとも、AS本人の利益を優先しているわけではありません。
    多数派の一部は、本人の利益を自然に優先して、人を当然のように蹴落とします。このX氏は、そのタイプだと思いました。
    その職場の方は、本当にASですか?私の周りに沢山いるASは、人の状況は読めないものの、そんなタイプは一人もおりません。

    • むーん
    • 2008年 7月 24日

    ・・・3週間前まで好きだったAS元彼を、ここまで糞味噌に言いたくないけど、ひまわりさんに1票・・・
    AS元彼は、必ず主治医の診断に先立って(信念に従って?)勝手な病名をつけてしまう・・・(突き落とす。)当然、怒ってしまってやめたクライアントが7~8名・・・。
    残ったのは、彼に合わせて適当におどけられるクライアントだけ(数名。)本気で引っかかったのは、「表面的で浅はかでだまされやすい」ADHDのだめ彼女と私のみ。
    しかも、その2人には肉体関係を迫る・・・と言う訳で、とうとう首になってしまいました。
    (ちなみに彼に「アスペ」と言われて平気、は嘘。やっぱり一晩は頭痛くて眠れませんでした!!)
    そのカウンセラー氏なる人物も、多分同じタイプだと思うので、その内派手に女性問題でも起こして、マスコミに吊し上げられる事を祈っています・・・。

    • テルモ
    • 2008年 7月 25日

    marioさん、、、
    ああそれは、あなた自身が人間として健全で、他人を利用して自分が上に上がりたいとは夢にも思わない清い心の持ち主だから、我欲のために他人を踏み台にして平気な人間を見ると、自分とは全く別種の人類だと感じるんだと私は思います。
    私も実は、このブログを読むまではmarioさんと同じ様なAS感を持っていました。信念に従って生きる人。現世的な金銭欲、権力欲、名誉欲とは無縁の真の求道者のイメージです。でも、ASの中にはそれとは似ても似つかないタイプがいると知って結構ショックでした。
    多数派の中には、自分の自尊心のために他人を犠牲にしないと生きられない、寄生虫みたいな連中がはびこってますね。しかし彼等のやり方は、X氏よりすっと巧妙でずる賢いため簡単には発覚しないし、引っかかる人ももっと大量にいると思います。(「教祖さま」、「カリスマ○○師」、「○○界の帝王」)
    それと多数派の悪党に引っかかった場合、被害者一人一人のダメージはX氏みたいな人の被害者より軽傷で済んでる様な気がします。きっとX氏の同類がまき散らす害毒は被害者を徹底的にボロボロにしてしまうのでしょう。身近にはX氏の同類もその被害者もいないので良くは分かりませんが。
    もしX氏が多数派なら、私の想像では先生にいきなり爆弾を投げつける様なまねはせず、からめ手でくると思います。最初は先生に賞賛の言葉をかけ、おだてて取り入り、信用させ、親しくなり、先生がX氏に心を許した頃を見計らってそれから突き落としにかかるでしょう。もっと言えば直接先生をグッサリやるのではなく周囲に働きかけて先生の評判を落とすとか、そういう多数派の得意な間接的な戦略で来そうな気がします。
    X氏のやり方は、あまりに浅はかで直球すぎて、多数派らしくはありません。その戦略が有効か無効かも分からない。KYひとの戦略だと私も思います。
    続く

    • テルモ
    • 2008年 7月 25日

    続き
    私も科学者ですが、自然科学系の研究者にはX氏の同類や多数派の「教祖さま」は確かに見かけませんね。AS率は高いだろうに。
    きっといくら対人関係で頑張って信者(共依存相手)を集めても、学問的に実績がなかったら全く評価されず彼等の自尊心(依存心?)が満たされないからじゃないでしょうか。
    それに、全てにおいて依存的な人にインスピレーションが湧いてくるとも思えません。アイデアを目に見える形にするための自発的な試行錯誤を代わりに誰かにやってもらったら、その業績は実際に実験をした人のものになってしまいます。共依存相手に代わりに論文を書かせる訳にも行きません。
    研究者としてはやっていけないし、尊敬も崇拝も得られません。(お金もね→「帝王」)。
    人を蹴落としてのし上がろうとする小物の多数派悪党はいますが。
    marioさんの周りで見かけないのはこんな理由じゃないでしょうか。

    • まり
    • 2008年 7月 25日

    私もひまわりさんに一票だな。
    Marioさんの仰るように、確かに多数派にそういう人はいますよ。でも多数派の中の多数だとは思いません。また、その人たちの殆どは「自分の利益のために他人を蹴落とす」事を自覚してやってることが多いです。
    >私の想像するASは信念に従って行動します。
    ASの人のこの思考が、「他人を蹴落として自分の信念を通そうとしてる(他の信念を認めない)」ように私には見えることがあります。『私はそんなつもりじゃない』というところがAS的で、また他者に芽生えた感情に『私の意図した事ではない』という態度を取るため誤解されるんだと思います。
    ASの『そんなつもりじゃない』というのを知ってからは、「それは私の信念と違い、これ以上口説かれても押し付けと感じてしまうから止めてね」で不毛の議論は終えるようにしてます。そこで更に『なんでそんな風に感じるんだ?』と聞き返されると「もう!」と言いたくもなりますが、それもしょうがない事なので「私とあなたは違うから」でスルーしてます。

    • ひまわり
    • 2008年 7月 25日

    mario (AS)の最初のコメントの
    >X氏は(多数派的に)主導権を取ろうとしたのではないでしょうか?
    ・・・という部分を見落としてしまい、
    >突き落としておいて手を差し伸べる~
    ・・・の部分で、まさにASらしいな、と思い込んでしまいました。
    職場のASお嬢様が本当にASなのかどうかは知りませんが、
    他の多数派であろう職員達も、意味不明な彼女をASだろうと言い、そう思うことで、意味不明な言動の理由も説明つく…としているので、私一人の思い込みではないとは思っています。
    そこで、本題ですが、
    >突き落としておいて手を差し伸べる~
    ・・・について、(多数派が)本人の利益を求めようが、(ASさんが)信念に従って行動しようが、『突き落としておいて手を差し伸べる』ようなことをして、主導権や崇拝されることを求めることには変わりありません。
    私が感じたのは、『突き落としておいて手を差し伸べる』ような回りくどいことを私はしないので、これはASらしいな!と思ってしまいました。
    多数派は周りにいっぱいいるから多数派なんです。
    みなさんがコメントしているように、
    多数派の人は、もっと巧妙で相手を怒らすような言い方ではない方法を使って主導権を取り、そしてそれに上手く引っかかる人も多いはずです。(主導権なんて要らない人もいますからね)
    その辺の、バランスが上手く取れるのが多数派の素晴らしいところだと思います。
    合理的なADHDはその手法を合理的に真似てみたいのですが、
    色々な人との色々な駆け引きが上手くできない私(発達障害者?!)には、突き落としておいて手を差し伸べたその後、実績もないのに主導権(崇拝)を取り続けることは難しいでしょう。
    それを疑わずに、出来ると思い込んでしまう人は、AS的要素が強いのかも???
    多数派は、何度だって修正が効くようですから・・・
    私は言いたいことの半分も文章で表現できないので、みなさんが上手く説明してくださり、助かりました。(文章は長いわりに、要点を絞って的確な表現を用いて書けないんです)

    • まり
    • 2008年 7月 25日

    >私の周りに沢山いるASは、人の状況は読めないものの、そんなタイプは一人もおりません。
    『人の状況が読めない』=『相手が蹴落とされたと感じている事が読めない』or『読めてもそれは意図した事ではない』ということではないかと私は考えています。
    結局X氏は損をしただけでいったい利益がなんだったのか分かりません。X氏が多数派脳なのか少数派脳なのかは分かりませんが、一人の所を呼び止め意見をぶつけた(意見交換ではない)のは、本人の信念を口説きたかっただけのように私には見えます。

    • kei_
    • 2008年 7月 25日

    皆さんのコメントを読ませてもらって、昨日「反応と制御」で、脱力モードと書いたのは、
    こういうウラの目に見えない主導権争い、みたいなところからきていたのかな・・・と思いました。
    「巻き込んだり」「巻き込まれたり」の環境に身を置くことで、気力、体力が枯渇していく・・みたいな感じ。
    直球でこられると、ボロボロ・・・
    妙に巧妙なほうがあくどいような気がするけど、一人一人の被害が少ない
    多数派のソレはコントロールが効く分、球を散らすことも可能
    片や直球勝負は「そんなつもり」はなくても、思い切り急所を突いたデットボールも飛んで来る
    真ん中高めで、逆転ホームランもあり??
    X氏は先生とこの先も、関係を続けていくつもりだったのだろうか・・・??
    主導権を握って(自分主導で)、続けていくつもり??
    というか、誰にたいしても、こういうスタンスの人・・・・。
    なんだか、自分がすごく「鈍い」と思う・・(笑)。
    頭、回ってない・・!!失礼しました。。。

    • you
    • 2008年 7月 25日

    やんばる先生の奥様に、家庭運営の秘訣を教えていただきたいところです。番組が放映される際にはぜひ見たいと思います。
    夫は多分ジャイアン、妻の私は多分多数派(行動面には集団行動が好みでない・ルーティン大嫌いという何かのスペクトラムがあると自覚するものの、感情面には殆ど要素がないため)、息子は集団保育から外れ頑固な場面が目立つため園から「発達障害の検査を受けたら」と指摘されるものの検査結果は視覚優位・注意転動性があるというだけで発達障害ではない、に留まるが、子育ては何か言葉にならない非常にしんどい思いをしてきた、という家族を、どうやって今後うまくやっていこうかというところです。
    夫の自分本位の行動(に見える)に「敵」と思ったことも多々ありますし、なぜうまくかみ合わないのだろうと悩んでいたわけですが、今は理解したいし受け流す術を身につけたい、そうでないと家族が崩壊してしまうからです。おそらく夫が変わることは無理だろうから、私が変わるしかないんです。
    ジャイアン&ASなどの少数派同士カップルが多いのだということを、この掲示板で知りましたが、少数派&多数派の夫婦等もかなり多いはずですよね。少数派&多数派、あまり相性よくないんだと思いますが、家族としては頑張っていくしかないです。繰り返しになりますが、この番組、興味深いです。

    • フラワー
    • 2008年 7月 26日

    ちまたで流行の自称カウンセラーですね(−_−#)
    先生のお話を聞く分には、自分の力や知識を見せつけたいだけの人という印象を受けました。
    この世でもっとも嫌いな人種です。
    色々と苦労や苦悩を抱えてきた発達障害をもつ方が勇気を持ってメディアに出ているのに、その方達にかける言葉でもないし行動でもないですね。
    その人達の辛い過去を漠然とでも想像できないならカウンセラーとしていかがなものでしょうか…。
    ちょうど『西の魔女が死んだ』を見てきたばかりなので、自称カウンセラーさんにおばあちゃんの言葉をあげたいですね。
    『魔女にとって直感はもっとも大切な力だけど、直感にとらわれてはいけないの。直感にとらわれてどれだけ多くの魔女が滅んだことか…』
    おばあちゃんは孫に本質を見抜けと言いたかったと僕は解釈しました。
    たぶんできねぇだろうなぁ(^O^)
    もし同じASなら嫌だなぁ。
    こういうことを聞くと、僕も思い込み激しいところあるから、やっぱり精神福祉の道を諦めてよかったのかなぁ…。

    • 月の草
    • 2008年 7月 27日

    今週は土日が休みで、ようやくここへも書きに来られます。
    ここでもたびたび医師でないものが、突如診断を下す行為が問題になってきましたね。自己正当化型の傍若無人さを見るたび、自分もその一種かと思うとぞっとします。
    じつのところ、数年前、医師である先生にメールで診断された時でさえ辛かったです(私にとっては、医師であろうとどうだろうと、あまり関係がないのかもしれません。私を知っているかどうかが、おそらく重要な点です)。あれは不意打ちでした(苦笑!数ヶ月は抑鬱状態でした___先生にもその辛さを体験していただけて、不謹慎な感情(細やかな喜び)がふと湧いてしまっています(すみません)。
    そういいながら、私も様々な人とのかかわりの中で、せっぱつまった状況を説明したり、打開するために突如「その人は○○かもね。」などと極論を述べてしまうことがあります。ほんとうは、○○かもねは余計で、対応策を述べる方がスマートなのに、まるで「わたしはわかっているのよ」とでもいうような、じつにみっともない中心性を示してしまうことがあります。
    私はそんな時、相手を○○と断じることで、自分が優位に立とうとするのかもしれません。相手を何かに定義することで、それを向うに押しやるというか。
    今回のような心理の先生については、以前から疑問に思うことがあり、思い込みの激しさ、しつこさが仕事の評価に繋がってきたのだろうけれども、実際のところ、相手にしてきた対象が障害の子であるなら、実際の評価はわかりませんね(きっと、神頼みになっている親達が評価してきたことだろうと思うので、現実にはどうでしょうか)
    行き過ぎは迷惑千万。私も自戒しなければなりません。

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