AC、人格障害関連

高校入試の「配慮願い」

 高校受験のシーズンになった。中学3年生への説明会が終わり、1月には高校入試の願書を提出する。

 沖縄県の高校入試であるお母さんから教えてもらった。入試本番での「配慮願い」という書式が願書の中に入っている。

 「沖縄県教育委員会」 > 「県立学校入試」 > 「県立高等学校入試関連情報」
 > 「平成25年度 実施要項および出願様式等」 の中の、「10.様式」をクリックすると様式が全部出て来るので,その下から二番目(参考様式1)にある。

 http://www-edu.pref.okinawa.jp/kenritsu/gakkonyushi/01_shutsugan/index.html

 書式の一部を抜粋すると

 1 障害の状態について(該当する障害名に○をつけて状態について記入してください)
   視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱・発達障害等
(障害・疾病等に係る診断書の提出もしくは、身体障害者手帳等の写しの提出が必要です。)       
                        」
 と、ちゃんと発達障害も書かれている!

  ある受験生では、本人と母と相談して、試しに「試験時間を1.3倍に延長」を書き入れてみた。認められるかどうかはまだ分からないが、沖縄県も発達障害支援が進んで来たものだ。

 来年の受験の人は、中学校はまだよく分からないところも多いと思うので、学校に問い合わせましょう。

 今からが提出の時期になります。

 (ついでに) 今度中学3年で受験生になる人は,来年度の受験の相談を学校と開始しましょう。

 その相談にこの書式をプリントして行き、一番下の


 3 現在、学校生活において配慮している措置(中学校の定期考査等で行っている配慮)
                        」
 の部分を、先に相談しておきましょう。
 
 これが入っているあたり、「ありがとう」と言いたい。


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コメント

    • maru
    • 2012年 12月 29日

    初めまして。
    最近ようやっと人生どん詰まり、とうとう逃げられないところまで来た24歳の男です 
    絶望的な気分で何とはなしに自分の特徴を検索していたらこのサイトに辿り着きました
    自分の自意識と周りとのズレが現実的な問題として出てきたのは、親の転勤で都市部から地方へ転校した小6の頃からになります
    発達障害という分類はネットを始めたとうの昔に見聞きしていたのですが、「自分がそんな“弱者”であるはずがない」と忌避し直面化を避けて来ました
    その途中にはまず高校中退、一流大学への受験を志すも全く勉強をせず希望でない大学に入学して中退、今は確固とした意志もなくデザイン系の専門学校に通うという場当たり的な経過を辿ってきました
    劣等感は中学頃にピークを迎え、この10年“失敗”したその部分を何とか払拭しようと独りでもがき、途方もない夢を見、砕け、今やっとまともな現実観を取り戻したところです 
    数か月前まではそのある分野において、自分の特別で絶対的な才能を本気で信じていました でも今はそれは社会から逃げる為の夢想だったんだと納得できています
    と、やっと見つけた自らの苦悩を吐けるフィールドで、それも出来ることならば直接相談できればと切に思うのですが書き始めたらとてつもなく長くなるので差し当たって、今直面している職業選択についてヒントを頂きたいと思って書きこんでいます

    • maru
    • 2012年 12月 29日

    • 匿名
    • 2012年 12月 29日

    これは間違いなくYANBARU先生の長年にわたるご努力奮闘の成果でしょう。
    お子さんが体験された方のコメントをぜひ。

    • JET
    • 2012年 12月 29日

    試験時間の延長もいいですね。どんどん希望するべき。私は皆とは別の日でか一人別室でとかしたいですね。すごく監視してもいいから途中でぶらぶらさせて欲しいとか我が儘すぎですか。
    私の生まれ育ちは神奈川県で、アチーブメントテストがあった頃高校入試でした。あの方式は賛否両論ありましたが、テストに慣れるし入試当日の緊張が薄れる点では良かったと思ってるのです。。私の場合テスト漬けにしないと勉強しないし、面接重視されたらもっともだめだす。

    • maru
    • 2012年 12月 29日

    ああコメント反映されるまで間があるんですね ずっと奮闘してました;
    先述したとおり自分は基本的なADHDの症状の他、当座の問題と自己の能力とのズレから目を背け頑なに優位性特別性を信じようとしたり、
    また物心ついた頃から心の奥底に横たわっている漠とした虚無感“世界に一人”という不安と誇りから先生の分類でいうところのジャイアンADHDが基盤にあるのかなと思っています
    ただ高圧的な態度や他人を利用して直接的に人を傷つけるといったことは全くありません。これは一重にあまりに柔和で温厚な父親の存在に依るものなのかなと思います 
    しかしまたその影響で暴力や軽いイジメを受けてもヘラヘラするだけでやり返せないという所謂二重拘束が起こっていたと考えています(心の中では「なんで自分がこんな“下の”奴らに笑われないといけないんだ」と思っていました) 
    ジャイアント被るとされる自己愛性人格障害にも“顕在的”と“潜在的”に分けられるようで、自分はその後者に当たると考えています
    と数週間前にこちらのサイトを見つけてからというもの寝る間も惜しんで読ませて頂いた結論が まず間違いなく自分は発達障害という枠組みの範疇に在るのだろうということです
    その上で来年4月からの社会参加を前にした職業選択なのですが、自分は一体どういった方向性で社会に紛れていけばいいのか本当に悩んでいます

    • maru
    • 2012年 12月 29日

    今自分が身に付けているスキルと呼ぶに値するものは全くと言っていいほどありません 好きなものもありません ただ唯一パソコンにだけは10年前より慣れ親しんでいて平均よりかはタイピングが早いかなというくらいです
    またADHD特有の“気になったら納得するまで諦めない”という性質から(ネットサーフィンですが)、一日中PCと睨めっこしても耐えられるという自負があります 
    この二点から自分はプログラマー又はシステムエンジニアとして一人で食っていける技術者になりたい、なるべき、なるしかないと考えるようになりました 
    先生のHPにも技術者にはADHDが多いとありましたし、特にプログラマーはADHDの粘着性や抽象的な気掛りを活かせるスポット的な職なのではないかと社会参加への希望を見出すに至りました 家庭を持つ意志は今のところ全くないです
    この選択について先生の御意見をお聞かせ願えないでしょうか 実際に患者さんがPGやSEとして生活できているといった事例はあるのでしょうか
    またスキルがなくとも就けるADHDに適した職業というものは他に何があるでしょうか 
    とりとめもなく長文すみません 
    ここでいいものなのか分かりませんが、今時間が込んでいて心療内科にかかる時間がとれないので書き込んでしまいました
    そして何より苦悩を和らげて下さってありがとうございます

    • 道産娘
    • 2012年 12月 31日

    この記事を読んだとき、(自分とは直接関係のない内容にもかかわらず)なんだか心が温かくなりました。
    中学の時不登校気味で保健室登校をしていて、会議室でテストを受けていた時期があったのですが、これも「学校生活において配慮している措置」に含まれるのかな。
    (もちろん、発達障害と診断された上での話ですが)

    • 匿名
    • 2012年 12月 31日

    >maruさん
     参考にならないかもしれませんが、小生は人の倍以上頑張っても成果を出せないことがしばしばあります。
     そのときに大事なのは、他者の評価に耳を傾けることだと思うのです。最近気づきましたが。
     自分の大好きなことを寝食を惜しまずに没頭すれば、かなりのハイレベルに達することは可能だと思います。
     ただそれが、特に職業的なスキルに関しては、自分だけでなく他者も認めてくれるかどうか、もっと言えば「他者が自分の仕事に対して貴重な時間を割き、相応のお金を支払ってくれるかどうか」を確認することではないかと思います。
     ちなみにバブルの時代、人のいい親戚は反対を押し切って銀行員を辞め、独立してプログラマーをやっていましたがいまひとつ需要に合うものを作り出せず、借金だけつくってバブル崩壊のときに破産してしまいました。
     自分のすべてをかけて熱中できることは大変素晴らしいと思います。ジャイアンADHDの小生もそういうところがあります。
     でも人間は食べて生きていかねばなりません。この資本主義自由経済(という国際金融資本に独占された悪魔的な)社会で生きていくうえには、他者に認められてお金を払ってもらわねばなりません。
     もちろんYANBARU先生に同じような職種の方がどうされているのかを尋ねて確認されるのも大事だと思います。でもYANBARU先生は多忙すぎて個々の事例には十分対応される余裕がないと思いますので、それをおわかりの読者の皆さんがきっとこのコメント欄にいいアドバイスをされるでしょう。
     小生は他の観点から少しお話させていただきました。
     もし参考になりませんでしたらご容赦ください。
     話はかわりますが。
     今年もありがとうございました。なんとか生きていけました。
     来年もYANBARU先生と、ここに集う皆様方のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。(職場のPCから年末最後のご挨拶です)

    • maru
    • 2012年 12月 31日

    >Paul Carpenterさん
    アドバイスありがとうございます。 いえ参考になります 
    そうですね、この社会で生きていくということはそれに見合う需要を作りださねばならないということですね 
    ちなみに僕は学校を入っては辞めを繰り返してきたので既に奨学金が500万ほどあり(親も協力してくれると言ってくれていますが)、モラトリアムを引き伸ばす余地はありません
    おっしゃる通り好きと仕事になるかはまた別ですよね ただ今の僕のエネルギーになるものとしては技術者への“憧れ”しかなく、スキルも資格もないのが事実です
    親は未経験なのにそんな博打のような道より製造業などのいわゆる無難な仕事でいいじゃないかと言います 
    しかし思い出もなくスカスカで灰色な今の精神で、そういう作業的な生活に入ると思うと空しさに殺されるような気がして不安でたまりません
    そもそもこの自意識過剰さが既に致命的な誤りで身の程を知らないが故の勘違いなのかも知れませんが、学校の先生などはまだギリギリ夢をみていい歳だと言ってくれます
    なのでその言葉を碇にこの状況を踏まえ、今一度やってみたいことに挑戦してみようと考えています
    とにかくここから先は一社会人としてあらゆる行動に責任と価値が求められるということを自覚し、その上で被る結果にだけは目を逸らさないようにしたいと思います というより逸らせないでしょう
    その時は新たな納得を得られていると思うので、また生きることを第一に考えてやっていこうと思います
    改めて社会に出るということの覚悟を再認識しました ありがとうございました
    先生が多忙というのは発達障害への見識が社会に広まっているということなのでしょうか 
    脳の器質的な違いは学がないのでよくわかりませんが個人的には、そういうある面悪魔的な資本主義国家において“理”を通そうとすればこれはもうジャイアンへと変容する他ないのではというのがブログを読んでの感想です
    とにかく今自分がスタート地点にいると思えていることが好運です。

    • 匿名
    • 2013年 1月 05日

    >そういうある面悪魔的な資本主義国家において“理”を通そうとすればこれはもうジャイアンへと変容する他ないのではというのがブログを読んでの感想です<
     maruさんへ。
     すごいと思います。この考察は。ジャイアンの小生も思わず身震いしました。
     現代社会においては「理」そのものが変容してしまったのではないか、とも受け取れます。
     義理も情理も正しい論理も無くなり、無理や不条理や屁理屈ばかりが横行する、幅を利かせる世の中になってしまったのではないかと。
     「理」は一握りの権力者たちの欲望に取り込まれてしまったのではないかと。
     毎日多くの人々が自ら命を絶ち、身勝手な戦争やテロで命を奪われるこの世界の現状を深く考え、少しでもよくするために必要な何かが提示されたような気がします。
     ぜひともmaruさんの素晴らしい頭脳が他者からも求められる適切な技能を得て、この混沌とした、先の見えない社会で大いにご活躍されることを祈念させていただきます。
     貴重なコメント、こちらこそありがとうございました。

    • ちぃ
    • 2013年 1月 30日

    試験時間の延長の件、昨年(24年度)から大学受験センター試験でも、発達障害の特別措置申請(時間延長など)ができるようになりました。
    このたび(25年度)で、ADHD息子のために時間延長と別室受験を申請してみました。
    別室だけが叶えられました。
    どういった基準なら1.3倍の時間延長が可能になるのか知りたいところです。1.3倍の時間延長を獲得するためには、障害をどのような形で示せばいいのか? わかりませんでした。
    医師の診断があるのだから、ちゃんと対応して欲しいところです。
    (時間延長になったなら、あせらずに試験に取り組めたと思うんです。いや~、そんなに得点かわらなかったなか~?)
    沖縄県の発達障害への対応は、センター試験みたいなモヤ~とした判定ではないことを祈っております。

    • wish
    • 2013年 3月 06日

    3月7・8日に行われる平成25年度沖縄県立高校入学者選抜学力検査に際して「障害のある生徒の学力検査等に際しての配慮願い書」を提出したところ、3月5日に在籍中学校の担当者からの返答文書を、受検者である息子が持ち帰って来た。
    「配慮願い書」について 返答事項
    県教育委員会より回答がありましたので報告致します。と、3月4日(月)に○○高校から連絡がありました。
    ①別室の希望(トイレに近い、付き添い者の入口までの同伴) について
     *別室受検可能。 別室にて受検するよう対応できていま  す。
     *前日の下見の時・・・○○高校事務に、別室にて受検す  るものですと申し出て下さい。職員が会場まで案内しま  す。とのこと。
     *付き添い者の入口までの同伴もOKとのこと。
      試験中の待機場所は、待機場所があるので、そちらでお  願いしますとのこと。
    ②拡大文字問題用紙(下書き用紙、計算用紙)について
     *NG
      受験者全員同じ問題用紙の大きさでお願いしますとのこ  と。

    • wish
    • 2013年 3月 06日

    ③口頭での注意事項の文書による伝達について
     *対応できます。
      注意事項は文書にて伝えます。とのこと。
    ④試験時間の延長について
     *NG
      受験者全員同じ試験時間でお願いしますとのこと。
    ⑤面接は個別面接を希望について
     *対応できます。
      個別面接を行うよう準備できています。とのこと。

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