ADHD関連

今後のこのブログへの書き込みについて

注記:今後このブログの書き込みに関しては、基本的にジャイアン型を含むADHDを中心とする方針とします。ただし、実際にカップルや家族として関わる以上、ASのことは話題にはします。しかしその目的は「ジャイアンを含むADHDにとってのAS」ということであり、それに対して「ASの立場」を主張されたいときは、ここではなく、別の場所で主張を展開してください。

 ASの方のコメントについては、「前向きにADHDに参考になる限り」という限定で管理者が判断して掲載することもあります。ただ管理者は全コメントに目を通す必要がありますので、はじめからASの立場だけを主張する目的の場合はどうぞ自制してください。それが見られない場合は私の精神的負担が大きいので、内容を見る前にそのHN毎掲載しない方針とします。

 また、ジャイアン諸氏用にクローズドの掲示板も用意しました。希望者は管理者のHPからメールでパスワードをお問い合わせください。

 ASとADHDが理解し合うことを私は目指しますが、少なくともあるタイプのASとあるタイプのADHDに関しては、有害としか言えない「最悪の相性」が存在することが分かってきました。逆にその困難さがはっきりと分かることもお互いのためであろうと思います。

 今後この場は、「世間にジャイアン当時者がお互いに語り合う機会がほとんど無い」ことを重視して、ASの方との相互理解は主な目的からはずします。

 ジャイアンを含むADHDについて理解されたいASの方が閲覧されることはご自由ですが、繰り返しますがASの立場を主張するのは(私の責任ではない)別の場所でお願いします。


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コメント

    • あおがえる
    • 2008年 6月 30日

    方針が決まったこと嬉しく感じます。
    「世間にジャイアン当時者がお互いに語り合う機会がほとんど無い」
    そうなのですね。ジャイアンもテキスト媒体の接触は精神的に楽だったりするのでしょうか?
    「少なくともあるタイプのASとあるタイプのADHDに関しては、有害としか言えない「最悪の相性」が存在することが分かってきました。」
    これまでの人生で、ある人とは話しても喧嘩になりそうと思われること、またなりかけた事が何度かありました。こう言う事なのかもしれないと思いました。

    • lune
    • 2008年 6月 30日

    あいまいポジションの私は,ここで発言していいのでしょうか。
    多数派やASの立場を代弁しているつもりはなくても,そういう中途半端さを不快に感じられている純系ジャイアンの方たちがいらっしゃるような気もするのですが・・・

    • kei_
    • 2008年 6月 30日

    今後の先生の方針を読ませて頂きました。
    自分の立ち位置としては、自分自身の内面の?(ハテナ)の探求と共に、私の周りの人たちとの関係についての?(ハテナ)も紐解きたい気持ちを持って、こちらで学ばせて頂いています。
    自己診断では、中途半端ではありますが、「ジャイアンのAC入り」かと、思っていましたが、「ジャイアンの攻撃モード」の記事では、スイッチが入りませんでした。
    普段から、滅多に・・イヤほとんど・・・じゃなく、まずもって、このモードにONしません。
    ACが取れたら、キチンと??攻撃できるのかもしれませんが。
    そんな中、youさんのコメントが一番、すんなり入ってきました。
    しかし、youさんは多数派とのこと。
    攻撃モードに関しては、自分がジャイアンかもしれないはず、にもかかわらず、
    ジャイアンが怒っている時の接し方を学ぼうとしている私でした。
    そして、ADHDやASが、おのおの、自分はどういう時にスイッチが入り、また、自己突っ込みをし、認知の修正を試みたのか・・・などを語り合う方向へ向かうのかと思っていた自分にも、気づきました。
    それは、AS的?な思い込みだったのかも・・・。
    ここに数回ですが、ようやく書き込みをすることができてきて、自分が見えてくるのですが、今後の先生の方針に逸れてしまうキケンもでたのかも・・・と。
    AC取らないと、先には進めないのは、確かにそうなんですが・・。
    自分的には、書き込みしただけでも、少しは取れたかな・・・でしたけど(笑)。

    • エイト
    • 2008年 6月 30日

    今後、この場は ジャイアンであるYANBARU先生が運営するADHD(ジャイアン含む)によるADHDのためのコミュニケーションの場です。
    ジャイアンと同じマインドを持つASあるいはジャイアンにとって有用なASの発言のみ掲載することはあるかもしれない。
    それを理解できないで投稿すること自体が迷惑であり無駄なこと。
    こうして文章にしてやっと安心できます。
    もうここではASの持論やAS的思考を「披露」される心配がないということす。
    これで本来の自分を取り戻せるジャイアンも多いのではと思います。
    先生の3T(辛い、疲れる、つまらない思いをする)が軽減されることを願ってやみません。

    • むーん
    • 2008年 6月 30日

    どうしてですか?luneさん。luneさんの発言はいつも面白いですよ。私も、先生の診断は受けていませんが、(多分純系ジャイアンだと思います)luneさんの発言を、不快に思ったことはありません。
    むしろ、ジャイアンの立場を愉快に解説してらっしゃると感じています。

    • 匿名
    • 2008年 6月 30日

    あくまでもこのブログは1人の医師が同じ障害で苦しむ人たちのために、多忙な日常診療の合間をぬって、ストレスにも耐え、睡眠時間も削ってボランティアで開設運営しているものであることを皆忘れないで欲しいと思います。

    • lune
    • 2008年 6月 30日

    むーんさん,温かいコメントありがとうございました。
    強烈なジャイアン母に徹底的にコントロールされて育ちましたので,その圧制下でどう生き延びるかを覚えるしかありませんでした。
    なので,攻撃モードに入りそうなジャイアンの雰囲気にはカラダが反応してしまうところがあるかも知れません(笑)
    母親がそこまで圧力をかけてきたということから,逆に,物心つく前後の自分は子ジャイアンだったのか知らん?と思ったりするのですが,先生のHPを参考に自己診断をしようとしても,どっちつかずな感じが続いています。
    たぶん,おとなしく黙ってはいられないと思います。
    せめて,ジャイアンの皆さんに不愉快な思いをさせないで済むように心がけたいと思います。

    • むーん
    • 2008年 6月 30日

    家は、多分父がAS,母がADHDですが、luneさん、私も先生のHPを子細に見ていたら、どっちか分からなくなって来ました。(ぐらっ。)
    専制的な彼(むろんAS)といると完全なジャイアンなんですが、実は女友達からはよく「”千秋”ことオレ様女」と言われるのです・・・
    男性相手に、自分を適応させようとすると母の行動様式に似てくるんですが、気心知れた女友達相手には、完全に「井戸の中のAS、頑固親父そっくり」です。
    これは、一度先生の診察を受けた方がいいですね・・・(例の彼も、ADHDの傾向のあるASと勝手な判断をしていましたが・・・)。実は、8月に専門医の予約を既に取ってありますので、それではっきりするかと思います。

    • 紫峰かざみ
    • 2008年 7月 16日

    3月に同様のエントリにコメントさせていただきました、AS女子です。ご無沙汰しております。
    先生のご決断を支持いたします。
    少々確認したいことがございますので、後ほど、このアドレスから問い合わせのメールを送らせていただきますね。
    (身分をある程度明らかにした方がいいと考え、以前とは違うアドレスを記入しましたが、ご了承ください)

    • さーこ(AS)
    • 2008年 12月 04日

    YANBARU先生、こんばんは。
    このブログに時々投稿する自分のコメントが掲載されなくなり、なんで私のコメントは掲載されなくなったのだろうな…と静かに考え、このエントリの内容を今一度よく読んで考え、再確認するに至りました。。(どうもスミマセン…)
    今現在、リアルの環境がだいぶ整っており、服薬を続けながらのカウンセリングを定期的に受けて、ようやく医師から、「習い事か仕事をするかして、目標を見つけなさい」と言われるところまでたどり着きました。
    私は積極奇異型ASだけど、母は一体どのタイプなのだろうか、という事をずっと考え続けてきましたが、どうやら分類すると「ジャイアン」という事になりそうです(汗)
    (母の事をよく観察していくと、母は社会に上手く適応しており、人間関係も独自の方法で作り上げているようです)
    今まで母に愛着のあった積極奇異型ASの私でしたが、(合理的ADHDタイプのパートナーと付き合っていくうちに、徐々に愛着が母からパートナーへと移行しつつあります)、なぜ今まで母との関係がうまく行かなかったのか、このブログを読んでいるうちに段々と謎が解けかけてきているところです。

    • mario (AS)
    • 2008年 12月 04日

    個人的にはとても残念に思っています。
    ADHD的にASの反応を読み間違えているために生じる問題が多い気がしており、相互理解は重要だろうという考えを持っています。またADHDの行動がASから見てどう見えるかも同じく重要だと思って、書き込みや指摘を続けて来ました。
    一方で多くの記事にコメントを書きながらも、結局は送信しない毎日です。実際に送っているのは書いたものの2割程度でしょうか?読み返した上で、私なりにADHDにとって意味があると思ったコメントのみ送っていました。
    ただ、とても重要な指摘だと思って書いたコメントが掲載されない場合があったこと、こちらでのコメントに対する反応がここではなく裏になされているらしいこと、を考えると、私の書き込み自体がそろそろ余計なお世話になりつつあるのでしょうね(ASはきっと余計なお世話好きですから)。また、私が私自身の問題から離れて、ASやADHDに対する(学術的)興味に移っている事も問題だと自認しています。
    先生のこのスタンスに同意するものではありませんが、ここは先生のサイトですから仕方が無いと思って引っ込むことにします。私は実世界の方で、アスペルガーらしく、仕事と育児を何とか両立させながら、千秋ばりのスーパーアスペルガーを目指して頑張ります。
    私だけでは持ち得ない沢山の視点を与えて下さったYANBARU先生、私とのやり取りの中で認識の誤りを正して下さったADHDの皆さん、本当にありがとうございました。

    • mario (AS)
    • 2008年 12月 04日

    古い記事がコメントで上がって来たものと気付かずに、先生からサイトの立場に関して再表明があったのかと勘違いしました。
    ただ、先に書いたことはずっと考えていた事なので、ここを離れる良いキッカケになったと思います。あ、読むだけは読み続けると思いますよ。

    • むーん
    • 2008年 12月 04日

    ・・・私も、そろそろ投稿は止めようかと思います。意見がおありでしたら、ブログの方ではっきり言ってくださるのならまだしも、クローズドで色々と言われつつ、反論も謝罪も出来ないので、最近少々鬱状態です。(鬱にはそれなりの他の原因があることは承知しています。)
    私は、そもそも発達障害であるのか精神疾患であるのか、まだリアル専門医によってもはっきりしません。精神疾患であるならば、ここにいても場違いで仕方ないと思います。
    YANBARU先生の、暖かくまた率直な御姿勢には、深く感謝しております。その他の、勇気付けてくださった皆さんありがとう。

    • lune
    • 2008年 12月 05日

    「卒業」みたいなものでしょうか。

    • ひまわり
    • 2008年 12月 06日

    >私とのやり取りの中で認識の誤りを正して下さったADHDの皆さん~
    ごめんなさい。
    私は・・・ですが、決して認識の誤りを正しているのではないと思っていました。
    『認識』の『誤り』なんて思ってもいませんし、『正そう』なんて考えてもいません。(正しい、とか、間違っている、以外の判断や認識があります)
    ただ単に、ASの方のその表現や考え方が、私にとって不愉快で腹立たしい、とストレートに表現しただけで、
    そういうことを、ことば通りに受け取らないところが、ASの志向を拒否してしまう原因でもあります。(自分は、ことば通り受け取るから問題である、ことは自覚しています)
    marioさんの発信が、私を苦しめたこともありました。
    他の、ASを名乗る方や、多数派を名乗る方の書き込みも、フラッシュバックが起こり、動悸や軽いめまい等身体症状がでることがありました。
    ここは、あえて、『私は』・・・と前置きしておきますが、
    それ故、ADHDにとって心地良い場所での、ASの方の発言は、慎重を期していただけるとありがたいです。
    ブログ主にしっかり管理されているからこそ、たいていの書き込みは安心して読むことが出来、
    ここに来ることで、自分を知り、プラスに生きていこうと考えられる場所になっているのです。
    コメントを掲載するしないの線引きについての公正さについては分かりません。
    実際、フラッシュバックが起きそうなコメントもありますから・・・
    それは、私が読まなければいい!と突っ込みを入れられますし、
    読んだ自分が悪いんだ!と責任を取れます。
    当たり前ですが、書き込んだ人や掲載した先生に責任転嫁はしません。
    ただ、脳の作りが似てるだろうと考えられるブログ主のお陰で、
    鬱や身体症状が出る一歩前で、救われているのは事実なので、
    掲載されないコメントは、掲載されない方が、その他大勢のブロク仲間の為にいいんだ、と理解していただけたら・・・
    と思います。
    ・・・と、私のような者が熱く語る立場ではありませんが…YANBARU先生すみません。
    私は、PTSDなのかなー?

    • さーこ(AS)
    • 2008年 12月 06日

    ひまわりさん
    >ここは、あえて、『私は』・・・と前置きしておきますが、
    >それ故、ADHDにとって心地良い場所での、ASの方の発言は、慎重を期していただけるとありがたいです。
    >ブログ主にしっかり管理されているからこそ、たいていの書き込みは安心して読むことが出来、
    >ここに来ることで、自分を知り、プラスに生きていこうと考えられる場所になっているのです。
    >掲載されないコメントは、掲載されない方が、その他大勢のブロク仲間の為にいいんだ、と理解していただけたら・・・
    >と思います。
    私はまだ、ジャイアン母とどう距離を取ったらいいのか迷っている部分があるので、これからもブログは読んでいこうと思っていますが、
    掲載されなかったAS的コメントについては、後から自分で自分に対して「あ、これってリアル医師に話せばいい事だったじゃないか…」という風に、自己突っ込みを入れています。
    私は、このブログにコメントを投稿するにあたって、自分のコメントを事前にコピーアンドペーストで控え文書を取って、自分のPCにテキスト文書保存をしていたりするのですが、
    YANBARU先生の判断によってブログに掲載されなかったコメントを後から自分で読み返してみると、大体が意味不明だったり、依存的なうえに後ろ向きであるのが分かるので、
    やはりひまわりさんの言うように、>掲載されないコメントは、掲載されない方が、その他大勢のブロク仲間の為にいいんだ、と、 私はそのように思っています。
    最近は主に、むーんさんとぴよよさんのやり取りを拝見させていただいておりましたが、お二人のやり取りの中に率直な信頼があるのが垣間見えて、私の気持ちが温かくなったり勇気をもらったりしていました^^
    ひまわりさんのコメントから、私のこのブログに対する位置付けの再確認ができたと思います。
    ひまわりさん、コメントどうもありがとうございます。
    そしてYANBARU先生、ご負担をおかけしてしまってすみません。
    これからはAS的な事はリアル医師に相談して、現実的に解決する道を探るようにしますm(_ _)m
    luneさんの言うように、 >「卒業」みたいなもの  なのかもしれないと思っています…^^

    • ぴよよ
    • 2008年 12月 06日

    それぞれ個性的な能力や経験をお持ちだったかたたちがいなくなるのは個人的に残念でした。
    折角の珍しい経験や独特な感覚も、文章化されて初めて伝わり、読み手は学ばせてもらえます。傷を抱える発達障害者は沢山居ても、記録、伝達、発信ができるかたは私にとって貴重です。例えインターネットの世界でも一朝一夕にやすやすと見つかるものではなく、ここのかたたちのような人材を発掘した、このブログの存在力のなせる技だと思っています。
    話は変わり、我ながら俗な反応だと思いますが、クローズドの影響力はそれほどなのですか・・・。(レスは結構! 自己決定を私なりに尊重します。)
    私はASなので閲覧はしていませんが、私なりに、ごくたまに、意識の隅で(こんなこと書いたら、もしかするとクローズドで何か言う人もいるかもしれないけど・・・)と、そーっと意識することはありました。
    しかし、先生がこうして分けたときのことを思い出し、それでも書くのも私の責任、私の見えないところでどなたか何かおっしゃるのもまた自己責任、と思って私は書いてきました。鈍感なのでしょうけどね。
    >ASとADHDが理解し合うことを私は目指しますが、少なくともあるタイプのASとあるタイプのADHDに関しては、有害としか言えない「最悪の相性」が存在することが分かってきました。
    この現象を検証、そして、視点によっては私のような鴨もあぶり出せるような際どい実践をしようとしている場、としてここは誰もやらないことをやっている最先端の場だと思います。
    誰かが実験材料にならないと、新しいことは見つかっていかないと思っているので、私は私の神経が許す範囲でこれからも、将来の支援が進化するために「利用」してもらおうと思っています。
    >あるタイプ・・・
    とは、ACと二次障害が入ってる者が大半だと思います。今後支援が重要になっていくのも、この最も支援しづらいタイプ群だと考えています。だから・・・
    >逆にその困難さがはっきりと分かることもお互いのためであろうと思います。
    これをはっきり言えた先生は勇気があってすごいと思うのです。私のような一介のサラリーマンには恐くて、思っていても言えません。これからも爆弾発言をどんどんしていただきたいと思うのです。

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