自己診断の構想に対してご尤もなコメントがあり、先に全体の構想を説明しておいたほうが分かりやすいと思い、いったん脱線して今後の予定を書いておきます。
私自身が当事者として、またコーチングを担当する医療者として、確かに医療のサポートの必要な人も多いですが、そうでない「医療にはかかるほどではないけれど、自分も行き方の参考のために必要だ」という発達障害の人が相当多くおられるだろうと考えています。
主にそういうニーズに応えるものとして、自己診断ガイドおよび自己コーチングのガイドまでつくってみたいと考えています。
目次は以下のとおりです。
A.自己診断ガイド
1.はじめに
2.発達障害を疑う自覚症状
3.脳の働きの少数派の認識
4.AS傾向とADHD傾向
5.ASの中でのタイプ分類
6.ADHDの中でのタイプ分類
7.発達障害の部分と二次障害の部分
B.自己コーチングガイド
1.はじめに
2.発達障害の自己理解
3.周囲の理解を求める
4.自閉的な生き方と社会参加
5.自分はどの道を選ぶか
6.支援者の活用
ざっとこんな予定でまとめていければ良いなと考えています。
私のイメージでは、「自己コーチング」は、AS、ADHDの各タイプ別にワークブックのようなものを作って自分で書き進めていき、時々(支援センターなどの)ケースワーカーのところに行って客観的なコメントをもらうという形で進められると思います。
少しずつ進めますので、どうぞ皆さんいろいろなご意見をお願いします。
http://www7.ocn.ne.jp/~k-goto/
こんにちは。具体的な全体の構成図が記述されて、YANBARUドクター様の
方向性が、理解できてきました。ご配慮ありがとうございます。
「医療にはかかるほどではないけれど、自分の生き方の参考のために必要」
「医師による診断を受けられないれど、自分の状態を知りたい」という
人たちを中心にした、自己診断ガイドおよび自己コーチングのガイドなのですね。
目的が明確になりました。
私は昨日まで、このような全体像を想像できなかったので、
前回の私の書き込みは、ずいぶんと的外れだなと思います。
どうやら私の物事に対する接近法は、ピントはずれのようです。
これが、場の雰囲気を読めないという状態なのですね。
yurin 様、私の書き込みを、真剣に読んでいただいて、ありがとうございます。
私は言語化能力が低いので、おかしな内容でしたら、指摘してください。
なお私は、他者が本人自身のことを、自己診断で発達障害を名乗る事に
対して、否定をすることも肯定することもできません。
自己診断で発達障害を名乗るという判断は、本人自身のみが可能な
ことですから。
以上です。
ALIVE様
こちらこそありがとうございます。
先のコメントで言い忘れてしまったのですが、貴方が書かれた文章は私にとって、とても読みやすかったです。
おかしな内容、ということは全くありませんでした。
自己診断で発達障害を名乗ることの判断は、当然のことながら容易にしてはいけないと、私個人的に考えています。
ある程度、専門家の関わりがあって、最終的に本人が決める・・・という形が理想かと思います。
こんにちは。
こういうコーチングガイドみたいなものをずっと欲しいと思っていました。
発達障害専門のコーチングがあるのが理想、でも身近に利用できる確率は少なそう。ならば、今かかっているカウンセラーや医師をコーチにできないかなと。
今の段階でなかなかいいアイデアはでてきませんが、(すみません。たたき台が必要です)、楽しみにしています。