AS(アスペルガー症候群)の人の聴覚過敏は深刻だ。誰かと話していても遠くの人の呟きが聞こえたり、うるさくする幼い弟妹に暴力を振るったり、音が気になって引越しを繰り返す人も居る。
聞こえるだけではない。気になる言葉や音は、「耳に残って」、不快な思いや恐怖感とともに何十年も消えない。記憶力が良すぎるのは不幸なことだと思う。
対策としては、射撃用の耳栓など、高度な耳栓を工夫する人も居る。虫の声や滝の音などの自然の音は問題ないことが多いのでそういう音で打ち消したり、切実な問題だ。
ASの人は統合失調症とは別の形で、「外から入ってくる刺激を拒否できない」ところがある。統合失調症の人は幻聴や被害関係念慮という形で拒否できないが、ASの人は刺激や情報がダイレクトに脳に入ってくるというような感じだ。
多数派は本人に聞こえないと思うと陰口を平気できく。それが聞こえてしまう、そして意味が分からないのがASの不幸だ。
http://www.geocities.jp/yanbaru5555/ASspirit.htm
そうなんです!!
やはり音に関する記事があった^^
気になる(イライラする)音はヒトにより無神経に発せられる音です。
結局はヒトが気になるということになります。
うるさいのは凄まじいストレスで、その場を離れることもあります。
相手にこちらに意図はないだろうけど、あるかのようにうるさい。
かくいう私も嫌だなーと思う相手には音で知らせているかも。
耳栓の性能にはこだわりますよ~^^
だいたい全種類メジャーなものは買って試したと思います。
多数派やADHDの方々は平気みたいですね、音。
これもASとの区別するポイントになるでしょうね。
お礼参りです。
先生の上記アドバイスに沿って射撃用の耳栓で検索したらイアーマフが出てきたので、早速入手しました。
耳栓は消耗品で比較的短期間で遮音効果が低くなってくるので、どうにかならないものかとずっと思っていたのですが、イアーマフ!
イアーマフは往々にして遮音効果と頭への締め付けが反比例するので、二者を同時に最適化する妥協点を実現する製品を探したいと思います。
何故もっと早くに気づかなかったのか、しなびた耳栓の累々とした屍が脳裏に浮かびます。
大変実地的なアドバイスもなさっていてありがたいです。
先生の豊富なエビデンスに基づく、発達障害者@大人への物理的対応可能なアドバイス集の上梓を待ちます。
需要は多いかと^^
×反比例 → 〇正比例
こういう凡ミスは、動作性IQの低さが原因でしょうが、生き辛さの一因です。
視覚認知の力が低いと周囲からの情報収集力も弱い。
動作性IQの低さを踏まえて方向性を決めればいいのですが、中心志向が邪魔をして判断を狂わせる。
この中心志向は曲者で、先生のご指摘は目からうろこでした。
我が家の家族と音の関係は密接なものがあります。
主人と息子の耳の感覚がよく似ていて、ピアノの音や女性の高いキンキン声が非常に苦手だと言っています。頭の中で反響してしまうそうです。
私と娘は男っぽいASだったからか、声質がアルトで低めなので、助かったと言っていました。
娘はASベースの統合失調症なので、ASの聴覚過敏もあり、統合失調症の症状の幻聴(現在は弱め)もあり、二重の意味で、「外から入ってくる刺激を拒否できない」傾向が強いのだと思われます。
でも、さまざまな治療をしているおかげなのか、耳栓を必要とすることはないようです。
私はADHD(だと思っているの)ですが、聴覚過敏があると思います。他人のたてる音の響きのわずかな違いで、その人の機嫌がわかります。それが不機嫌を示しているときは、瞬時に自分にも伝染します。
子どもは幼児の頃、バイオリンの音を聞いて「嫌い!」と言って耳をふさいでいました。考えてみると、私の声はバイオリン系です。普通にしゃべっているつもりでも、キイキイしがちな声質・・・このことも、後の親子の気持ちのすれ違いにかかわっているのかもしれません。