AC、人格障害関連

現実的な苦労と精神的な苦労

 受動型ASの育て方に関して、(依存型ジャイアンの場合も似ているが)、大事なポイントは、「精神的にはサポートしつつも現実的な苦労をするのを妨げない」ということが重要だと思う。

 例えば「本人の考えをきちんと聞き、合理的にきちんと是々非々の説明を続ける」とか、「本人が自分で努力したときにきちんと誉める」とかの、「理解」や「努力の評価」の精神的なサポートが一番大事であって、出来なかったときの気休めとか、辛いときのねぎらいなどの一般的に言われる情緒的な優しさは、下手をすると「共依存の誘惑」になりかねない。(特に子供がジャイアンの場合は注意が必要だ)。

 受動型ASは小さい頃から、「愛着の対象が全て理解して、全てやってくれるのが当たり前」という認知を持っているので、「優しさ」は、その歪んだ生来の共依存的な認知を助長するものにしかならないだろう。(ジャイアンの場合はもっと露骨に利用出来るかどうかを見ているので、この場合も同様だ)。

 現実には「愛着の対象が全て理解してくれて、全てやってくれる」などありえない。大人になっても、性懲りも無く、そういう依存相手を探し続ける空しい努力を続ける受動型ASが多いのは悲しい現実だ。

 それは甘やかして尻拭いしてきた親の責任でもあると私は思う。受動型ASと分かった時点から、「現実的な苦労」をさせることは最低限必要で、特に経済的な自立、社会的に仕事を持つようにすることについては決して甘やかすことをせず、厳しく育てることが重要だ。

 受動型AS本人には面白くは無いだろう。しかし大人になっても共依存の相手を探して空しい努力を続ける人生という結果になるよりは、子供のときに「自分で動くしかない」ことを自己責任の環境下で厳しくされることで身に着けることのほうがトータルの苦しみは少ないと私は思う。

 何よりも、ジャイアンなり積極奇異型ASなり、(もしかすると多数派でも)に尽くしながら安定した関係を長期に維持することが可能となるからだ。(ごく稀な例外としては、飛びぬけた才能や特殊能力にジャイアンがブランド志向で惹かれる場合があることはある)。

 「自分で動かない」スタイルのままで共依存の生き方をすると、「相手を病気にするウィルス」にしかなれない。これが受動型ASの厳しい現実だ。そのために必要なことは、情緒的に甘くせず、現実の責任は全て自己責任として尻拭いは一切せず、合理的な助言指導を続けるということになる。

 結局合理的なADHDがすることそのままになるのが面白い。


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コメント

    • むーん
    • 2008年 8月 25日

    ここに来て、自分はやはり(現在は)「依存型ジャイアンか?」の疑い浮上中です・・・
    正確には、親が私に甘くなったのは20代の発病後です・・・(前から言ってる、三重苦が治る前のヘレンケラー状態。)
    で、それ以前はどうだったかというと、はっきり言って親から精神的サポートも経済的サポートも両方なかったです。
    (高校時代の小遣いは月3000円、塾代も含めて全てバイトでやりくりしてました。勉強も家事も自分で努力のみ。しかも、それが出来て「当たり前」で、「理解」や「努力の評価」0。)
    で、結局志望大に落ちて、働いて一人暮らしし始めてから、徐々に無理がたたって疲れ果てたあげく、失恋して発病した気がする・・・
    なんかあれですね、「本人の考えをきちんと聞き、合理的にきちんと是々非々の説明を続ける」とか、「本人が自分で努力したときにきちんと誉める」とか、子育てで一番大事なことですね・・・

    • ひまわり
    • 2008年 8月 25日

    >結局合理的なADHDがすることそのままになるのが面白い。
    本当に、その通りです。
    私自身(合理的なADHD)が、色々な人に相談をしながら、娘のことを分かろうとし、
    その上で、かなりのスモールステップでの助言をしていっている最中なのですが、
    夏休みを利用して、『必要とされること』を実感できるバイトに、初チャレンジし、なんとか10日程続いています。
    これは私が敷いたレールに乗っているだけであって、
    私としては、(娘が)「自分で動いた」内には入らないんですが、
    先生が、いいタイミングで、悩みに答えるようなテーマについて話をして下さったことで、
    取り合えず、『現実的な苦労』を見守り続けることにします。
    このまま上手く行くとは思えませんし、
    『現実的な苦労』が『精神的な苦労』に変わった時が、恐ろしいです。
    非言語的な表現を用いて、私を病気にさせるに違いない。
    その時こそ、必要なのは、
    >情緒的に甘くせず、現実の責任は全て自己責任として尻拭いは一切せず、合理的な助言指導を続けるということになる。
    ・・・のことばを、肝に命じて、今後の成り行きを見守っていきたいです。

    • むーん
    • 2008年 8月 25日

    積極奇異型AS(と思われる)家の弟の場合ですが・・・
    (こいつは、私と違って超有名大に無事合格、その後もアルバイトしながらなんとか自立、自分の好きな道で食いつないでいます)
    地方の大学から帰ってきて1年ほど家にいましたが、依存型ジャイアンの母との癒着が酷いので、(毎日喧嘩ばかりしている、)
    とうとう父が怒って「自分で稼げ、どうしようもない時だけ連絡してこい、足りない分だけ融通してやる」と言って”家出”させちゃいました。
    で、新聞配達とか皿洗いとか、バーテンとかストリートミュージシャン(と言えば聞こえはいいですが、要するに道端で前に空き缶置いて演奏活動、完全なフーテン)をして、たま~に「7800円どうしても足りない」とか父に連絡してくるような生活してました・・・(父は黙って払っていました。)
    「可愛い子には旅をさせろ。」とはよく言ったものだと思います。

    • ウェンディ
    • 2008年 8月 25日

    >受動型ASは小さい頃から、「愛着の対象が全て理解して、全てやってくれるのが当たり前」という認知を持っているので、「優しさ」は、その歪んだ生来の共依存的な認知を助長するものにしかならないだろう。(ジャイアンの場合はもっと露骨に利用出来るかどうかを見ているので、この場合も同様だ)。
    夫(受動型AS)と私(ジャイアン)の場合:
    目下の所、私の方に主導権があるので、夫は私の申し出には一応、応じるようになっています。
    そこで、私が夫に「早期退職した私を、精神的、経済的に安心できるよう頑張って」と要求しています。つまり、年を取った私をしっかり食わせろ、ということです。
    これは、ある意味、やんばる先生の仰るように「甘やかさない為」であり、別の見方をすると、ジャイアンである私の側の「利用」でもある。
    夫は自分を「必要」とされ、私はそれを「利用」する。それで、私は自由気ままなジャイアンでいられる。
    そう言う形で「共依存」が成り立ってしまいます。
    しかし、それで関係は良い方向に向かうのでしょうか。
    現在は、ジャイアンである私の方が、圧倒的に有利な立場です。(私の持ち家に夫が転がり込んできたので、私の要求を呑まないと、出て行かなければならないので)
    しかし、「夫が働かない分、私がカバーする」を繰り返せば、また甘やかしになってしまう。
    新たなジレンマです。

    • むーん
    • 2008年 8月 25日

    なんだか家族の恥を赤裸々に晒していますが・・・
    家の母(依存型ジャイアン)の場合、確かにAS祖母(ジャイアンと思われる母方祖父は早くに亡くなりました)が、物質的苦労は散々させてました。
    しかし、同時にAS祖母が「言語的いじめ&非言語的甘やかし」を繰り返した結果、
    AS男性を利用する生き方が、思春期から完全に身についてしまい、上京してからはかなり乱脈であったと思われます。
    で、結果的には積極奇異型の(しかもパーフェクト型に近い)AS父と結婚して、本人は幸せではあったと思いますが、回りは振り回されて散々でした。
    「社会に適応(?)でき、積極奇異型ASなり、に尽くしながら安定した関係を長期に維持することが可能」であっても、人間的に道を踏み外してはおしまいだと感じます。

    • エイト
    • 2008年 8月 27日

    >出来なかったときの気休めとか、辛いときのねぎらいなどの一般的に言われる情緒的な優しさは、下手をすると「共依存の誘惑」になりかねない。(特に子どもがジャイアンの場合は注意が必要だ)
    先生、よく理解できます。
    (あの頃)長男と私は「共依存」だったのだと思います。
    私の長男への支配的が激しかったときに長男が友達に支配的になって学校で問題を起こしました。(私が先生のブログに参加する1年前です)
    反省した私は初めてカウンセリングを受け(もちろん長男よりも自分のほうにもっと問題があると自覚して)、(多数派と思われる)カウンセラーに ”話を聞いて” ”誉めて” ”受け入れて”とアドバイスされました。
    でも私の根本的な欠陥というか問題については(ここでの先生のように)明らかにしない、理解されないために、私は”自分はとても悪い親”で”彼に申し訳ない”という思い込みばかりが日に日に激しくなりました。
    そして”これからはあなたの希望に沿うべく努力を惜しまない””あなたに懺悔の思いでいっぱい”という態度で長男に接してしまいました。
    その前後長男は1年間に3回も入院しました。
    肺炎、虫垂炎(切除)、最後は原因不明の身体症状で検査入院(診断名は身体表現性障害、起立性調節障害)。
    その後も、だるい、頭痛、胸痛、めまい、吐き気などでしばしば学校を休みました。薬の効果は無く、もともとは活発だった子が元気もやる気も失せてしまいました。
    依存は怖いです。(ACの影響もあると思いますが・・)
    このときはほんとうに、わけがわからず疲労困憊でしたが、幸運なことにリアルタイムで、ここで先生が「ジャイアンの依存・ACによる身体症状」について度々取り上げていました。
    私はゆっくり彼との距離を離して、当たり前のことしか言わないであっさりした態度で接するようにしたところ、少しずつ彼は自分を取り戻したようです。身体症状はこの半年間でていません。
    >本人の考えをきちんと聞き、合理的にきちんと是々非々の説明を続ける
    >本人が努力したときにきちんと誉める
    しっかりと自分に叩き込みます。

    • むーん
    • 2008年 8月 28日

    1年間で「共依存」に気づかれたエイトさんは立派だと思います。
    私は、40年間ジャイアン母の「支配&依存」関係にありました。発病前は主に「支配」(いじめ、男子との付き合いを嫉妬して邪魔する」だったのですが、発病後は主に「”これからはあなたの希望に沿うべく努力を惜しまない””あなたに懺悔の思いでいっぱい”という態度」であったと思います。
    (多少重複してますが)
    で、バイトして勉強して、一人暮らしして母が全く教えなかった家事を全部自分でこなすほど元気だったのが、20年間家でぐったりと過ごすほどに疲れきっていました。
    今、母がどこにいるやらさっぱり分かりませんが、AS元彼が残した頭痛が残る他は私は比較的元気です。
    それ以前はとにかく、洗濯物まで母(後はヘルパーさん)が洗って干してたたんで、という状態だったので、話にも何もなってませんでした。
    (今思えば、母自身も勝手は尽くしていたものの、最後は父への「依存」が体に来たのか、末梢神経が麻痺してほとんど歩けない状態でした・・・それもあって、あと百歳を超えるジャイアン祖母・・・昨年末亡くなりましたが、のために介護ヘルパーさんが来てたんですけど。)
    PS;AS父の愛着は、残念ながら(?)私にはやはりあまり向いてないみたいです。介護でなく、実費になったのにヘルパーさんが来続けているのは、私のためにかなり無理しているんだと思いますが、昼間はいつもカラオケに行ってしまって、私とはほとんど口は利こうとしません・・・
    嫁き遅れた私を、何とかAS彼のところへ嫁がせようと、何度も話し合いには行ってたんですけど、AS同士で高飛車な喧嘩になってかえってよくなかったです・・・
    今、クールな周囲が父の老後の世話しろモードになっているのが辛かったりします。弟は遊び人で、実家の苦労からは逃げ回っているだけなので。

    • エイト
    • 2008年 8月 28日

    偶然に先生のブログに出会えたから、回復しつつあるだけです。
    もしあのまま、多数派カウンセラーと小児科だけにお世話になっていたら、いまでも長男は身体症状で苦しんでいたにちがいないと思います。
    それに私は自分も ”親からの支配&機能不全家庭” でACになったのに、同じことを長男に繰り返したわけですから、大バカヤローで最悪なジャイアンです。
    ・・ため息がでます・・
    でも、先生のホームページに書いてあったように、「本気で自分を変えたい人」ならきっとどうにかなれると、希望をもって参加しています。
    私は実家を出てから20年以上(親を完全に無視してから5年近く)経ちますが、ほぼACから回復したのではないかと自分では思います。
    ・・とても、とても長いですね・・
    自分の ”ジャイアン的意味不明さと子ジャイアン問題” にこれからも向き合っていきます。
    青春ドラマじゃないですが、むーんさんも一緒にがんばりましょう。(もうモグラの穴に落ちたりしないように・・)
    (お父様の世話よりも)むーんさんの健康管理と精神衛生を第一に考えてくださいね。

    • エム
    • 2008年 8月 28日

    むーんさん・・質問しても良いですか?
    受動型ASの夫と息子がいる、のび太のエムと申します。
    むーんさんのコメント全てをしっかり読んでいるわけではないのですが、最近気になって仕方のない事があります。
    むーんさんのお母様はいなくなってしまわれたようですが、それはお母様の意思ですか? 家族の方の意思ですか?
    勝手にお母様に感情移入してしまって、なんだか切ないのです。お気に障ったら、スルーしてください。

    • むーん
    • 2008年 8月 28日

    ごもっともです・・・(と、言っても前に一度カキコしましたが・・・)
    正確に言うと、AS彼との交際を母が禁止したため、特別に激しい口論になり、(その前のヤの字と付き合えと言われた時も、かなり大騒ぎになったんですが、)
    私が母に手をあげようとしたら、母が119番して、「娘が病気で私を殺そうとしています、助けて下さい」と言ったんです。
    で、救急車と警察が来てしまって、母は別に怪我はしていないので、「どうもお母さんが入院したほうがいい」という事になりました。(ちなみに、ドクターにも一切の接触を禁じられています。)
    でも、最近父がひっそりとアパートか何かに移した模様なので、無事は無事だと思います・・・
    ご心配おかけしました。

    • エム
    • 2008年 8月 29日

    むーんさん、わざわざお答え頂きありがとうございました。
    もう1年以上前の事です。息子の養育法で夫婦でもめて真っ向から夫と衝突したのですが、子供がからむとそれまでは私に服従気味だった夫が豹変して私を追い詰めてきました。
    今思えば、(母に意思表示を強要されて)物言えぬ息子が、自傷するのでなく父を動かす事で私を脅しにかかった気がします(もちろん無意識で)。
    夫は私の行為を「息子虐待」として、あくまで冷静?に詰めてくるので、感情的な私は狂人に仕立て上げられてしまいました。よくある話だと思います。感情的になると不利です。
    その後紆余曲折があり先生のホームページに出会い、彼らが実は受動型ASだと自覚したので、私が一応復活出来たのです。(AS男性は、種の保存意識か子孫を優先する?気がします)
    我が家もいろいろ試そうとしたのですが、いつも「お金」がネックでした。地獄の沙汰も金次第・・? むーんさんは裕福そうなので羨ましいです。

    • むーん
    • 2008年 8月 29日

    エムさん
    いや、かなり無理してます・・・父が、介護認定を受けてくれればかなり楽になるんですが、民生委員に連絡したら、「お父さんはまだボケていない」と逆切れして、逆効果でした・・・
    今んとこ、洋服は、ハードワークの代わりに高給取りのヘルパーさん(すごく親切)が、買ってくれる形になってます。
    今日、中間施設を見学してきたのですが、使用料と交通費が馬鹿にならないので、近所の作業所に通おうかと思ってます。

    • むーん
    • 2008年 8月 31日

    ・・・前言撤回いたします。
    昨日、某友人からかかってきた電話は凄まじかった。2度の離婚を経験し、(しかも2度目は、男色家の偽装結婚に引っかかったもの、)底つくまでの貧乏を経験し、病に倒れつつも現在もコンビニで深夜まで働いているとゆう・・・
    私は、着る物食べる物寝る所あるだけで十分幸せなんだなぁと思った。
    PS;ただし、(言い訳がましいが)彼女の場合、実にいいお母さんがついていたりはする・・・(最近認知症ぎみだそうですが。)精神的苦労ばっかしてて、物質的苦労がないと、私のようなごくつぶしが生まれる、という絵に描いたようなお話でした・・・。

    • むーん
    • 2008年 8月 31日

    (PSになります)
    その彼女から、さっきメールが来て、「働くのは”苦労”ではない、疲れるけど”生きがい”。むーんさんも”なにか”仕事でなくていいから見つけられるといいね」と言われて、痛く恥じ入りました。
    社会的自立を焦っていたけど、まず自分に必要なのは、「自分で決める事」そのためには「自分らしく生きる事」なのかなと感じました・・・
    発達障害の人間にとって、難しい課題だとは思いましたが・・・チャレンジしてみます。

    • ぴよよ
    • 2008年 9月 20日

    >「自分で動かない」スタイル
    >「相手を病気にするウィルス」
    受動型本来の“自然体”とは(極端な表現をすると)
    奴隷や家来のようになる。

    バラ色の見返りを待つ。待ちこがれの気持ちを押しつけする。

    一時的に積極奇異の言動になり「釣り鐘ごと相手を焼き殺す大蛇」妖怪になるか、
    エネルギーがなければ自分が心因症になって、状況に見合った代わりの愛着相手を捜す。
    を繰り返すことなのでしょうか。
    だとしたら、それに逆らっている(はずの)私は、一生心因症と縁が切れないことになり、常に病みながら“ばい菌”として人様に謝りつつ生きることが、一番現実的なちょうどよい方法になるのかもと思いました。
    (ちなみに“ばい菌”は小学校低学年の頃にいじめっ子が使っていたあざけりです。)
    ネット外で会える人間にも、発達障害について会話が通じる人が少数居ることも分かりました。なんべん聞かされても分からないポジティブ思考法も、正直に否定し続けると受け入れられることも分かりました。
    しかし、心因症状を治す具体的な方法に話題を移すと、どうしても何か、現在はずせない部分を妥協しなくてはならない気がしてきて、今まで過剰適応してきたところ、ぎりぎりで取り繕っているところを止め、人に迷惑をかけなければならなくなり、想像するだけでもイライラッときます。
    もう職場始めご近所にも、雪掻きしない、アパートなのに深夜にシャワーなど迷惑かけていて、自分に名誉挽回の見通しが見えないんですけどね・・・。

    • るる
    • 2013年 8月 04日

    >子供のときに「自分で動くしかない」ことを自己責任の環境下で厳しくされることで身に着けることのほうがトータルの苦しみは少ないと私は思う。
    私はずっと「無人島でも生きていける力のある人に育ってほしい」と考え、小さいころから何でも一人でやらせるように、子育てをしてきました。
    しかし実際に行ったことは、自覚のない「過干渉と先回り」。子どもの前に予め障害を取り除いておいた道を用意し、その道を歩かせていただけでした。結果、子どもの依存を強めてしまったように思います。
    >受動型ASと分かった時点から、「現実的な苦労」をさせることは最低限必要で、特に経済的な自立、社会的に仕事を持つようにすることについては決して甘やかすことをせず、厳しく育てることが重要だ。
    おっしゃる通りだと思いました。
    こちらのコメント欄に、母親の立場から子どもとの距離を広げた例が掲載されていて、参考になりました。
    「ゆっくりやっていく」というところが私にない視点でした。
    ◎日々のチェック項目
    ・自分への抑圧をかけていないかチェック
    ・パートナーと子どもに圧力をかけている可能性を疑う
    ・経済的負担は家計費の上限まで、独自の倹約はしない
    ◎わたし風の偏屈宣言(親族と、お世話好きな知人方へ)
    「はい、我が家の現状は普通じゃないかもしれません。ご指摘ありがとうございます。ところでそのことで、貴方様に現実的なご迷惑をおかけしましたか?はっ?精神的苦痛がある?それは申し訳ないです、不完全な家族でごめんなさい。これが我が家の現実です。」

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