ジャイアン(私は自己正当化型ADHDと呼ぶ)について多少分かってきた段階で、ジャイアンとASについてコメントしておこう。
ジャイアンとAS① ジャイアンとASは似ている
例えば「自分に不利な話題を消さないと居ても立っても居られない」というような激しい自分を正当化しようとする反応は、一部のASと非常に良く似ている。
ADHDとして(時には非常に重症に)状況が分からないながら、「相手が自分を否定しているかどうか」だけには直感的に鋭敏に反応でき、その意味に限って相手の表情を読めたり、自分の不満を自分の表情で表せたりする。このあたりの「ぐちゃぐちゃ」した感情的な部分がASに似ている。
直系親族や特定の「思い入れ」の相手に対し、(「相手は見えていない」ながらも)愛着に似たこだわりを示す。マザコンや長男を溺愛するパターンは多い。なぜか配偶者には支配的になる。
自己評価は、ほとんど下がらないか、または「病的に極端に下がる」かのいずれかである。自己評価が下がったときには、強迫症状、うつ状態、頭痛やふらつき、動機などの身体症状を伴う病的な反応となることが多い。この自己評価が下がった「ジャイアンのAC」は、(私もその一員だったが)見た目も行動も非常に奇妙な人々だ。
せっかちで、「待てない」分だけ逆に時間に厳密だったりする。強迫的な傾向のために注意欠陥は逆に目立たないこともある。場当たり的なくせに、「後悔するならはじめからするな」とASのようなことを口走ったりする。
「相手の立場に立つことが出来ない」点もASに似ている。ジャイアンの場合はそういった「自分自身から離れた想像」が非常に苦手だ。これはASにも言えるのだが、少しニュアンスが違う。
ジャイアンには自閉症的なこだわりも多い。私は時々、ジャイアンを「ADHDとASの合併」と考えるべきかどうか迷うが、次回から述べていくいくつかの明らかな違いがあるために今は合併という考え方は採用しない。
私の母はジャイアンだな~と思っていたのですが、何となく、私も当てはまるところが多くて、少なからずショックです…。
人によってジャイアンが出たりします。
弱い相手にはジャイアンになり、
強い相手にはのびたのようになり…。うーんなんなんでしょう。
>「相手が自分を否定しているかどうか」
これはすごく敏感です。
電話口であくびされただけで「あぁ切りたいんだ」とか思ってしまうし、連絡が無いだけでむかついて不安で、それが彼氏だと別れたくなったりします。
時間はルーズだし、無くし物が多いですが。
>「相手の立場に立つことが出来ない」
これは当てはまります。
他人とか、知り合い程度だと気を使って相手の立場に立てるのですが、彼氏だとだめですね。
たぶん
彼=自分の所有物
と考えてしまうような気がします。
しかもACで自己評価が低いので、余計に人に頼って安心感を得ようとしてしまうし。。。
うーんやっかい。